【感想・ネタバレ】武士道のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2019年09月04日

ー武士道ーそれは、日本人に宿る魂そのものであること
ー武士道ーそれは、学びであるということ
ー武士道ーそれは、絶やしてはならないということ
ー武士道ーそれは、奉仕すること
ー武士道ーそれは、何かを守ること

本書をバイブルにしている方は多いのではないでしょうか。
私もその一人です。
あえて内容に触れ...続きを読むることはしません。
何故ならみな一人ひとり、宿っている”武士道”の形は違うのだから。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年11月17日

武士道についての英語の本を和訳したもの。
徳というものについて、時代を超えて普遍的な価値について、考えさせられる一冊。
時々読んで振り返りたい本。

<メモ>
・武士道とは一言で言えば武士の掟、ノーブレスオブリージュ(高き身分の者に伴う義務)

・知識というものは、これを学ぶものが心に同化させ、その...続きを読む人の品性に表れて初めて真の知識となる。知性は行動として現れる道徳的行為に従属するもの。
・「義」とは。自分の処し方をどうりに従ってためらわずに決断する力。死すべき時には死に、討つべき時には討つことである。
・「勇」とは。義を見てせざるは勇なきなり。勇とは正しきことを為すこと。生きるべき時は生き、死ぬべき時にのみ死ぬことこそ真の勇気である。
・「仁」とは。愛、寛容、他者への情愛、哀れみの心。王者の徳とされるもの。偉大なる王者にこそふさわしい徳。君子は徳を慎む。徳あればここに人あり、人あればここに土あり、土あればここに財あり。徳は本なり、財は末なり。封建制は武断政治に陥りやすいが、その体制のもとでも最悪の専制政治から人民が救われたのはこの仁の精神があったがため。
・礼とは。他を思いやす心が外へ表れたもの。物事の道理を正当に尊重するうこと。

・義とは不正や卑劣な行動を自ら禁じ、死をも恐れない正義を遂行する精神。
・五常の徳。仁義礼智信のこと。仁は思いやり、義は正義の心、礼とは礼儀・礼節、智とは叡智・工夫、信とは信用・信頼のこと。忠とは偽りのない心、孝とは、父母を大切にすること、悌とは年長者に従順なことを言う。

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Posted by ブクログ 2013年08月10日

日本人の心の損失は、今ではなく新渡戸稲造氏が生きている昔から始まっていたんだと思った。
でも、武士の心は今でも日本人の中に眠っていると信じている。

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Posted by ブクログ 2013年04月10日

清廉で強靭
その実行力
日常の苛立ちや忍耐の場面で
「武士ならこんな振る舞いはしない。
恥ずかしい真似はやめよう」と自分を律してくれる本。
読んで良かった。

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Posted by ブクログ 2012年07月29日

武士道は日本人の誇りであった。

しかし、西洋文明の民主主義・自由主義の中で
封建的であるという意味で葬り去られたのかもしれない。

現代、もう一度紐解いてみると
「義」と「勇」に基づいた日本の中で醸成された倫理観・人生観であることがわかる。

「平和主義・民主主義」の方からは批判されるかのしれない...続きを読むが、
昨今のいじめ問題など見ると今一度、「武士道」を
再評価すべき時代になったのではないかと思う。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年01月04日

1899年に出版された武士道。この時点で新渡戸稲造は「武士道が失われつつある」と言っている。日本人よりもむしろ外国人の心に響き、現代まで名著として残っている。
日本人とは何か、現代社会に生まれた人たちが何気なくやっている行動や仕草、習慣が武士道からきていることを知れると同時に失われつつある考え方も分...続きを読むかる。
義…義は人の道なり。正義の道理=義理は義務以上の物で、無条件で従うべき絶対命令。厳しい監督者になって鞭を手にし、怠け者にするべきことを実行させる。
勇…義の双曲。義の為の勇でなければ価値がない。勇のある人はどんな時でも冷静で、動じない。余裕があり、心の広さがあり、時には歌や詩を口ずさむ。
仁…王者の徳。人間の魂がもつあらゆる性質の中でもっとも気高いもの。
礼…仁義を型として表す愛。「礼は寛容にして慈悲深く、人を憎まず、自慢せず、高ぶらず、相手を不愉快にさせないばかりか、自己の利益を求めず、憤らず、恨みを抱かない。」

○義に過ぎれば固くなる。仁に過ぎれば弱くなる。伊達政宗
○もっとも勇気がある者はもっとも心優しい者であり、愛ある者は勇敢である
○惻隠の心は仁の端なり 孟子

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Posted by ブクログ 2017年01月03日

外国人に日本人を説明するのなら一度は読んだ方がいい。日本に信仰心が薄い理由の一因が分かった気がする。

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Posted by ブクログ 2016年02月18日

キリスト教、イスラム教、ギリシャ神話、世界史など多岐にわたる分野から引用して、武士道を解説しています。相手の文化や宗教と比較して説明するのは、相手を理解してなければできない。これが、1899年アメリカで、それも英語で出版されたのには尊敬に値する。海外の人々向けに書かれたこの本を今、日本人に読んでもら...続きを読むいたい。

