美樹本晴彦のレビュー一覧
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グリプス戦役以前の宇宙世紀0085における連邦系のMSパイロット修練学校での物語。女性が主人公である非常に珍しい作品。著者・美樹本晴彦氏の特徴的な画風で描かれるアスナたち女性キャラの可愛さは勿論として、キャラよりも少し粗めに描かれるMSの渋さや迫力も素晴らしく、絵についての魅力が素晴らしい。時折挟まるタッチの変わった大きな絵がまた印象的である。
MS戦は動きが細かく分かるように描かれているので、学校のシミュレーションとあって高性能機不在の状況でも戦闘そのものの展開が面白いと感じられる作りになっていて、ここだけでも魅力的である。
展開は学校における訓練の日常と水面下で進む思惑といった面がメイ -
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Posted by ブクログ
ストーリー:9 画力:8 魅力:9 デザイン:9 構成:9 表現力:9 独創性:8 熱中度:8 センス:10 感動:10 総合:89
昔はガンダム漫画をバカみたいに買ってましたので、その一つとして集めてましたが、現在さすがにお金の都合もあってガンダム系の漫画とは縁を切って、ほとんど売ってしまいました
その内、いくつかお気に入りだったガンダム漫画だけは残っていて、その一つです
しばらく美樹本先生が別の仕事をしていたらしく連載が止まっていたみたいで、ずっとコミックが出てなかったのでどうなったんだろう?って思ってたら、少し前に何年かぶりに新刊が出ました
話的にはZガンダムあたりだと思うのです -
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Posted by ブクログ
意識の革新
・宇宙世紀の続編、Zガンダムの小説同様、ガンダムの小説作品の中で
最も、思想的背景を深く描いていながら、すんなりと読めてしまう文学
的にも思想哲学的にも極めてレベルの高い作品であると思います。
・人の可能性と人の今までの限界、戦争と平和。人と組織。人と宇宙。
示唆に富みながら、楽しめる傑作です。
・アニメとの違いとしては、主要なキャラクターの生死の違いと
それによる続編との矛盾は生まれていますが、この生き死には
ありえるストーリーとして受け入れることができました。
あらゆる問題の本質は、人の意識の問題であり、かつ
それを行うのは宗派の神ではなく、極 -
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