大島弓子のレビュー一覧

  • グーグーだって猫である1

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    著者と猫のグーグーとの生活を綴ったエッセイ漫画.
    よしもとばななさんが大きな影響を受けたということで読んでみた.
    ...ほろりと涙した.
    犬や猫ってのは,素直に行動で気持ちを表すし,こっちもその真摯な態度から,直接言葉で伝わらないからこそ,真剣に敏感に感情を読み取ろうとする.こういう関係を人間関係でも気づきたいものだなぁ...

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    2012年06月16日
  • ダリアの帯

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    ネタバレ

    表紙はダリアの帯じゃなくて、夢虫・羊草の表紙イラスト。

    表題のダリアの帯は他の書籍によるとよしもとばなな氏が愛好されておられるとあるのですが、一筋縄では行かないお話で、いつも読後胸に引っかかるものが有ります。時々大島弓子さんの本はすごく可愛らしいタッチなのですが、話の途中で価値観をひっくり返しに入るので、スーッと寒くなるような。でもそこがまた魅力です。

    夢虫・羊草の”未来のアイデア”はとてもいいなと思っています。
    本当にどの人たちもそうなれば何の問題もないのかもしれないけど、
    そうはやはりいかないのかな。

    水枕羽枕は姉妹のあるひとには共感できる話かも?
    私はこの読後感がすき。

    ノン・レ

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    2012年06月06日
  • バナナブレッドのプディング

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    この作品の本質は、「みんな優しい」。それに尽きると思う。これくらい自分の気持ちに素直に気付けてあげられたら、世の中は美しくなるだろうに。

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    2012年11月21日
  • ダリアの帯

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    表題作は、いいのか。どうなの。狂っていると美しいのかな。エスカレートしたエセ純粋少女が大量生産されそう。今読めば美しい話だけど、少女時代に読んでたらきっと危険だっただろうな、という作品。

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    2012年11月20日
  • 四月怪談

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    絵と台詞、そしてモノローグが生み出す繊細な世界観、作品の底に漂うほの暗く冷たい空気、その中心に灯る熱。現代の少女漫画には見られないエッセンスが凝縮されている。『ローズティーセレモニー』が特に好き。涙が出た。エリュアールの詩集を探して『リベルテ』の全文を読んで、また少し、泣いてしまった。

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    2012年03月06日
  • グーグーだって猫である4

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    猫を外にも出すか否かって、猫好きだとぶちあたる壁だよなあ・・・と改めて思った。
    私自身は室内派だけれど、外で会う猫たちの姿も良いものだから。
    しかし今年の冬の厳しさは、外の猫たちの夜を思うとよりつらくなります。

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    2012年06月11日
  • つるばら つるばら

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    ネタバレ

    ダイエットに毎日が夏休みなど、読みたかった作品が収録されていたので嬉しかったです。特にダイエットという作品が印象的で、福子の最初のくだりがものすごく好きです。

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    2012年02月12日
  • 綿の国星 1巻

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    ちょうど家で猫を飼い始めたときに読んだまんが
    主人公はねこみみエプロンドレスの少女
    こう書くと萌えまんがだと思われますが
    そういう路線のまんがとはまた違った魅力があります
    擬人化された猫の見た目をしていますが
    あくまで猫の思考回路で描かれています
    登場する猫たちも見た目はねこみみですが
    行動も思考回路も猫です
    ねこみみを70年代に描いたというのがすごいなぁと
    大島弓子先生のねこまんがは何冊かもってますが
    この作品が一番好きですね
    ペルシャに行こうとする話と
    家出お嬢様猫の話が個人的に好きです

    2
    2012年02月09日
  • バナナブレッドのプディング

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    いらちゃん最強にかわいい
    お兄さんは最強にすてき

    あんなに美しくって、きゅんとする告白があるだろうか!

