植松三十里のレビュー一覧

  • リタとマッサン

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    朝ドラの「マッサン」は観ていないけれど、本を読んで見ました。スコットランドでウイスキーを学び、生涯の伴侶リタと出会ったマッサン。日本に戻って働き続け、純粋に良いウイスキーの製造を目指して自分の会社を立ち上げるまでの過程は困難も多々あって、そこであきらめなかったからこそニッカウイスキーが出来たのですね。

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    2018年01月28日
  • 猫と漱石と悪妻

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    ネタバレ

    夏目漱石の妻、鏡子視点の漱石。史実とは違うエピソードもあるしヒステリックではない穏やかで肝っ玉女性的に描かれているが、総じて私のイメージから離れてはいないし、良く描かれているのでスムーズに読むことができた。ま、ちょっと良い話として仕上がっている軽い読み物。おもしろかった。

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    2016年12月18日
  • リタとマッサン

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    テレビの朝ドラを見ていたので、興味を持って手に取りました。
    テレビの内容はあれこれエピソードが加えられていたけど、こちらの方がシンプルでそれでいて夫婦の絆がしっかり伝わってくるいい作品だった。
    ドラマの中では省略されていた若かりし頃のスコットランドでの出会いや、リタさんがどうして日本に行こうと思ったかが丁寧に書かれていたのも良かった。すっと作品に入れた感じ。
    ウィスキー作りについても活字で読むほうがわかりやすかった。ウィスキーの味はわからないけど、とても繊細で年月のかかるもので、マッサンの思い入れにも共感できたよ。
    マッサンの描かれ方もドラマではちょっと軽い感じだったけど、小説の中のマッサンは

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    2015年05月11日
  • リタとマッサン

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    テレビはまだ始まったばかりだけれど、二人の出会いやテレビの内容との多少の違いを知ることが面白かった。実際のマッサンはテレビのそれよりもう少し落ち着いた思慮深い人だと感じた。また、リタがマッサンと結婚することを決めた背景などテレビでは詳しく知ることのできないことがわかったことは面白い。この二人の夫婦愛の物語は涙なしでは読めなかった。スコットランドに行ってみたいと思った。二人がアメリカ人に会って話をした時スコットランド訛りのリタの英語よりマッサンの英語の方が通じたというところが意外で驚いた。

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    2014年11月27日
  • リタとマッサン

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    ネタバレ

    前回読んだ「リタの鐘が鳴る」は伝記だったがこの作品は小説。
    リタとマッサンが二人で力を合わせて日本で初めての国産ウイスキーをつくるためにがんばる様子が描かれている。

    リタとマッサン、全然ケンカにならないんだなー。マッサンもリタを日本に連れてきた手前絶対に幸せにしないと、という気持ちがあったんだと思う。

    伝記やドラマにはあまり出てこなかったリタの妹の存在も大きく扱われている。
    日本では最初は好意的に受け入れられていたが戦争のせいで苦労することになる。
    リタ、早く逝ってしまい残念。

    それと、リタとマッサンの子どもが見たかった。

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    2014年11月10日
  • リタとマッサン

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    日本ウィスキーの父・竹鶴政孝とその妻リタの愛の物語をリタ目線から。

    実在の人物を描いていますが、歴史文学ではなくフィクションなので、史実通りの話を知りたい方にはオススメしません。でも、小説としては素晴らしいと思います。
    特にリタ目線のお話なので、女性の憧れの夫婦像がそこにはあります。二人の愛に心が温まりました。

    恋愛小説がお好きな方は是非お手に取ってみてください。

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    2014年10月10日
  • 大奥秘聞 綱吉おとし胤

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    徳川綱吉の時代の大奥を巡る色々な話。生類憐みの令や元禄文化など華やかで時代を象徴するキーワードも盛りだくさん。
    この時代の女性は、ある種のしたたかさがあり、たくましい。

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    2013年09月23日
  • 咸臨丸、サンフランシスコにて

