あらすじ
レージデージは石油会社のご令嬢。倒産寸前の父の会社を立て直すため、政略結婚を持ちかけられて…!? 表題作ほか5編のセンシティブ短編集!
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Posted by ブクログ
表題作『全て緑になる日まで』は、短めの映画一本みたような充足感が得られるすごい短編だった。展開が面白い!すっかりミスリードをくらって振り回されていた。ラストに痺れてもう一度読み返しちゃった。
同様に、変装のからくりで想像をかき立てられる『リベルテ144時間』も好き。みなみちゃん可愛い〜。ラストでとっても大人びた十五が清々しい。短編なのに、なんで長編連載で主人公が成長した時みたいな感動があるんだろう。すごいな...。
現実よりも美しくみえる鏡の向こうを「もうひとつの10月」と称し、とっくに死んだ先生と夢の中で過ごすという『10月はふたつある』も幻想的で美しい。モノクロなのにきらきらした光がさす鏡の中の世界が鮮やかに見える気がした。
仲良し四人組の中で交差する思いを描く『アポストロフィS』も好き。15巻くらいで細かいエピソード描いてくれませんか...?
なんか思い出してると結局全作品好きやんと驚く...。
追記。このころの作品、高圓の野辺の秋萩など教養が試される...(もちろん調べた)。
Posted by ブクログ
「F式蘭丸」「10月はふたつある」「リベルテ144時間」 「ヨハネがすき」「全て緑になる日まで」「アポストロフィS」収録。どれもよかった!!けど、特に「F式蘭丸」が秀逸。「ヨハネ」もよかった。むく鳥の子供が、かさこそいう枯葉の音をお母さん鳥の足音と間違える詩(浜田廣介作)の使いどころとか、ほんと涙腺刺激する。