大島弓子のレビュー一覧

  • バナナブレッドのプディング

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    大切な本。

    「だれか
    もつれた糸をヒュッと引き
    奇妙でかみあわない
    人物たちを
    すべらかで
    自然な位置に
    たたせては
    くれぬものだろうか」

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    2024年12月31日
  • ロスト ハウス

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    びっくりした。
    青い 固い 渋い が、特に特に、すごかった。本当にすごかった。
    こんなにかわいらしく、ずるさを描けるのか。
    こんなに爽やかに、可愛いらしく。
    愛が深くて鋭くて、本当にすごいびっくりした。

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    2024年10月27日
  • ロスト ハウス

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    ネタバレ

    まだ一編しか読んでないんだけど…

    世界観とかキャラクターにすぐにハマって引き込まれた

    おばあちゃんの
    「ま、この生活が好きなんだよ 何をするより一番」って言葉が結構今求めてた言葉だったり。

    そして全然、恋人欲しくなかったのに
    地球最後の日に、両親が一緒に2人で一緒にいたら
    1人なの悲しい〜〜わたしも線一といて~~~
    と悲しくなったので、せめて好きな人でも大切な人でも作って()おきたいなって思った。

    0
    2024年06月23日
  • キャットニップ 4.

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    ペットを飼うと決めた日からいつかは死と向き合う時が来るということがわかっている。それでも一緒にいたい。だから見送る。そういうことが、自然に描かれている作品です。古くはサバの物語からずっと読者ですが、2年前愛犬を15歳で見送ってからしばらく読むことができなくて、やっと読みました。覚悟はしていましたが、辛かった。それでも向き合うことを決めて、皆愛する自分だけの彼や彼女と暮らすのです。これからも、愛読書なのはかわりないと思います。

    2
    2023年07月19日
  • 夏のおわりのト短調

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    私の中で、歌人の穂村弘さんが絶賛された女性漫画家は、私にとっても、少女コミックの概念を覆されるような、世の中の見えない決まり事を軽く逸脱した、斬新な視点の多様さと、人間は単純な思考能力を持った存在では決して無いことを、文学的描写で表現されている素晴らしさを感じさせられ、それは、佐藤史生さんもそうだし、本書の大島弓子さんに至っては、第一歌集「シンジケート」の帯に言葉を書いてもらうくらい、穂村さんにとって思い入れのある、特別な方なのでしょう。

    そして、そう思われた気持ちも今となっては、何となく分かるような気がしてきて(実は読み終えて半年近く経つが、感想を書けるまでには至らなかった)、それは、五つ

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    2023年06月15日
  • バナナブレッドのプディング

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    初・大島弓子

    衣良ちゃんのもつ怖さは、生きていくうえで大なり小なり誰もが感じているこわさだと思った。
    明日が怖い気持ちを「きょうはあしたの前日だから」と言わせるセンスが素敵。
    少女の中にある生きづらいほどの純粋性が、おもたすぎない詩的なリズムで発せられ、物語はポンポン思いも寄らなく進んでいく。そしてみんな繋がっている。それはよく仕組まれた物語のロジックというよりは「大島弓子」というひとりの中で生成されたものだからというオリジナリティがある。
    じゃあこの人はどうなった?とかツッコミどころが満載なものもご愛嬌。そもそも世界観が愛嬌であふれてる。
    生まれてしまったという深い絶望と孤独は、私にも確か

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    2023年01月31日
  • グーグーだって猫である1

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    ペットショップのすみのケージでウトウトしていたひときわ小さく元気のない子猫グーグー。猫との暮らしはなんて深いものなんだろう。やばいな。この本はハマる。しかも猫と暮らしたくなる。

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    2023年01月26日
  • いちご物語

    購入済み

    いちご物語、バナナブレッドのプディング。綿の国シリーズ、、、すべて大好きです。
    いちごがきれいすぎて泣きそう。
    10代の方々は大島弓子さんの世界感に浸りすぎると、現実に耐えられなくなるので気をつけてください。