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    2012年01月19日
  • 綿の国星 1巻

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    これぞ傑作。すごいものを読んでしまった。こんな素晴らしい作品を今まで読んでなかったとは、なんという失態。
    未読の傑作がまだまだ世にあると思うと生きる喜びがわくなー。

    3
    2012年01月13日
  • グーグーだって猫である1

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    うおぉぉぉーー。猫がかわいすぎるーーー。
    あ~癒された。文庫が5巻あるみたいだから残りを明日買いに行こう。
    猫アレルギーだから猫飼えないのが悲しい。。。
    いつか猫アレルギーを治して猫と暮らすのが夢。

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    2012年01月08日
  • バナナブレッドのプディング

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    ネタバレ

    自分にとって大切な本のうちの一つ。
    時間は流れていくから、人生は辛くても進んでいかないといかない。
    その辛さを避けて通ることはできないけれど、
    友達や恋人等、そばにいて助けようとしてくれる人はいる。
    それはとてもありがたいことだなーと思った。

    一見少女漫画で、ところどころ直接的に描いていない部分があっても、
    テーマはとても現実的で、他のたくさんの漫画作品と異なるように思う。
    それを繊細に描き出す作者はすごい。

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    2011年12月31日
  • つるばら つるばら

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    ……読むまでは、ずっと蔓薔薇だと思ってた。
    まさか「くわばらくわばら、つるかめつるかめ」を
    一緒にしてみました、だったなんて\(´。`;)ノ
    で、その表題作ですが、
    文庫P.54で終わってもよかったと思うんですよね。
    一つのキレイなドラマじゃないですか。
    なのに続いちゃうんだな(^^;)。
    以下、終盤三分の一がトンデモナイ内容に。
    でも面白ーい(゚∀゚)!
    子供なのに精神の発達度が大人並みな主人公を青年として、
    大人のはずだが内面が幼稚な家族らを子供の姿で描いた
    「夏の夜の獏」も凄い。
    散々バカ言ってた長男(主人公の兄)が
    年相応の見た目で結婚宣言する瞬間がカッコよすぎ。

    0
    2013年09月17日
  • ロングロングケーキ

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    イチ押しは「庭はみどり川はブルー」(1987年)。
    死ぬに死なれぬ魂が生者の身体に入って……
    というパターンのお話は多々あると思うけど、
    本来自分のものではない肉体を動かそうとしても
    思うに任せず歯痒くてイライラするとか、
    最終的にはやっぱり成仏する方向で、
    束の間、二人分の精神が
    ごにょごにょと入り混じる感じになりつつ、
    気づいたときには切り離されていて、
    結局、死者は彼岸へ消えていくという――。
    分離のタイミングは、
    遺された側(=身体の持ち主)が、
    亡くなった人の死を現実として受け入れた時点、
    なんですね。
    成仏できない死者の妄執を描きながら、実は、
    その死を納得できずにいた家族に気持ち

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    2017年07月30日
  • 夏のおわりのト短調

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    収録作「裏庭の柵をこえて」(1981年)を
    初めて読んだときは涙ボロボロ止まらなかった。
    これを読んで、泣きはしないまでも、
    涙する私に共感してくれない人とは友達になれない気がする。
    蠱惑的な美少女に惑わされてよろめくオジサンを描いた
    「たそがれは逢魔の時間」も好き。

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    2013年09月17日
  • ロスト ハウス

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    『ダリアの帯』とも共通しますが、
    登場人物がどんなにお茶目でかわいくても、
    そこに描かれているのが
    どれほどほのぼのとした日常風景だったとしても、
    どうにも拭いようのない、
    ほのかな死の匂いが漂っています。
    平凡で幸福な女子大生が、
    突然、奇病に見舞われ、急速に老化が進行してしまう
    「8月に生まれる子供」(1994年)は
    女にとって、かなりホラー。

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    2013年09月17日
  • ダリアの帯

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    心の琴線に触れるというより、
    自分を構成する成分の何割かにゃ
    確実に大島エッセンスが染み込んでいたんだと確認。
    東西冷戦下の漠とした不安、
    世紀末、終末への期待と恐怖が色濃く反映したかのような
    「サマタイム」(1984年)など、秀逸。

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    2013年09月17日
  • つるばら つるばら

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    石段

    ばらの花

    木製のドア




    第二の人生の幕を開けよう

    (バーは永遠よ)

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    2011年12月04日
  • バナナブレッドのプディング

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    少女のための少女漫画。
    草の三つ編みも、化粧が露骨で恥ずかしかったのも、きっと少女だった人ならわかると思う。

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    2011年11月07日
  • ちびねこ絵本

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    自由課題の題材に絵本を選んだとき
    ふと思い浮かんだのが小さい頃におひさまで読んだちびねこ。

    まっしろ、ふわふわのちびねこに毎日癒されてます。

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    2011年11月01日