新渡戸稲造のレビュー一覧

  • 武士道

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    日本人の考え、古くからの道徳心を、新渡戸稲造がわかりやすく外国人のために書かれた英語の本を、日本語訳された本だったから読みやすかった

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    2022年03月01日
  • 武士道

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    ・・・「あなたのお国の学校には宗教教育はない、とおっしゃるのですか」と、この尊敬すべき教授が質問した。「ありません」と私が答えるや否や、彼は打ち驚いて突然歩を止め、「宗教なし!どうして道徳教育を授けるのですか?」
    ・・・私は、私の正邪善悪の観念を形成している各種の要素の分析を始めてから、これらの観念を私の鼻腔に吹き込んだものは武士道であることをようやく見出したのである。

    上記は本書第一版の序文からの引用ですが、著者(新渡戸稲造)と留学先の教授との会話の一幕です。これが、著者が本書を執筆したモチベーションだといって差し支えないと思います。
    欧米においてはキリスト教が民衆の倫理観念の根底に位置す

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    2022年02月22日
  • 武士道

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    新渡戸稲造さんが日本人の伝統的精神について、外国人向けに書かれた本作。聞きなれない言葉が多く、わたしには少し読みにくい箇所がいくつかありましたが。。。
    平成生まれのわたしでも共感できるところがいくつかありましたが、時代劇などを見ていても感じることですが、本当に同じ日本人なの?と思う箇所もたくさんあり。。。
    今の資本主義経済やグローバル化が浸透しきった世の中にあって、武士道精神は馴染まない部分が多いですが、日本人の伝統的な精神であるこの武士道について、日本人として決して忘れてはならず、自分の子供たちにも伝えていきたいなと思いました。

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    2022年01月10日
  • 武士道

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    無駄な余談に走ることがなく、武士道という漠然としたものをキーワードに分けて定義付け。そして、ビックリするほど理路整然として客観的な見解!不安げにあたりを見回す読者に対してスマートにエスコートしてくれるジェントルマンに見えてきてしまった。

    加えて日本だけでなく、海外の学者や聖書の言葉まで引用しており、武士道への理解を深めて貰おうとする工夫の仕方が素直に凄かった。次々と繰り出されるもんだから注釈を見るのに忙しかったし、相当な読書量やなと脱帽。さすが国連事務局次長!
    (天皇を「天上の神の代理人」と表していたのには時代を感じた)

    個人的にささったのは「名誉」の章。(英語版では“honour”)`

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    2021年10月21日
  • 武士道

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    日本人には宗教がないわけではなく、武士道という精神がある。武士という職は無くなったが武士によって培われた精神が現在も日本人の根底にあるということが分かった。日本文化についての気づきがある良書。

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    2021年09月17日
  • 武士道 いま人は何を考え、どう生きればいいのか

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    2021/09/09
    道徳が価値をなさなくなった、などと耳にすることがある。果たしてそうだろうか、と考え直す契機となる一冊だ。
    新渡戸稲造が生きた時代は、現代同様に大きな荒波に揉まれるような状況にあった。そんな中で彼は「武士道」について、多様な西洋思想と比較しながら検討した。
    訳版ということもあり、内容も噛み砕かれてあって理解し易い作りだった。そもそもの構造がロジカルで、違和感を感じない。
    この一冊を読み、「自身が何に価値を置くか、考え続ける」ことが重要だと思った。脈々と流れる大和魂は現代においては、ただの役立たずかもしれない。だが、その中から学ぶべきことがあるのも事実だろう。

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    2021年09月09日
  • 武士道

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    日本人の精神の根底にあるものの一つが武士道なのかなと読んで思った。武士の生き方から武士が社会に与えた影響、今にもつながる武士道の教えが書かれていた。まだ消化しきれていないが、日本人の心の一部を改めて考えることができる本だった。

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    2021年08月20日
  • 逆境を越えてゆく者へ 爪先立ちで明日を考える

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    震災後に編まれた本ですが、コロナ禍の今、特に役に立つと感じた金言が多くありました。

    意外だったのは、新渡戸先生の時代は、貯金することや健康を省みることが、軽んじられていたようで、これらの大切さについても切々と説いておられます。

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    2021年08月19日
  • 武士道

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    以前現代語訳版で読んだが、今回はなかなかに理解するのが困難であった。言葉自体が難しい為、辞書と共に読み終えた。

    しかし、こちらの方が現代語訳版よりもより著者の考えを感ずる事が出来るような気がした。

    日本人の道徳感はどのように醸成されてきたのか。宗教教育のない日本で道徳はどう教育されるのか。

    日本には武士道精神があり日本人には遺伝的にその道徳観念があると書かれている。

    内容はよく理解出来たし、少なからずその思想は自分にもあるかと思うところもある。ただし、意識してそのような考え方行動をしているかと言うと難しい。

    本書の全てを肯定するわけでもないが、日本人として外国に対し劣等感を持つ必要は

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    2020年08月19日
  • 武士道と修養 折れぬ心を欲する者へ

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    武士道と修養 新渡戸稲造 実業之日本社
    折れぬ心を欲する者へ