    #感動する #切ない #深い

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    2022年08月27日
  • 綿の国星 1巻

    無料版購入済み

    チビ猫の無垢な感性を通して見つめる世界がファンシーで温かくて夢見心地な気分にさせてくれる。砂糖菓子のようでいて、世界の残酷な仕組みも織り交ぜられている。こんなマンガがLaLaに掲載され、少女たちが夢中で読んでいた時代があったなんて、なんて豊かだったんだろうと思う。

    3
    2022年09月30日
  • サバの夏が来た

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    ネタバレ

    「いいやあいつは太った」この台詞が可笑しいのに洒落ている。こんな台詞が出るのは大島先生ならでは。前作と比べるとあっさりした印象。そのあっさりさに気がつくと嵌まり込んでいる。上品な貝のスープみたいで時々飲みたくなる作品。

    0
    2021年06月30日
  • サバの秋の夜長

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    ネタバレ

    大島さんのサバとの暮らしを覗き見ているような、大島さんと長電話でもしているかのような親近感をもった。ノミの呪いの結末が面白かった。4歳の時から何度となく読み返している。これからも読み返すであろう、実家のようなマンガ。

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    2021年06月30日
  • 綿の国星 3巻

    購入済み

    これぞ!きらめく!大島ワールド

    久しぶりに読ませていただいています。幼いころは、漫画家になりたいと思っていましたが…あらためて、想像力、ストーリーを構築する力など 持ち合わせていなかったことを自覚いたしました。ゆっくりと。。。大島さんの数々の作品群を読ませていただける幸福感に、ひたりたいと思います。。。

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    2021年03月05日
  • 綿の国星 2巻

    購入済み

    ステキなステキな大島ワールド🎵

    2巻のタイトルの意味を、すっかり忘れていましたが…お子ちゃまの好きな 意味のない言葉だったのですね〜。このような子どもだましの回があったなんて。。。ちょいとガッカリした大人になった私でありました。

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    2021年02月19日
  • 綿の国星 1巻

    購入済み

    うれし なつかし 🎵 

    大島ワールドを電子版書籍で読むことができて、チビ猫のように踊りたい気分になりました。
    全巻を そろえてゲットしたいと思いましたのに。。。購入できず。。。2巻以降を楽しみにしています。

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    2021年02月16日
  • ほうせんか・ぱん

    購入済み

    中学の頃読んだ懐かしいマンガです。
    あの頃は、大島先生の絵が好み&ストーリーが好きというのが大きかったですが、
    今読み返してみると、登場人物の性格、趣向の個性が際立っているのが、更に面白く感じました。
    最近の少女漫画の質はよく知りませんので、個人の独断と偏見かもしれませんが、
    やはり、作品の中に流れる詩的な叙情性、知性はあの当時にはかなわないと思います。

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    2020年10月10日
  • ほうせんか・ぱん

    購入済み

    大島弓子様love🙏

    懐かしい少女漫画の黄金時代。憧れの大島弓子先生。りぼんを愛読していたのは随分と長い年月でした。初めての感動がそれはもう、たくさん発見された時代でした。今読んでも心が震えます。

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    2020年09月24日
  • ロスト ハウス

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    まわりに流されない大島弓子ワールド変わらず。
    最近の猫漫画では本来の大島弓子はたのしめない。
    あれはあれでいいけれど、このロストハウスを見て、自分は自分でいいと思える瞬間を感ぜられて、それが私が大島弓子を愛する訳の一つなのだ。
    バナナブレッドのプディングの衣良ちゃんから続く、この世にあいにくい子たち。
    生物としてほんとに愛おしい。

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    2020年07月03日
  • サバの夏が来た

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    エッセイ漫画
    これを読んでいると、私のことを許容してくれている感覚になる。
    心地いいってことはなんに考えないこと。そうだった。

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    2020年06月10日
  • グーグーだって猫である5

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    出産ラッシュの巻だった。犬のタンタンも出てきたり、タヌキも出てきたり、、、。子猫がカゴの中で死んでしまったところは特に悲しい。

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    2020年05月12日
  • グーグーだって猫である3

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    ホームレスといたタマは、目があまり見えない。それが、ある日から一緒に散歩するようになるところが特に感動的。

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    2020年05月12日