大島弓子のレビュー一覧

  • 綿の国星 1巻

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    ネタバレ

    人間の男の子に恋しているチビ猫が可愛い。この作品は「綿の国が欲しい」なので「わたのくにほし」が正しいそうだ。(作者が巻末に述べているので)ふわふわずっと夢の世界にいたいような気持ちにさせてくれる暖かい作品。

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    2012年01月29日
  • バナナブレッドのプディング

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    1977~1978年に発表された学園モノ。
    表題作のヒロイン、外見はかわいらしいが、
    内面の混乱っぷりがハンパなく、
    しかもそれをバンバン外に吐き出すタイプ。
    悪意がないだけに一層タチが悪いというか(笑)
    読んでてちょっと怖くなります。

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    2013年09月17日
  • 四月怪談

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    生者と死者の心の交流――と思いきや、
    孤独感が生んだ前者の一方的な幻想だったのか?
    というオチが切ない、
    絵本風の「ページワン」(1978年)や、
    ヘルパーさんを要請した老人の記憶が
    学生時代に帰っちゃって、
    叶わなかった恋の花を咲かせようと舞い上がってしまう
    「金髪の草原」(1983年)が、むちゃくちゃイイ!!

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    2013年09月17日
  • グーグーだって猫である4

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    原っぱで思いっきり走って来るネコを見た大島さんがとても羨ましかった。うちのネコもそういうことさせたい。

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    2011年10月01日
  • ロスト ハウス

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    美しいモノローグに、かわいらしい絵・・・でも本当は怖い大島弓子・・・。大好きですが、体調が悪いときは読めないですね。

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    2011年09月03日
  • 綿の国星 1巻

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    ネタバレ

    この作品は、各巻で独立しているように見えて繋がっている。1巻から順に読むと、物語の構造の変化がわかる。私は4巻から読んで失敗しました。。

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    2011年09月03日
  • ロングロングケーキ

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    不思議な話が多かった。こうだ、と決めつけちゃいけない話って世の中いっぱいあるよな、と思った。じっくり、少しずつ読むのがおすすめ。

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    2011年08月27日
  • いちご物語

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    なんとなくダラダラどうにか読み進めていましたが、
    最後の2ページぐらいで読んできた時間が報われた感じです。
    そうかぁ、こういうエンディングなんだ……と
    しばし余韻がありました。

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    2011年07月20日
  • ちびねこ絵本

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    絵本というか、詩というか。

    ミニミニなちびねこの日々の冒険です。
    このちびねこは、須和野ちびねことは、違うちびねこだと思っていたのですが、途中で、須和野さんという名前がでてきましたね。

    でも、時夫の姿がないので、これは、やっぱり別の須和野さんのところの別のちびねこなんだと思います。
    まあ、同じでもいいんですけどね。

    「グーグーだって猫である」の擬人化していないネコたちと、ちびねこたちは、この人の中でどんな風につながっているんだろう?
    どっても、リアルな世界としてとらえている気がします。

    大島 弓子の目線って、すごい。希有な人です。

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    2011年03月24日
  • 四月怪談

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    大島弓子さんを映画で知り、作品を読みたいと思いました。
    映画で少し紹介されていて、その時に感じた印象では小説みたいなコミックだなぁ・・・ということ。
    だからこそ、興味もったのだけど。

    読んでみたら、なおさらでした。
    コミックを娯楽として思っていたあたしには少々読み辛いぐらい。
    絵も古臭いしね。
    それでも我慢して読むと、やっぱり凄い。
    詩的であり、哲学的であり。

    今の画力でリニューアルすればいいのに。


    ( ・_ゝ・)<死を哲学するコミック

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    2011年03月04日
  • 綿の国星 1巻

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    最後の終わり方が「エッ!?こ、これで終わりか」ってなる以外はとてもおもしろい!
    元祖猫耳漫画。絵本を読んでいるような不思議な感覚。
    須和野さんちのちびねこかわいい

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    2011年01月22日
  • ちびねこ絵本

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    高いよう、と思ったけどこれ全ページカラーですし、それはもうあたたかい気持ちになれるから、買ってよかった。

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    2011年01月13日
  • サバの夏が来た

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    大島弓子による、一匹目の猫のサバとの暮らしをマンガにした感じ。
    猫だけじゃなくて、近所の公園に捨てられたニワトリとかも出てくる。
    グーグーだって猫である、に比べると、猫を含めた生き物がもっと擬人化されていて、作者の想像がずっと投影されている感じ。何せ猫もニワトリも基本的に人の姿で出てきます。猫の飼い方も今の常識からは、かなり逸脱しているから、本当に猫大好き!猫大事にしたい!って人はイラっとくるかもしれません。私の場合は、こういう時代もあったのね、と思ったのみでしたが、それでも人間の食べ物をホイホイあげてるところを見て、ちょっとびっくりしました。でもむかしはこれが普通だったんだろうな。

    基本的

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    2010年12月27日
  • グーグーだって猫である1

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    古本屋にて100円で購入。
    「ダブル歯ねらび」とまったく同じことを、
    今年6月に拾ったうちの猫で体験していたから。
    おのおののエピソードの余韻がいいし、
    猫かわいがりしていない、作者の猫との距離感がいい。

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    2010年12月08日
  • 綿の国星 3巻

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    『ペーパーサンド』が4巻通して一番すき。
    わたしも小さい頃砂場の砂をずっと掘っていけば
    地球の向こう側に行けるのだと思っていた。

    「その野良猫はトイレをする様子もなくて
     ペーパーサンドを幸福の種のように
     地面にまいたんだよ」(P136)

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    2010年10月28日
  • ロスト ハウス

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    大島弓子は私のエバーグリーン。この作品を読むと忘れてた記憶がよみがえるような、不思議な気持ちにおそわれる。

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    2010年10月11日
  • サバの秋の夜長

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    やっぱり私はグーグーよりこっちが好きだなあ。なんでだろ。サバはもうあの姿でしかイメージできない。実際はどんな猫だったんだろうな。冒頭でいきなり五位鷺まで擬人化されていて(!)あらためて大島先生の発想のすごさに感じ入る。ノミのポーレットとミシェールがあまりにも可愛い。

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    2011年09月06日
  • 綿の国星 1巻

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    キラキラしてる。子どもの頃のような新鮮な目線で。
    人との出会い、世界との出会いが、とっても鮮やかだった幼年期を思いだす。
    時夫もラファエルも素敵。
    個人的に1巻が一番好き。

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    2010年04月15日
  • サバの秋の夜長

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    しみじみする漫画。一人と一匹の静かな生活。いつかネコと暮らしたい。そして先輩にあやかりサバと名付けるんだ。

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    2010年04月12日
  • グーグーだって猫である3

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    待ってました!グーグー文庫バージョン。グーグーの顔はどう頑張ってもアメショーには見えないんだけど、でも元気なグーグーが可愛い。猫漫画の中で一番のお気に入り。綿の国星より個人的には気に入っている大島さんの一作。タマが新入りとして入って、猫の力関係も更に複雑化・・。大島さんはよく子猫を見つける。それは一つの才能かも。うちに来て、里子に行った子たちはみんな甘えん坊でした。うちの子はもういないけど、賢くてブラッシングされるのが好きで、我慢強い子でした。グーグーは良いヤツ。里子に行ったところが萩尾さんというのもなかなか。

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    2010年03月09日