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    英雄視されているような歴史の主役達をなぞるような小説とは違い、まさにその時代に翻弄されながら生きた、名を留めない人達を描くことで、その時代の肉感を持って感じることができた。

    咸臨丸の話など、いろんな本、小説などでもよく語られていて何となく、歴史的にも近いところだし、資料とかは普通にたくさん残っているんだろうなんて思っていたが、たった一人の執念ともいうべき思いが無ければ今も分からないまま歴史の中に埋もれていたかもしれないという話に驚いた。
    歴史に名を残すような人物達の陰には多くの無くてはならない仕事を成し遂げた人達がいるんだということをあらためて実感させられる。

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    2012年12月26日
  • 会津の義 幕末の藩主松平容保

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    徹底抗戦から逃げる徳川慶喜に、翻弄される会津藩主の松平容保。時代の流れに対し、忠義や正義のため戦うことを決める。

    流れのまま京都守護職に任命されるなど、柔順で控えめな印象であったが、本小説では、自分の意志を持ち、紀州派と一橋派を取り持ち、安政の大獄でも水戸藩と朝廷の間を調整するなど、政治手腕も描かれている。

    さらに、指揮官として頼りなく、保守的な西郷頼母を嫌悪する人間臭さも描かれていて、新しい容保の一面が見られた。

    さらに、明治維新後、失意の中、斗南藩を訪れる場面や東京で過ごす姿、日光東照宮の保守・復興に力を注ぐ姿も描かれていた。維新後も容保個人としての生活は続いていたんだなと思った。

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    2026年02月07日
  • 帝国ホテル建築物語

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    タイトル通り帝国ホテルの建築に伴う紆余曲折のストーリーを描いた実話ベースの話なのですが、まずは実話でこんなドラマみたいな話があったんだとそこに驚きですよ。

    外国人の著名な建築家を招いて、その下で日本人の職人が工事を進めていくわけですが、この建築家が曲者で度々仕様は変更するし、完成しても納得いかなければやり直しさせるしで、現場は疲弊していくわけです。
    それを乗り越えて軌道に乗ったところで火事や地震に見舞われるという悲劇。

    でも結局は良いものを作りたい、そういう気持ち乗り切るわけです。
    何かを作る者として、この精神は大事ですね。

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    2026年01月12日
  • 万事オーライ 別府温泉を日本一にした男

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    何度も浮き沈みしながら、新しいことをやってみようとする、主人公の力強さ、それを支え、共に成し遂げて行く人達の姿が見えてくるようでした。

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    2025年11月03日
  • 鹿鳴館の花は散らず

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    日本赤十字社の設立に尽力し、自ら資金集め、被災者の看護などに当たった鍋島榮子の物語。元々は高級華族の娘で最初の嫁ぎ先は岩倉具視の長男。早くに夫を亡くし、二度目に嫁したのが鍋島の当主。開明的な夫ではあったが、明治の藩閥政治に翻弄される面もあり、外交官の妻として、鹿鳴館での外国人のダンス相手をさせられる。条約改正に向けた努力ではあったが、今考えると全く陳腐な取り組み。その後、夫の知り合いの医師の勧めで看護団を組織し、後にこれが赤十字社となる。控えめだが一本筋の通った生き方で、教科書に出てくるような有名人ではないが、こんな人がいたのかと、知ることができてよかった。

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    2025年08月11日
  • イザベラ・バードと侍ボーイ

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    19世紀の大英帝国の旅行家であるイザベラ・バードの、通訳兼ガイドで同行した伊藤にスポットをあてた歴史小説。
    恥ずかしながらイザベラ・バードの存在は知りませんでしたが、日本人である通訳視点の物語なのでとても分かりやすくあっという間に読むことができました。
    機会があれば、イザベラ・バードがこの旅をベースに本にまとめた「日本奥地紀行」も読んでみたいと思います。

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    2025年07月02日
  • イザベラ・バードと侍ボーイ

