田房永子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
タイトルから、虐待的な親を想像していたが、ストーリーからわかった親は、過度な過干渉。というよりも、子供を自分の所有物と捉える親だった。
表立っては、所有物とは言っていないけど、「◯ちゃんのため!」って言うのは、逆に自分のためであるから。
読んでいって、この方、大丈夫⁈いや、大丈夫じゃないよな。。。と、思うこと多々。
負の連鎖が起きないように、すごい戦っている感じだが、それがまた、負の連鎖に足を突っ込みそうになる入り口でもある。
でも、本人がそれに気づくので、踏みとどまれる。
逃げるにしろ、恨むにしろ、諦めるにしろ、何にしろ、親という存在は消しきれないし、切れないもの。
恨み言を並びたてて -
Posted by ブクログ
親子に関する違和感、体験や考えがまとめられたコミックエッセイ。
親に対するヘイトを口にすると「いくら嫌いでも苦手でも、育ててくれた親なんだから!」と説教してくる人いますよね。そういう風に言えるのってきっと真っ直ぐに育ってきた方で、純粋に羨ましいしすごいなと思います。
私の親はたぶん毒親ではなかったけれど、それでも私はなぜか小さい頃から家族という枠にずっと居心地の悪さを感じていて、高校卒業後すぐに実家を出て現在に至るまで両親、きょうだいとは滅多な理由がない限りは距離を置いて過ごしている。
だから、家族を嫌いであること、家族と関わらずに生きていくことを認めてくれるこんなエッセイがあると心底救われる -
Posted by ブクログ
この世は男中心にできており、それが最も露骨に現れる場の一つはセックスである。
誰もが知っている真実だが、誰もが敢えて触れようとはしない真実でもある。フェミニストですらそうだ。なぜならセックスの場において自分と相手との間にある優位と劣位の差に気がついてしまうことは、とんでもなく痛いことだからである。
だから男向けエロ業界を女が観察してきました、というルポの多くは、男と一緒にエロが楽しめちゃう私、というキャラをかぶったり、冷静な観察者というキャラをかぶって書かれている。この本が他と大きく異なるのはそこだ。田房さんは、自分が現場にいる時に感じるざらっとした感触から目を背けることができるほど、器用な人 -
-
-