    稲造さんとこの武士道が英文に寄って生まれた経緯から
    日本を含む多くの国で翻訳された時代背景なども
    写真入りで紹介されています

    この本は新渡戸稲造による武士道と修養の二冊の本を
    克己(こっき=自分の欲望や邪念にうちかつこと)を
    切り口にして紐解いたものだ

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    2019年12月15日
  • 武士道

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    義・勇・仁・誠・礼・忠義・克己など武士道として大切な事柄を、欧米に向けて古今東西の博識を披歴しつつ説いた名著。日本語訳を手掛けたのは敬虔なクリスチャンであった矢内原忠雄氏。現代日本において吹き飛んでしまったようにも思われるこれらの精神だが、きっとどこかのDNAには残っているはずで、私たちはこれらを呼び起こして、より住みやすい社会にしていかなければならないような気がする。

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    2019年09月25日
  • 逆境を越えてゆく者へ 爪先立ちで明日を考える

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    第4章 四つの力を貯蓄する
    金銭の貯蓄、体力の貯蓄、知識の貯蓄、徳の貯蓄。
    非常にためになりました。
    特に体力の貯蓄は、今まさに体力が落ちて気が滅入っていたところなので、なるほどと思いました。
    徳の貯蓄、実践したいと思います。

    第5章 臆病を克服する工夫
    弱点の自覚から起きる気弱 。
    自分の最善を尽くせば無作法も許される 。
    正を守って恐れることなかれ。
    自分の弱さに嫌になっていたので、弱さを乗り越えるヒントになりました。

    柔らかく、そして力強い、そんな印象の本です。

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    2019年02月10日
  • 武士道

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    英語で書かれた武士道の翻訳版。武士道がどのようにして生まれ、影響を及ぼしてきたかを解き明かす。キリスト教の代わりに日本には武士道が道徳・倫理の柱となっていた。武士以外の日本人の支柱は何だろう?

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    2018年10月20日
  • 逆境を越えてゆく者へ 爪先立ちで明日を考える

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    武士道等を著した明治の人、新渡戸稲造の語録集。
    意外にも新渡戸稲造はキリスト教を信仰していていた。

    しかし持っている人格は何とも明治の人格者らしい。
    本書は逆境に陥った人を温かく励まし、順境の人を戒めるような内容で、苦しいなと思ったときに紐解くと良いかなと思った。

    いいなと思ったこと

    逆境に陥ったときはヤケになるのではなく、さてこの先は。。とつま先立ちで先を見てみる。

    決心を継続させるにはここだなという感覚を大切にする。

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    2014年09月24日
  • 逆境を越えてゆく者へ 爪先立ちで明日を考える

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    「人の幸不幸は、その人の心の内にある」境遇の順逆は、心がけ一つでいかようにでもなる。逆境にあっても心がけ一つで一条の光明が発見出来る。その通り!!

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    2013年04月26日
  • 逆境を越えてゆく者へ 爪先立ちで明日を考える

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    新渡戸稲造の作品から抽出された評論集のようなもの。

    徹頭徹尾、自分が物事に対してどう向き合うか、という姿勢に貫かれている。

    そういえば銀座教会に新渡戸稲造直筆の額が飾られていたのを思い出した。
    "Be just and fear not"(静を守って恐れることなかれ)

    逆境にあるのは神が自分を見捨てていない証拠である、
    というのは逆説的だが卓見だと思う。

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    2013年03月07日
  • [新訳]自警 自分の理想に近づくために知っておいてほしいこと

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    新渡戸先生は、博学であるだけではなくおもしろいのだ。古今東西の箴言を紹介しながら、ぐいぐいと読ませていく。おかしい小話もたくさん。沙翁はシェークスピアだったのか。

    先生は現実をみつめながらも、非常にポジティブである。理想とはなかなか手が届かないから、われわれは理想に向かって走り続けるのであるから、どうせ手が届かないのなら走らなければいいのではないかと言及する。それでも、届かない理想に一歩でも近づこうとするところに人間の成長があるという。先生の弟子になります!

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    2013年01月15日
  • 新装版 武士道

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    元々英語で書かれた本であることも知らなかった。彼がキリスト教徒であることも知らなかった。(全く無知) 読後の感想はうまくつぶやけないけど、正しいこととは何かを考えて行動しなきゃいかんことは改めて感じた。できていなかったこともいっぱいある。

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    2012年09月15日
  • 逆境を越えてゆく者へ 爪先立ちで明日を考える

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    ■逆境
    1.自分の思い通りにならい時(逆境)には、天から授かった「運命」と、自分自身に原因がある「自業自得」の2種類がある。
    2.逆境に陥った時、これを避けたり防いだりするこは悪い事ではない。だが、僕はむしろこれを善用することを勧める。つまり、逆境そのものを、精神の修養に役立てるのである。

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    2011年09月15日
  • 逆境を越えてゆく者へ 爪先立ちで明日を考える

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    新渡戸氏の「自警」「修養」の記載を纏めたもの。私心を持たず、大局的な視点を持てというのが彼の一番伝えたかったことであろう。これ程までの大局観を持てるかは疑問だが、目指すことは自分にも出来るはず。

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    2011年08月28日