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Posted by ブクログ 2016年01月14日

英語で海外向けに書かれたものなので、ふんだんに、西洋哲学の素養がうかがわれる。

彼のような人材が近代日本の良さを伝えてくれたおかげで、日本はアジアの中でも欧米列強に一目おかれたのだな。

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Posted by ブクログ 2016年01月11日

『武士道』は、新渡戸稲造が1900年(明治33年)に英語で発表、1908年に邦訳が出版された。明治時代に日本の思想や文化を欧米諸国に紹介するために、日本人が英語で書いた作品として、内村鑑三の『代表的日本人』、岡倉天心の『茶の本』と並ぶものである。
新渡戸氏は序文で、執筆のきっかけについて、欧州の著名...続きを読むな学者から、「日本の学校では宗教教育がない、とおっしゃるのですか・・・宗教教育がない!それではあなたがたはどのようにして道徳教育を授けるのですか」と驚かれ、自分が子供の頃に学んだ人の倫たる道徳の教えは“武士道”だったと気付いたことと語っている。そして、キリスト教の『聖書』、儒教の『論語』、イスラム教の『コーラン』のような成文化されたもののなかった武士道について本書を著し、その後、武士道精神を体系的かつ総括的に記した唯一の思想書として読まれ続けるとともに、多くの欧米人を魅了し、日露戦争の講和においては、「“ブシドー”・・・あの崇高なる精神を持った国ならば、およばずながら協力したい」と語った米大統領セオドア・ルーズベルトの調停が大きな効果を持ったとも言われている。
新渡戸氏は、「義」を武士の掟の中で最も厳格な徳目とし、「義は自分の身の処し方を道理に従ってためらわずに決断する力である。死すべきときには死に、討つべきときには討つことである」と書いているが、敷衍すれば、「不正や卑劣な行動をみずから禁じ、死をも恐れない正義を遂行する精神」のことである。東日本大震災の際の人々の冷静かつ勇気ある行動について、世界中から驚きと感動と称賛の声が上がったことは記憶に新しいが、日本人のこうした行動の根底には「義」を柱とした武士道精神があると言えよう。
100年以上前の著作であり、時代背景を踏まえて柔軟な解釈をするべき部分はあるものの、その根本にある精神が我々を日本人たらしめていることは間違いなく、今後も読み継がれていくべき書と思う。
(2012年1月了)

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Posted by ブクログ 2015年09月05日

古今東西からの豊富な引用。
明治維新からわずか30年でここまで博識なことは驚き。同時に、日本の教育水準が高さを示している。

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Posted by ブクログ 2015年05月20日

改めて読むと忘れていた精神世界に出逢う。しかしこれを今の日本の若い人たちがどう理解するのだろうか。日本語を勉強する海外の人たちに重宝されているというが、その捉え方は自分が感じるものと同じなのだろうか。

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Posted by ブクログ 2015年03月31日

仁や礼、忠までは理解できる。
しかし義を貫いて美徳になるほど当時の日本はみな共通した価値観を持っていたのか疑問に思う。

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Posted by ブクログ 2015年01月09日

武士道。
日本の魂について、なんとなくは理解しているものの、説明が難しい。
色々な引用をしながらわかりやすく説明がしてある。文書を読んでると、作者が相当頭が良いことがわかる。
日本人であれば知っておきたい

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Posted by ブクログ 2014年08月13日

・武士道とは、「武士の掟」であり、武士が日常生活において守るべき道を意味する。
・武士道は、不言不文の語られざる掟、書かれざる掟であった。それだけに武士道は、いっそう侍の心の肉壁に刻み込まれ、協力な行動規範としての拘束力を持った。
・武士道は知識を重んじるものではない。重んずるものは行動である。

...続きを読む・義:自分の身の処し方を道理にしたがってためらわずに決断する力。死すべきときは死に、討つべきときには打つこと。
・義に過ぎれば固くなる。仁に過ぎれば弱くなる。
・礼:形だけではなく、他を思いやる心が外へ表れたものでなければならない。

・日本国民が一様に礼儀正しいのは武士道の賜物。忍耐力、不屈の精神、そして勇気は、日清戦争によって十分に証明された。
・日本人の過度に感じやすく、激しやすい性質についても、私達の名誉心にその責任がある。

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Posted by ブクログ 2013年03月09日

旧五千円札の肖像の著者が、日清戦争後の1899年に出版した本。武士道はサムライが作り育て上げた日本固有の修養精神で、日本と西洋の考え方の違いを上手く表現しており、大和魂が正しく理解されるように書かれている。明治維新後の急速な発展の背景は、劣等国として見下されることに耐えられない「名誉心」などの武士道...続きを読むが背景にあると分析しているが、現在の日本の状況と重ね合わせると興味深い。

