植松三十里のレビュー一覧

  • 帝国ホテル建築物語
    ライト館の建築から明治村へ移築されるまでに、これほど多くの人が関わり、長い年月を要したことに驚きました。
    日本人の技術の高さ、ライトの強い拘り、凄まじい労力の結晶を是非私もこの目で見てみたいし、諦めずに明治村への移築を実現してくれた方々に感謝をせずにいられません。
    もし最後までライトが指揮をとり完全...続きを読む
  • イザベラ・バードと侍ボーイ
    とても読みやすくてグイグイと引き込まれて読み終わってしまいました。和紙が水を吸うように、どんどんとページが進んでしまうのです。
    己の無知さを晒してしまうけれど、イザベラ・バードという紀行作家の事を今まで知らずにいました。
    私は、実写映画化もされている人気漫画「ゴールデンカムイ」が大好きで、本書も、裏...続きを読む
  • 帝国ホテル建築物語
    いやー、まいった、驚いた、面白かった。
    昨年豊田までフランク・フロイド・ライト展を観に行ったけど先に読めばよかったと激しく後悔。林愛作が本書では触れられていないけど勤務先の設立にもかかわっていてこれまたびっくり。
    2024-014
  • 帝国ホテル建築物語
    『帝国ホテル建築物語』
    帝国ホテル2代目本館の建築前、建築中、そして取り壊し、移設の物語です。また、同時に、それを支えた多くの人たちの物語でもあります。
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    【建築費】
    設計・施工費は当初130万円でした。しかし、最終的な設計・施工費は900万円となりました。 調達は、増資および銀...続きを読む
  • 徳川最後の将軍 慶喜の本心
    敗軍の将、ではないと思ってる。
    幕府を閉じるにあたって、苦しみ希望葛藤…その思いはいかほどだったか。

  • 帝国ホテル建築物語
    フランク・ロイド・ライトのこと、日本の建築の素晴らしさがよくわかった。
    建築に関心があるひとにはおすすめ
  • 帝国ホテル建築物語
    またもや素敵な作品に出会ってしまった。
    「帝国ホテル」にまつわる知られざる熱く壮大な物語。

    ホテル支配人、建築家、石工や瓦職人たち、焼き物師など、この建物に一体どれだけの人の想いが詰まっているんだろう…。
    長い年月をかけて完成した建築なので、去る者もいれば、意志を受け継ぐ者もいる。
    完成までの苦難...続きを読む
  • 家康の子
    とても読みやすい本でした。

    大河ドラマの どうする家康 を見て

    家康の子供で秀吉の養子になった 後の結城秀康は

    どんな人だったんだろう?

    と思って読みました。男性の作家の時代物は読みにくいものが多いですが

    これは女性の作家さんの書いたもののせいなのか

    とても読みやすく 一気に読みました。...続きを読む
  • 帝国ホテル建築物語
    ホテルや家の作り方、建築家、それぞれの職人たちについて初めて知る事ができた実話。これを読めば実際に帝国ホテルを見た時、感じられる事が大幅に変わると思う。
    初めて見に行きたいと思った。
    フランクロイドライト。
  • ひとり白虎 会津から長州へ
    会津に一人旅、お供にこの本を買いました。
    生き残ったことを責められる理不尽さと、それに負けずに大きなことを成し遂げた生き様が描かれていました。旅がより楽しくなりました。
  • 帝国ホテル建築物語
    植松三十里の帝国ホテル建築物語を読みました。
    帝国ホテルは建築界の3大巨匠のコルビュジェ、ミース、ライトのライトの作品です。
    建築家を目指す学生なら誰でも知っています。
    私も3大巨匠の中でもフランクロイドライトが好きです。
    その代表作の一つが帝国ホテルです。
    保存の話から始まり、建築の過程がどれほど...続きを読む
  • 帝国ホテル建築物語
    帝国ホテルが百年以上に渡って果たしてきた役割。それに関わってきた大勢の人たちの思いが詰まっている一冊。その歴史は順風満帆とは言えず数々の苦渋だらけだったが、諦めないで支え続けた人たちにより今に至る。
    世界的建築家フランクロイドライトの設計で建てられたライト館の中央玄関だけが愛知県にある明治村に再建移...続きを読む
  • 帝国ホテル建築物語
    読書会のテーマ本だったのですが、全員が大絶賛。

    帝国ホテルに関わった人たちの一人一人の物語が凄い!そしてその点と点を壮大な物語として描いた作者は偉大だと感じれる作品でした。
  • 徳川最後の将軍 慶喜の本心
    ちょっと慶喜をカッコよく描きすぎているきらいはあるが、主人公なのでしゃあないか(笑)。実際にこの小説に描かれているような慶喜の心境や、他の登場人物との会話ややり取りがあったかどうかは誰も知る由が無いが、描写が細やかであたかも真実のように感じられるので、読み進めるにつれどんどん物語に引き込まれていき、...続きを読む
  • 帝国ホテル建築物語
    帝国ホテルのライト館を設計したのはフランク・ロイド・ライトだが、この物語の主人公は支配人の林愛作であり、ライトの助手の遠藤新になる。

    ライトをこの2つの核から少し離れて置く事により、彼を一種の神格化或いは天使の様な存在(随分アクの強い天使だが)としたのが、この物語をより面白くさせている要因の1つだ...続きを読む
  • 会津の義 幕末の藩主松平容保
    歴史『小説』ではあるけど、あまりフィクション臭はなく、幕末のややこし過ぎる話はサラッと流して、文章も分かりやすくて平易なのでオススメ。会津と言えば白虎隊や新島八重ばっかりやけど、この小説も映画や大河ドラマで取り上げて欲しいなぁ。
  • 大和維新
    大和の安堵町の偉人3人の話を、感情移入できるように書かれており、明治維新と掛けている物語。

    大和魂ここにありと言う話で、非常に面白かった‼️
  • 徳川最後の将軍 慶喜の本心
    面白いが、将軍以降が少しかけ足かなあ。まわりの期待と手のひら返しされ大変だっただろうなあ。本心は難しい。
  • 万事オーライ 別府温泉を日本一にした男
    16血湧き肉躍るという表現がぴったりの経済活劇やー。こんな偉人が市井にいたことを紹介してくれてありがとうございました。大して大作でもないのに上下巻にする本があるけど、これは内容盛りだくさんで上下巻でもよかったなあ。
  • ひとり白虎 会津から長州へ
    もう題材からして泣く本とは思っていましたが、悲しかった。物静かながら実直で素直な貞吉がやっと自分の道を見つけられて嬉しかった。