美樹本晴彦のレビュー一覧
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ネタバレ4部はなかなかの名場面が多かった。
ダーカルでのシャアの長い演説。その節のタイトルが「道化」というのも意味深。シャアが演説している間、それを守るアムロというシーンのいいね。
また、悲劇の主人公ジェリドにとってのマウアーの死。Zガンダムはジェリドが可哀想で仕方ない。
そして、ジオンの亡霊、ハマーン・カーンの登場。
少女として書かれているから、おそらく、二十歳未満なんだろうか?
ハマーンは改めてるとなかなかにして美しく思える。その若年でありながら、ザビ家再興を胸に秘め、ミネバを支えている。
ミネバにも信用されていて、ただ利用しているだけではない様子。
次巻で最後。 -
Posted by ブクログ
Zガンダムのヒロイン、フォウの登場。
施設で4人目の実験体のためフォウ。もっとふっとんだ感じだったような気がしていたけど、小説では割と普通の女性に描かれていたと思う。
感じ合える異性という出会いが、カミーユとフォウを近づける。それをみていたシャアとアムロは、過去の自分達の過ちを思い出す。
そして同じ悲劇を起こさないためにカミーユを止めようとするが。。
今回はアポリー中尉がなかなかよかった。Zガンダムを運んで来て「おまえに使わせてやるよ」と兄貴のようにカミーユに渡したり、百式に操縦した際には「壊したら大尉に怒られる」と不安がったりと人間味を帯びていた。 -
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Posted by ブクログ
コンプティーク誌にテーブルトークRPG・D&Dのリプレイとして『ロードス島戦記』が連載されたのが20年前。ウチはそのリプレイをわくわくしながら読みました。20年経ってようやくの完結ですが、ウチも含めて当時の読者の大半は30代半ばから後半になってしまっているでしょう。当時のわくわくした気持ちを呼び起こすには田中芳樹さんの『アルスラーン戦記』と同様に遅すぎます。
正直なところロードスの世界が好きで、未だにライトファンタジーを読んでいるわけで成仏のためにも読まなあかんかなと思って読み終えました。
……うーん、相変わらず駆け足ですよね……小説の1巻の時にミノタウロスの迷宮やらウォート -
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