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Posted by ブクログ 2013年01月05日

仁、義、礼、智、信を基礎とする武士道。現代人としてもちろん理解できるけど自分が持ち合わせているかというとそうではないと思う。
理想的な生き方ではあるので意識したいと思わせる一冊だった。
あまり関係はないが義の代表例として、塩不足で苦しむ武田信玄に敵である上杉謙信がフェアプレーの精神で塩を送ったという...続きを読むのは感銘を受けた。これが敵に塩を送るという諺の始まりだそうだ。

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Posted by ブクログ 2012年03月29日

これからは日本人を意識して生きてみようと思う本。日本人の誇りを取り戻す一冊。こういう先達がいることに感謝。毎晩読んで精神力を鍛えるか。そろそろ桜の季節だな。何故かやっぱり桜が一番好きだ。

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Posted by ブクログ 2012年03月04日

道」であるからには精神的成長を目指すことに違いなく
品格を重んじ哲学や文学や宗教のマジメで実質的でありながら
余裕とユーモアを持った面を学び
数学などの現象面を解剖する学問に触れることはなかった

金権政治に対して人道政治
頭に対して魂
知識に対して叡智
金銭に対して心
肉体に対して...続きを読む精神
測量できる物に対して計り知れない物
を善しとし「士農工商・エタ非人」と言い習わして
地位を大自然に関わる人ほど高くし人工的な職種ほど低くした
僧侶は俗界を捨てた者として別の者とされた

縄文の頃かあるいは古代神道から受け継いだその集合意識によって
時に一途になりすぎる生き方を取り入れた
その姿は原始社会的な高い共同性を基礎にして
主人や親や先生を絶対な者と位置付けて仕える馬鹿なほど頑固にまっすぐだ
人間はその縦の関係が魂につながっておらず
姿のみのつながりであることを理解していなかった
神道の集合意識にさらに禅による修行で集合からの自律を加味し
精神的成長の役に立たない見栄だけの知識や贅沢をさげすんだ
江戸時代になると支配者はその身を守るために
儒教の封建的な規律と秩序をも多く取り入れ
歪みの強い我慢と勇気を叩き込んだ
切腹と仇討ちが名誉と家名のために強制され
建前である勇気と我慢と名誉のために
品格を守り抜こうとして多くの人が自殺した
その一方では死を急ぐのは臆病者のすることで
真に死ぬべき時まで生き延びるのが道だとも説く
時代の流れの中で都合良く矛盾することも多かったが
純粋な良心で降りかかる火の粉や不運や逆境に立ち向かい
人生をまっとうした天命による死を遂げそれを名誉としろと言い
天命を避けて逃げ出す死を臆病で不真面目だとした
「恨みにむくいるに徳をもってす」とも言いながら
江戸時代には「しっかり死ね」と言うことを強調し
刀を魂とした偶像崇拝にも依存した
義理人情で縛ることと自律をうながすこととを
巧みに精神と都合を両立させて真理を塗りつぶしてしまったが
それでも武士道はその探求心を現在まで伝える役目を果たしている

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Posted by ブクログ 2012年01月09日

武士道は知識を重んじるものではない。重んじるのは行動である。したがって知識はそれ自体が目的とはならず、あくまで智恵を得るための手段でなければならなかった。単に知識だけをもつ者は、求めに応じて詩歌や格言をつくり出す”便利な機械”としか見られなかったのだ。

上杉謙信は十四年間にもわたって武田信玄と戦っ...続きを読むていた。だが、その信玄の死が伝えられるや「敵の中のもっともすぐれた人物」を亡くしたと慟哭した。謙信は信玄に対して常に尊敬の念を抱いていた。信玄の領土は海から隔てた山国(甲州)にあった。そのため塩の供給を東海道の北条氏に頼っていた。そのころ北条氏は信玄と交戦状態にあったわけではないが、信玄の勢力を弱めようと、塩の供給を断ち切った。謙信は敵である信玄の窮状を知ると、自国の海岸から塩を得ることができることもあって、信玄に書状を送った。
「我、公と争う所は弓矢にありて米塩にあらず。請う、いまより以て塩を我が国に取られ候へ。多き少なき、ただ命のままなり」(『常山紀談』)。

ヘンリー・ノーマン(英国の旅行者)は極東事情を研究し、さらに観察した後、日本がほかの東洋の専制諸国と異なる唯一の点は、「人類が考え出したことの中で、もっとも厳しく、もっとも高尚で、かつ厳密な名誉の掟が、国民の間に支配的な影響力を及ぼしたこと」にある、と断言している。



訳者も四十歳ごろまで、武士道を”過去の遺物”としか見ていなかった。それが今や武士道に関する本を三冊も出している。それは新渡戸稲造さんの武士道を読んだからであるという。
歴史を軽んじることは、愚かだと思う。歴史が正しいかそうでないかとは関係なしに、単に一世紀生きる個人と、今生きている世界を創ってきた数えきれない人々の人生である。
自身がただ表層だけ見られて語られると侮辱と感じるのに、今に生きない人に、その人の考えに対しては同じことをして赦されるものではない。

自分の残したモノ、思想、功績、人生を何世紀も後の人達によく調べもせずにダメだ古臭いって言われたら嫌でしょ(笑)

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