大島弓子のレビュー一覧

  • グーグーだって猫である2

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    この人の作品はもう漫画から逸脱していて、もうそういうくくりではなくなっていて、大島弓子作品としか言い様がない。この自由さ。このゆるさ。これが許されるのは今この人くらいなんじゃないのってくらいに力の抜け加減がいい。でも2巻に入ったら闘病漫画みたいな一面も帯びてきて、虚を突かれた。(08/11/15)

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    2010年05月15日
  • グーグーだって猫である 映画版コミック

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    映画版ノベライズの漫画化(って、ややこしやだな)
    映画が意外にも良かったので、ストーリー等はもちろんグーグーなんですが、絵が…(苦
    いや、秋本尚美さんの絵はもちろん好きなんですが、元話が大島弓子さんの絵なので、ちょっと頭混乱⁈みたいな(^^;;

    ま、映画の漫画化として読めば良いんだけど。

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    2010年03月31日
  • 夏のおわりのト短調

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    このへんから大島先生のポエティックな世界観を、ちゃんと好きっておもえるようになったと思う。それまでは「こんなに文字が多くて線が細い漫画どうやって読んだらいいの!文字に絵が埋もれている!」って大混乱だった。

    この時代の女の子の清廉潔白さって、今はきっとどこを探しても無いのだろうな。無意識の内に男の人に残酷な事を言えてしまう女の子ってすごくせつなくて愛しい。大島先生の登場人物って皆危なかっしくて見ていてはらはらしてしまう。応援せずにはいられない。こういう人間らしさの表現を、漫画って言う媒体で表すっていうのは大島先生にしか出来ない。

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    2010年03月18日
  • グーグーだって猫である3

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    猫たちを中心に世界が回っている人のエッセイ漫画。
    病気の仔猫を譲り受けてまで治療したり、声を聞いただけで夜の公園を探し回ったり、仔猫を五匹も拾うことになって里親を探したり。
    家を買うのも、猫たちをもっと広い所に住まわせてあげたいから、なのだろうなぁ…。

    この先、際限なく猫が増えていったりするの?というところで、次巻へつづく。

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    2010年02月25日
  • いちご物語

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    YUKIの「ストロベリー」という曲のモチーフになっているということで古本屋で探しに探して買いました

    なんかちょっと良く分からない・・・
    はっきりいって登場人物たちは稚拙で、実は破天荒で何も考えてないと思われがちな主人公いちごが大人なんじゃないかな~

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    2010年02月05日
  • グーグーだって猫である1

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    以前、単行本で持っていたのだが、紛失してしまい、解らなくなっていた。角川書店のPR誌「本の旅人」で連載が続けられている事もあり、もう一度読み返してみようと思い、ブクオフに。??と揃っていたので、即、ゲット。他にも読むのが沢山有るから、ゆっくり読みましょう。 

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    2011年08月15日
  • グーグーだって猫である1

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    長年連れ添った愛猫サバが死に、その悲しみを癒してくれたのがグーグー。おちゃめなグーグーとのエポソードが数々披露されてます。

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    2009年10月07日
  • グーグーだって猫である2

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    子宮筋腫と子宮ガンを患った著者の闘病生活で、心の支えになったのは愛猫グーグー達。それにしても大島さんの猫に対する愛情はすごいです!

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    2009年10月07日
  • グーグーだって猫である1

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    猫を飼ったことがないので、少しあこがれます。グーグーだったら、飼ってみたいなぁ。タイトルがインパクトあって好き。

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    2009年10月04日
  • 綿の国星 3巻

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    猫は
    だれにも信用されずに
    日がな一日
    光を浴び
    風の舵をとって
    歩いたり
    走ったり
    寝ころんだりする

    そうして
    その目で
    より細密に
    この世のシャッターを
    切りつづけるのだもの


    人間より早く
    大人になってしまうのも
    無理はない

     (「毛糸弦」より)

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    2009年10月04日
  • いちご物語

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    こころのそこからしんみりかなしいきもち
    うれしい気持ちなんて、楽しい気持ちなんて、

    そうぞうもしない先のラストとか
    しっていても傷ついてしまうけれど
    それでもわたしは、いちごたちを
    こころのなかにいれてしまっておいたり
    とりだしたりしまったり
    そしてきずついたりうちひしがれたり
    アンニュイになってぼうっとしたい

    そしてうれしいきもちは、3ぜん万倍

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    2009年10月04日
  • 四月怪談

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    昭和51年〜58年
    『金髪の草原』は映画にもなりましたが、漫画のほうが作者の言いたいことがわかりやすい気がします。
    ・・絵は古いですが。

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    2009年10月04日
  • ダリアの帯

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    昭和58年〜60年
    表題作だけでも読む価値あり!
    見えている、見えない、見ようとしていない。気づいていないだけの奇蹟は、案外 身近にあふれているのではないのかな。なんちって。

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    2009年10月04日
  • サバの秋の夜長

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    サヴァヴィアンが読みたかったんだけどこの本に入ってない。

    サバがメスだったことを初読から十五年以上経ってから知りました。

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    2009年10月04日
  • サバの秋の夜長

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    大島弓子さんの、愛猫サバとの生活を描いた漫画エッセイ。
    擬人化されたサバは、あまり喋らないし、眉根を寄せた不機嫌そうな顔。
    でも、大島弓子さんととても良い関係を築いています。
    ただの飼い猫と飼い主の関係ではない、こんな関係に憧れてしまうのでした。

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    2009年10月04日
  • ロスト ハウス

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    散らかった他人の部屋が居心地いい気持ちはなんとなくわかる気がする。うまく言葉で言い表せないけどラストに感動。

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    2009年10月04日
  • さようなら女達

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    ああ少女ってこういうものだったなあと読んでる方がじわじわ痛くなる。
    大島弓子は取り返しのつかないことと赦しを何篇も描いているけれど、とりわけ繊細な時期のはなし。
    【収録一覧:さようなら女達、おりしもそのときチャイコフスキーが、七月七日に、いたい棘いたくない棘、シンジラレネーション】

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    2009年10月04日