新渡戸稲造のレビュー一覧

  • 武士道

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    自身にも武士道の感覚が流れてるなと思った。行き着いた新渡戸稲造はすごい。難しいけど、具体例が面白い。

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    2025年07月06日
  • 修養 自分を磨く小さな習慣

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    心の持ち方、心の在りようはいつの時代も変わることはないことを痛感。

    逆境に対する考え方は特に共感できた。大変だと思ったときこそ冷静に、俯瞰的に状況を見つめ直すべき。普段の仕事でも大切にしたい。

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    2025年06月06日
  • 武士道

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    とりあえず読みましたが個人的にあまり熱中しすぎず、一歩離れて読んだ方がいいのかなと思いました。作者の言葉がかなり強めなので油断しているとそのペースに完全に乗ってしまいます。割と極端なことも書いているので一歩離れて冷静になり、自分で取り入れたい精神や言葉を掻い摘みたいなと思いました。
    ただ、ラストのクエイカーの詩がよすぎてこれを紹介してくれただけでめちゃくちゃありがたい本ではあります。

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    2025年02月27日
  • 武士道

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    武士道とは?武士の道徳、当時の感性を示した本。

    正義の道理に重んじる生き方。

    犬死には恥、命をかけるべき時にはかけ、むやみに命を捨てることはしない。

    武士は名誉や忠義を大切にしており、名誉は命よりも重かった。

    現代人の人生からは考えられないような内容だが、
    当時の武士道の覚悟や品性は今の弱った日本に必要に感じる。

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    2025年01月29日
  • 武士道

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    ネタバレ

    1938出版。文章も当時のままで書かれたものなので読みにくいのではあるが、あえて当時の文体で読むことで、武士道の当時の捉え方が伝わってくる。
    新渡戸稲造が英文に→英語を 矢内原 忠雄が日本語に訳すと言う、ラウンドトリップなのであるが、太平洋戦争前なので、この武士道思想が日本の軍国主義に大きな影響を与えたのはやぶさかでないだろう。
    切腹や仇討ちついての詳細な記述もあり、読んでいると時代劇のシーンはフィクションではなく、150年前ぐらいまではあのような切腹があったということで、そんなに前の話でもないのだな、とぞっとしてしまった。明らかに精神性は今の日本人と武家では異なっていたのだ。

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    2025年01月02日
  • 武士道

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    新渡戸稲造さんの英文を日本語に訳したもの。日本人を西洋の人たちに説明している、興味深い本。現代人のブレブレな生き方に対するアンチテーゼでもあったり、内弁慶的な日本人気質の大元を辿るようなむず痒さもあったり。

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    2024年04月14日
  • 現代語訳 武士道

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    ネタバレ

    ・武士道にとって最も大事なことは、義。つまり、卑怯な行動や不正な行為を憎む正義の概念。
    ・勇、はその義を実行すること。知識は実践することが重要であり、知識のための知識であってはいけない。

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    2024年03月10日
  • 武士道

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    3回目の挑戦にて、初めて読破。
    全体通してやっぱり難しくて所々わからない部分があったけど、共感できる部分もあった。
    出版当時の日本人の道徳的規律がどこから生まれ、どのように武士および民衆に広がっていったかが記されている。
    義、勇、仁などのテーマで、それぞれ当時の日本人の精神的構造が説明されており、現代にも通ずるところが見つけられる。

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    2024年01月27日
  • 対訳 武士道

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    武士道という士農工商の士だけが持つ思想をあたかも日本人全体が持っているように書いている。さすがに、日本人共通の観念とすると無理がある。1899年刊行とすると黄禍論の頃か。野蛮な黄色人種ではなく知性ある文明人としての日本人を紹介したかったからこのような文章になったのだろうか。賛美に恥ずかしくていたたまれない気分になる。四民平等になり、1877年の西南戦争で武士は農民に敗れた。それも集団行動も駆け足も行進もできなかった農民兵にだ。農民が日本の大多数なら農民が持つ思想こそ、日本の思想として紹介すればいいのに。でも当時の外国人受けを狙った本としてはこれでよかったのかもしれない。

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    2023年12月20日
  • 武士道

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    「武士道」というと21世紀を生きる自分とは関係のない歴史上の概念と思ってしまいがちだけれど、その内容は特に目新しいものはなく自分が普段から意識しているものばかりで、改めて自分は日本人なのだなと感じた。

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    2023年06月30日
  • 現代語訳 武士道

