鹿鳴館の花は散らず

鹿鳴館の花は散らず

1,799円 (税込)

8pt

明治初期、近代国家としてスタートしたばかりで、東洋の小国に過ぎなかった日本にとって、国際的地位の向上は急務だった。公家の娘として生まれた榮子(ながこ)は、岩倉具視の長男に嫁ぐものの、若くして死別。最後の佐賀藩主で侯爵、外交官だった鍋島直大と再婚し、その美貌と気品で「鹿鳴館の花」と讃えられるほど、外交面で活躍する。しかし、鹿鳴館外交は条約改正に至らず、榮子は自分の役目を模索し――。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    PHP研究所
  • ページ数
    272ページ
  • 電子版発売日
    2024年08月02日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

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鹿鳴館の花は散らず のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    この本を読みたいと思ったきっかけは、佐賀藩最後の藩主の妻のながこさんのお話しだったからです。鍋島直正についての本や漫画はありますが直大についての本は見たことありませんでした。(もしかしたらあるのかもしれませんが)そして、その妻についての話しもはじめてでしたので楽しみにしながら本を開きました。
    次々と

    0
    2024年12月25日

    Posted by ブクログ

    女は女らしくと言われていた時代に、皇室と日本赤十字社をつないだ女性の人生。大きく変化した時代に生まれ、試練を乗り越えるのは並大抵ではないです。尊敬という言葉では表せないけれど、心に強く響いた作品でした。

    0
    2024年11月13日

    Posted by ブクログ

    幕末に結ばれた不平等条約の改正は明治政府の悲願。そのための「鹿鳴館外交」だった。
    日本はもうハラキリの国ではない、文化国家であると主張し、洋装でステップを踏みながらの外交。
    特に、外交官の夫を持ち、貴族の出身である、鍋島榮子(なべしま ながこ)と、戸田極子(とだ きわこ)は「鹿鳴館の花」と称された。

    0
    2024年08月13日

    Posted by ブクログ

    公家の娘が岩倉具視の息子に嫁いで、彼の死後、さらに岩倉の勧めで、佐賀藩士出身で外交官の鍋島直大の後添えとして嫁ぎ、彼の外交生活を支え、のちの日本の赤十字の立ち上げの中心人物となる鍋島榮子(ながこ)。
    彼女の周りにいる人たちが、皇族、公家をはじめ、歴史上の重要人物ばかりで驚きました。
    そういう生活の中

    0
    2025年09月25日

    Posted by ブクログ

    タイトルには鹿鳴館と有りますが、鹿鳴館は前半だけで、むしろ後半の、最後には「日本のナイチンゲール」と呼ばれるようになった鍋島榮子(ひろこと読む)の物語です。
    公家の廣橋家に生まれ、岩倉具視の長男・具義の元に16歳で嫁ぐも7年後に夫は病死。その後、義父・具視の周旋で同じ妻に先立たれていた元佐賀鍋島藩藩

    0
    2025年06月05日

    Posted by ブクログ

    薩長土肥と言われていながら、ドラマを通して薩長土しか知らなかったので、肥前藩を知る良い一冊となった。

    0
    2025年04月19日

    Posted by ブクログ

    明治の貴婦人たちの暮らしぶりが映像で見ているみたいに伝わってきました。
    日本赤十字と皇室の繋がりも、なるほどとなりました。

    0
    2024年12月12日

    Posted by ブクログ

    良いお話でした。
    鍋島榮子さんについては全く知りませんでした。もっといろいろなところで取り上げてられて良い人物。このお話の中では、ご本人は目立ちたくないといっておられたが。
    鹿鳴館の花といわれ、不平等条約改正に奔走し、
    それが無駄になってしまっても、新たな自分の使命として日本赤十字社の創成期を支えた

    0
    2024年11月01日

    Posted by ブクログ

    改革をすることは常に戦い抜いていく覚悟が必要なんですね。
    歴史をぬり変えていくには並々ならぬ努力を要することなのだと改めて感じました。

    0
    2024年09月23日

    Posted by ブクログ

    恥ずかしながら、鍋嶋榮子の生涯について全く知らなかった。
    歴史はどの角度から見るかによって、無限の物語がある。近代日本の一面をまた一つ知ることが出来た。

    0
    2024年08月16日

鹿鳴館の花は散らず の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    PHP研究所
  • ページ数
    272ページ
  • 電子版発売日
    2024年08月02日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

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