大島弓子のレビュー一覧

  • ダリアの帯

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    この白泉社文庫の大島弓子のシリーズってのはどのくらい全てを網羅してるもので、どういう順に刊行されているのかは知らないけれど、この巻はもう大島弓子ワールドの真骨頂だわ。。。恐ろしい、こんな漫画を描く、この才能は何なんだ。。。どの作品も根底には似たものがある。けれど、その共通項がいくら手探りで探しても言葉にならない。荒唐無稽。夢のような話。いや、まさしく夢。御伽。(07/10/28)

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    2009年10月04日
  • ほうせんか・ぱん

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    いや、もう圧巻だよ。。。ぶっ飛んでるとかぶっ飛んでないとかじゃなくって、透き通ってるか透き通ってないかっていう次元。大仰で、夢見がちで、純真。(07/10/23)

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    2009年10月04日
  • 綿の国星 1巻

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    字が多いから4どまり、でもそれだけではなにもはかれない。一巻ずつに感想を書かせるいきおいをみよ、すばらしいよ すわのチビ猫をとおしてみる世界はきらきらときれいで、あたらしくて、あたらしい!しぬということもすこしのさみしさと大きな興味、そして自分の中と外で完結してゆく世界 こんなにもいきているすべてのひとつひとつを、ていねいにえらびとっていておどろく なによりラフィエルのセンチメンタルがすごい、とこうしてひとつずつ書いているけれど しあわせとセンチメンタル ふこうとセンチメンタル センチメンタルの力強さ(また書き直す)

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    2009年10月04日
  • 綿の国星 2巻

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    キャラウェイ、どろぼうねこ、おばけのねこ、ねこたちのみのたけ みのたけ みのたけ みのたけ みのたけ みのたけだけのことってみのたけ以上の世界もみせがちだけど、みのたけの宇宙がひろがっているところがすごくいいとおもう そしてちび猫の好奇心がさらにコスモで、もうカオス以上である、コ・ス・モ!

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    2009年10月04日
  • つるばら つるばら

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    『つるばら〜』が大島作品で一番好きです。大島先生の漫画の読後感って江國香織さんの小説の読後感と似てる気がする…ほんわかするのに心に突き刺さるものがあるのが大島作品の魅力だと思います。

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    2009年10月04日
  • 全て緑になる日まで

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    「F式蘭丸」「10月はふたつある」「リベルテ144時間」 「ヨハネがすき」「全て緑になる日まで」「アポストロフィS」収録。どれもよかった!!けど、特に「F式蘭丸」が秀逸。「ヨハネ」もよかった。むく鳥の子供が、かさこそいう枯葉の音をお母さん鳥の足音と間違える詩(浜田廣介作)の使いどころとか、ほんと涙腺刺激する。

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    2009年10月04日
  • いちご物語

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    YUKIちゃんの曲「ストロベリー」の発想のもとがこのお話らしい。と、いうことで、買いました(笑)泣ける…。

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    2009年10月04日
  • いちご物語

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    絵も話も昔の少女マンガならではで、ありえない設定なんだけども、気がついたらなんだか癒されて、最後に涙がほろり、流れてちょっと切なくなる感じが、好き。

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    2009年10月04日
  • ダリアの帯

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    狂気の世界に生きている妻と、死後にようやく意思の疎通ができるようになった夫。幸福なのか不幸なのか分からなくなるけれど、ラストシーンはきっと幸福であるのだろうと思わせる。なんとも美しく繊細な話。

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    2009年10月04日
  • ダリアの帯

    ネタバレ 購入済み

    重いのに

    リアルで考えたらめちゃくちゃ重い話なのになぜか大島さんが描くとコミカルになるのが不思議。
    ダリアの帯、旦那が亡くなって黄菜子は一人でこれからどうなるのやら。

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    2022年08月01日
  • つるばら つるばら

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    こういう繊細なお話は絶対に栄養になる。若いときに触れられたら良かったとも思うけど、遅すぎると言うこともないだろう。

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    2020年08月14日
  • さようなら女達

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    ネタバレ

    『さようなら女達』長め
    『おりしもそのときチャイコフスキーが』
    『七月七日に』
    『いたい棘いたくない棘』
    『シンジラレネーション』

    40になんなんとするおじさんが書くのもなんだけれど、大島弓子の作品を読むと「あのころのじぶん」にワープのようにもどってしまうのだ。
    モノローグの多い漫画は苦手なのだけれど、大島弓子のモノローグだけはとくべつなのだ。
    大島弓子について書こうとすると、ひらがながしゃしゃりでてきて、じぶんの文体が侵食されてしまうのだ。

    1章のサブタイトルに「フン、あんたはまだ めざめていないわ」。ここ。

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    2020年02月17日
  • サバの夏が来た

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    大島弓子が好き、さらに、猫が大好き。
    の、人という、非常にターゲットが絞られた漫画です(苦笑)
    わたしは、猫好きの条件を満たしていなかったので、うーん、なかなか辛かった…

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    2020年01月12日
  • グーグーだって猫である5

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    次から次へと新しい猫が出てきては貰われ…
    子猫との別れは自分の体験と重なる。
    大島さんの動物に対する愛情がすごい。深い。

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    2017年11月08日
  • グーグーだって猫である2

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    文庫だとやっぱりちょっと小さいのでもとのコミックスの大きさのほうがいいな。病人あるあるがちょっと胸に来た。

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    2017年09月19日
  • キャットニップ 2.

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    大島さんは、今猫のために生きているように見える。
    サバのころは仕事が忙しくて、サバしか見えていなかったし、それで良かった。
    でもビーがきてから、世の中に数えきれないほどいる不幸な猫の存在を実感し、自分ができる限り何とかしよう、というかせずにはいられなくなってしまった。
    自分の子どもを愛することがきっかけで、世界にこれまた数えきれないほどいる不幸な子どもの苦しみを実感し、やりきれない、何とかしたいと思っても、結局寄付するくらいでお茶を濁す人(私だ)が多い。実際に行動を起こす人は、尊い。そこには天地の差がある。
    大島さんもまた(もともとその資質に弱いものに寄り添う貴さがあったので)、天の人となった

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    2017年04月22日
  • サバの夏が来た

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    なんとなく敬遠していた猫ものだが、悪くない。気軽に読める。
    サバの去勢手術のあいだに見る「ツミとバツの桜ふぶき」は経験があり身につまされる。

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    2016年07月14日
  • 全て緑になる日まで

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    性愛というファクターが……。
    表題作、マリオンとトリステスの間を動き回るレージデージがかわいいなぁと思っていたら、まさかトリステスがあんな正体とは……。
    また「アポストロフィS」でも性愛のファクターが作用している。
    「よくある」題材ともいえる「F式蘭丸」も、構成が巧み。

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    2016年07月14日
  • グーグーだって猫である1

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    子猫グーグーに出会ってから約16年、グーグーが死ぬまでの間のネコたちとのくらし。入院と手術、引っ越し、ノラネコとたくさんの子ネコたち、引き取り手の飼い主さんたち、動物病院の先生たち。

    読んでいると、ネコへの愛情が伝わってきます。表情がかわいい。最後の方は、出てくるネコが多すぎて、何がとうなっているんだかわからなくなっちゃいましたが。

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    2016年10月09日
  • グーグーだって猫である1

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    小説かと思っていたら短篇集の漫画だった。
    ゆるい絵柄とは対照的に、内容は結構しっかりというか、ちょっと切なかったり、微笑ましかったりする。
    グーグーが可愛い。
    これを読んでいると、猫を飼いたくなってしまう。

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    2016年02月13日