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    マンガの不思議の国バードだと絵柄からイトーとバードさんの年齢が近いように錯覚してしまうし、バードさんを若い女性のように思っていたけどそうじゃなかったのね。
    マンガはまだ続いているので、イトーが後々どういうふうになるのか分かって良かった。

    それにしても娯楽がないせいなのか、「珍しいもの」を見るために集まってくる人が怖い…。

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    2025年05月08日
  • 帝国ホテル建築物語

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    ネタバレ

    帝国ホテルというと、自分の結婚式を挙げるときに、「こんな機会はなかなかないから」とウェディング系のイベントに夫と二人で行ったこと(披露宴で出るフルコースが、比較的良心的な価格で食べれる。おいしかった)と、その最後のデザートとして、スタッフの方がずらっと並んで、一皿ずつのデザートにリキュールに火をつけて仕上げをする炎の演出があって、高そうなオプションだなと思ったこと、数年後、友人が帝国ホテルで披露宴をするのに参列したら、その演出があって驚いたこと……なんかを思い出すのだけれど、建物への印象があんまり残っていない。

    私が行ったことのある帝国ホテルはもちろん当時のライト館ではなく、印象も違うものな

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    2025年05月05日
  • 会津の義 幕末の藩主松平容保

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    読書会の課題なので読んだが、個人の感想や会話の部分が感動を盛り上げているけど、これは全部フィクションだよね、と思いなおして、史実らしいところ(文献に残っていそうなところ)だけで読むと、あまり感動はない。

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    2024年11月12日
  • 咸臨丸、サンフランシスコにて

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    本は2部構成で、第一部は実際に咸臨丸に乗ってサンフランシスコにわたり、帰ってきた吉松などの水夫のものがたりで、第二部はそんな水夫たちの航海やサンフランシスコでの生活を出版しようと奔走した文倉平次郎のものがたり
    どちらも情熱をもった日本人のものがたりであり、維新後から第一次世界大戦のはじめに至るまでの日本の航海技術などの状況を物語っている。

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    2024年09月10日
  • 猫と漱石と悪妻

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    悪妻という言葉はあっても悪夫という言葉はありません。良妻賢母はいても良夫賢父はいないように、すべて男目線だからなのでしょう。

    ちなみに悪妻の特徴はというと、
    権力欲が強い
    嫉妬深い
    自己主張が強い
    夫に従順でない
    だそうです。(ノ-""-)ノ~┻━┻”

    一方…夏目漱石の妻、鏡子が悪妻と呼ばれる理由をみると、
    朝寝坊で起きられない
    夫に口答えする
    漱石の死後、家や物を売り散財したこと
    などがあげられるようです。

    確かに散財のイメージは大きいですが、
    そんなことを言うなら
    妻や子どもに暴力を振るった漱石の方が、よっぽど悪夫(あえていう)でしょう。

    それに、鏡子なくして漱

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    2024年08月11日
  • イザベラ・バードと侍ボーイ

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    イザベラ・バードの「日本奥地紀行」を日本人ガイド伊藤(伊東)鶴吉の視点も併せて読みやすく書き下したもの。
    バードの生い立ちや来歴、鶴吉の行く末や父親の最期も語られる。

    原書に沿いながらも、バードや鶴吉の人柄や関係は和らげられているのだろう。

    周囲の(日本人の)忠告を無視して大雨で増水した川を敢えて船で渡ろうとしたり、一つ先の宿場に足を伸ばそうとしてろくな宿に泊まれず閉口する辺りは、よく言えば冒険心に富んだ、悪く言えば自尊心の強いわがままな英国婦人そのもの。

    原書は未読だが、さらに分量もあり辛辣(率直)な内容と想像する。

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    2024年05月10日
  • イザベラ・バードと侍ボーイ

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    旅行記としては興味深く、先が気になってどんどん読み進めた。話は面白かったが、イザベラバードの高慢ぶりが鼻について人物には共感して出来なかった。鶴吉も頑ななところかあったんだな。人と人とがわかりあうのは難しい。

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    2024年05月06日