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    本書の持つ歴史的意義は、少なくとも2つある。1つは、サムライが往来で兇器となる刀を差しやみくもに人を斬る好戦的で野蛮だと思われていた当時の西洋人の誤解を解消したこと、そしてその武士道論を通じて日本的思考の枠組みを日本人として初めて英語で世界に問うた日本文化論だという点である。
    新渡戸は、武士道の体系を義、勇、仁、礼、信(誠)、名誉、忠義の順で解説。各徳目の詳細は本書に譲るが、それぞれの関係性は、智仁勇が義を支え、信が礼を支え、義と礼が忠を支える構造となっており、徳目の最上位にくる忠は武士自身の名誉と恥を重視する他律的な行動規範が基本となる。
    さらに本書では、武士の教育、切腹と仇討ち、刀、女性の

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    2023年12月02日
  • 武士道

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    ■感想
    仏教とか神道とか興味ありますね
    絶対と自分を調和させる、いいですね
    座禅やってみたいです。体験してみたいですね。

    汝自身を知れって真理過ぎるだろ

    知識というものは、これを学ぶものが心に同化させその人の品性に表れて初めて真の知識となる、ということ
    →その通り過ぎる、知識として手に持ってるんじゃなくて、自分の自然の行動として表れて初めて意味を持つ敵なことだよね。
    息をするようにできるってことだよな。

    知行合一
    高校生の時もこれってマジ大事!って思った気がする
    絶対思ってたわ

    貴族(力あるもの)を商業から離しておくことはある程度ごうりてきなのかもしれないな
    お金持っている人が強い社会

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    2023年01月08日
  • 現代語訳 武士道

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    こういう本だったかな、完全に忘れてました。
    今となってはちょっとミスリードする表題という気がする、懐古の観点はほぼないと思いますし。
    色々読んでいて感覚が違うところもあろうかと思いますが、義理とは義務という指摘は新鮮、かつ一番響く。
    言い換えれば不義理は義務の無視・放棄とも言え。
    不義理は本当にいけません。

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    2022年11月09日
  • まんがで人生が変わる! 武士道 世界を魅了する日本人魂の秘密

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    自分なり武士道をまとめてみよう。
    新渡戸稲造が1899年に出版。仏教や神道、儒教それぞれの考え方をイイトコどりしたもの。鎌倉幕府成立以降、封建制度に基づき、約700年弱(1876年廃刀令が出る)に渡って国として上手くやっていくために培われた教え。
    7つの徳目からなる。すなわち義、勇(この2つは武士道の双生児という位置づけ)、仁、礼、誠、名誉、忠義。
    この本を読んで、武士道の理解が深められて良かった。面白かった。

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    2022年08月25日
  • 現代語訳 武士道

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    禅、儒学と武士道の関係性をそれとなく理解。弓と禅、葉隠などとセットで読むと理解が深まる気がする。これきっかけに葉隠入門を読み直し、むしろそっちにハマった。

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    2022年04月27日
  • 武士道

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    私は、「礼」の章がとても好きです。
    非常におかしいと思えることも、相手を思ってのこと。
    贈り物を渡す時の欧米と日本の台詞の違いは、改めて理解できた気がします。
    今の日本、そして日本人のどれほどの人達が良きにしろ悪しきにしろ、武士道の心を持っているのでしょう。
    私は嫌いではありません。

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    2022年01月02日
  • 現代語訳 武士道

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    この時代の日本人の良さがほとんどなくなってしまったのは悲しい。でも、日本人のなかに武士道がきっと少しは残っているんだろう。

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    2021年10月26日
  • 武士道

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    高校生の時に文学で幕末を何度も駆け抜けたちょっとイタめな私は読んだと言うのですが、日常からの逃避を文学と映画と音楽で埋め尽くされて俗化した今の私はそうだったっけ?と言ってしまうぐらい内容は覚えてないし、だいぶ難しかった記憶だけあるのでスネが攣りそうなその背伸びも受け止めます。

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    2021年09月29日
  • 武士道

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    岩波版に比べると読みやすい文章になっており、自身の道徳の基礎に「武士道」があることをぼんやりと確認出来た。
    ただ、内容が思った以上に深く、かつ、発散していて、一回読んだだけでは理解しきれなかった。
    繰り返し読んで、理解を深めたい。

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    2021年09月23日
  • 武士道

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    自分の頭が悪すぎて難しすぎる。笑

    すごく心に刺さった言葉。
    「じっさい日本人は、人性の弱さが最も酷しき試煉にあいたるとき、常に笑顔を作る傾きがある。-中略-逆境によって擾されしとき心の平衡を恢復せんとする努力を隠す幕である。それは悲しみもしくは怒りの平衡錘である。」

    失敗した時、焦った時、逃げたい時、傷付いた時、
    誤魔化すようにいつも笑ってしまう。

    それを強さと履き違えていたけど、違うのかも。
    もっと早く気付きたかったな。

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    2021年08月14日