田房永子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
私もあまり美容に興味がないままある程度の年になってしまったので、今更ながら「どうしよう……」と思っており、参考になるかもと手に取った一冊。
自分の外見にこだわるというのは、ある意味自分を客観視できないといけないのかもしれない。
その、ありのままの自分を受け入れ、向き合い、自己分析していく著者の葛藤には共感できた。
著者の毒親関係の本などは以前から注目していて、コミックエッセイも何冊か読んできたので、著者のイメージはすっかりそのイラストのそれだったのだが……
巻末の清水ミチコさんとの対談では、堂々の顔出し!
なかなかどうして、美人さんではないですか。
あのイラストは……詐欺だー!(笑) -
Posted by ブクログ
フェミニズムってなんでしょう。
フェミニストって一部のよくわからない団体なの?
なんで今、フェミニズムが話題なの?
田島先生がTVタックルで叫んでたのを見てたあの時代の女性も2020年を生きる女性も、女性を取り巻く環境はさほど変わっていない。
周りにはいろんなオンナがいる。
世間から見たら家庭を放って夜中に遊びまわる母親はとんでもない母親。父親は例外。
オンナだからって仕事出来ないとか言われたくないんです!なんて言って結婚したら専業主婦になるオンナ。
そのへんの事を女性2人が痛快に語ってくれるこの一冊。対話で書かれているのですぐ読めます。
すぐ読めるけど、グッと掴まれる感はないかな。
フ -
-
Posted by ブクログ
自分も母親も自覚ないままに母親に苦しめられていた著者がマンガで立ち向かい方を紹介している。「なぜ親はうるさいのか」ってひと昔前だったら冗談みたいな回答でもよかった気がするけど、「親ガチャ」なんて言葉が出てきて日本全体が低調ってこともあって悲惨な話がすぐそばにある感じがする。それにいまは親になりきれてないくせに親やってる親も多いし。
自分も、親ではないけどたとえば理不尽な教師の振る舞いとかに巻き込まれたことはあったなあ。自分が大人になれば何て大人って不完全なんだろうってわかるけど、巻き込まれていた頃は、教師は正しいと思っちゃってたもんね。それが親となると比べものにならないくらい大変だと思う。 -
Posted by ブクログ
ちょっとした事にいらいらするのは、当たり前。
しかし、それが止められないくらいになったら??
叫んで怒鳴って、はっと我に返ってがっくりする。
こんな自分は嫌だ、と止めれば、多分ストレスがたまり
それはそれで大変な事になりそうな気がします。
相手もよくこれに付き合ってくれたな、という思いと
冷静になると、ああそうなのか、と見えてくるものが。
怒っていると、ものすごく損ですが
それによって得られるものもあります。
対処法に出会えた、というのも嬉しい現実に
そんな方法があったのか、という驚きも。
広く知られれば、楽になれる人が増えるかも
知れません。