植松三十里のレビュー一覧

  • 帝国ホテル建築物語

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    いやー、まいった、驚いた、面白かった。
    昨年豊田までフランク・フロイド・ライト展を観に行ったけど先に読めばよかったと激しく後悔。林愛作が本書では触れられていないけど勤務先の設立にもかかわっていてこれまたびっくり。
    2024-014

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    2024年03月19日
  • 帝国ホテル建築物語

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    『帝国ホテル建築物語』
    帝国ホテル2代目本館の建築前、建築中、そして取り壊し、移設の物語です。また、同時に、それを支えた多くの人たちの物語でもあります。
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    【建築費】
    設計・施工費は当初130万円でした。しかし、最終的な設計・施工費は900万円となりました。 調達は、増資および銀行からの借り入れでした。いかに資金繰りが大変であったのか?がわかります。
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    【施工年月】
    1916年に帝国ホテルと設計者;フランク・ロイド・ライト氏で契約が締結されます。着工は1919年です。3年の月日が経過したのは、周辺用地の買収に時間を要したためです。そして、オープニングは1

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    2024年02月12日
  • 徳川最後の将軍 慶喜の本心

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    敗軍の将、ではないと思ってる。
    幕府を閉じるにあたって、苦しみ希望葛藤…その思いはいかほどだったか。

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    2024年01月22日
  • 帝国ホテル建築物語

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    またもや素敵な作品に出会ってしまった。
    「帝国ホテル」にまつわる知られざる熱く壮大な物語。

    ホテル支配人、建築家、石工や瓦職人たち、焼き物師など、この建物に一体どれだけの人の想いが詰まっているんだろう…。
    長い年月をかけて完成した建築なので、去る者もいれば、意志を受け継ぐ者もいる。
    完成までの苦難の道のりを知ると、その重みを感じるし、奇跡にも思える偉業に心を動かされずにいられない。

    世界の多くの人を魅了したこれまでにない美しいホテル、感動をもたらした名建築。
    ついに完成したときは、もう感無量!!
    濃い読書時間を堪能しました。

    現在は、愛知県の博物館「明治村」に「帝国ホテル中央玄関」のみ様

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    2023年09月28日
  • 家康の子

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    とても読みやすい本でした。

    大河ドラマの どうする家康 を見て

    家康の子供で秀吉の養子になった 後の結城秀康は

    どんな人だったんだろう?

    と思って読みました。男性の作家の時代物は読みにくいものが多いですが

    これは女性の作家さんの書いたもののせいなのか

    とても読みやすく 一気に読みました。

    結城秀康が34歳の若さで亡くなったのは知りませんでした。

    その後継が出来が悪く 秀忠の命で九州に流刑になり 石高を大きく削られる。

    ただ 他の子供たちが 松江 津山 前橋 明石などに 松平家をたてた。

    せっかく結城秀康が頑張ったのに

    と思ったけど 後継以外の子供たちがしっかりしていてホッ

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    2023年09月16日
  • 帝国ホテル建築物語

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    ホテルや家の作り方、建築家、それぞれの職人たちについて初めて知る事ができた実話。これを読めば実際に帝国ホテルを見た時、感じられる事が大幅に変わると思う。
    初めて見に行きたいと思った。
    フランクロイドライト。

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    2023年08月11日
  • ひとり白虎 会津から長州へ

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    会津に一人旅、お供にこの本を買いました。
    生き残ったことを責められる理不尽さと、それに負けずに大きなことを成し遂げた生き様が描かれていました。旅がより楽しくなりました。

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    2023年07月20日
  • 帝国ホテル建築物語

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    植松三十里の帝国ホテル建築物語を読みました。
    帝国ホテルは建築界の3大巨匠のコルビュジェ、ミース、ライトのライトの作品です。
    建築家を目指す学生なら誰でも知っています。
    私も3大巨匠の中でもフランクロイドライトが好きです。
    その代表作の一つが帝国ホテルです。
    保存の話から始まり、建築の過程がどれほど大変だったかが描かれており面白かったです。
    大学の建築学科を卒業するとき、フランクロイドライトの事務所のタリアセンに行く話もあったので、余計親近感があります。
    一気に読んでしまいました。

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    2023年06月22日
  • 帝国ホテル建築物語

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    帝国ホテルが百年以上に渡って果たしてきた役割。それに関わってきた大勢の人たちの思いが詰まっている一冊。その歴史は順風満帆とは言えず数々の苦渋だらけだったが、諦めないで支え続けた人たちにより今に至る。
    世界的建築家フランクロイドライトの設計で建てられたライト館の中央玄関だけが愛知県にある明治村に再建移築されている。
    今から彼此35年以上前に明治村に行っているので目にしているとは思うが、この本を読んだあとでまた行ってみたくなった。

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    2023年05月24日
  • 帝国ホテル建築物語

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    読書会のテーマ本だったのですが、全員が大絶賛。

    帝国ホテルに関わった人たちの一人一人の物語が凄い!そしてその点と点を壮大な物語として描いた作者は偉大だと感じれる作品でした。

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    2023年04月21日
  • 徳川最後の将軍 慶喜の本心

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    ちょっと慶喜をカッコよく描きすぎているきらいはあるが、主人公なのでしゃあないか(笑)。実際にこの小説に描かれているような慶喜の心境や、他の登場人物との会話ややり取りがあったかどうかは誰も知る由が無いが、描写が細やかであたかも真実のように感じられるので、読み進めるにつれどんどん物語に引き込まれていき、とても面白かった。基本的に史実に基づいて話が進んでいき、訳のわからない新キャラが出てこないのでその点も良かった。

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    2023年04月18日
  • 帝国ホテル建築物語

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    帝国ホテルのライト館を設計したのはフランク・ロイド・ライトだが、この物語の主人公は支配人の林愛作であり、ライトの助手の遠藤新になる。

    ライトをこの2つの核から少し離れて置く事により、彼を一種の神格化或いは天使の様な存在(随分アクの強い天使だが)としたのが、この物語をより面白くさせている要因の1つだと思う。

    辰野金吾や伊東忠太、アントニン・レーモンドがバイプレーヤーで出てくるのも楽しいが、プロローグとエピローグに後日譚であるライト館の明治村への移転で谷口吉郎と名鉄社長の土川元夫が尽力するのも感慨深い。

    有名無名問わず、キャスティングの妙が光る。無駄な登場人物がいない。何故か「悲の器」に通じ

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    2023年02月12日
  • 会津の義 幕末の藩主松平容保

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    歴史『小説』ではあるけど、あまりフィクション臭はなく、幕末のややこし過ぎる話はサラッと流して、文章も分かりやすくて平易なのでオススメ。会津と言えば白虎隊や新島八重ばっかりやけど、この小説も映画や大河ドラマで取り上げて欲しいなぁ。

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    2022年11月14日
  • 大和維新

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    大和の安堵町の偉人3人の話を、感情移入できるように書かれており、明治維新と掛けている物語。

    大和魂ここにありと言う話で、非常に面白かった‼️

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    2022年08月19日
  • 徳川最後の将軍 慶喜の本心

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    面白いが、将軍以降が少しかけ足かなあ。まわりの期待と手のひら返しされ大変だっただろうなあ。本心は難しい。

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    2022年04月28日
  • 万事オーライ 別府温泉を日本一にした男

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    16血湧き肉躍るという表現がぴったりの経済活劇やー。こんな偉人が市井にいたことを紹介してくれてありがとうございました。大して大作でもないのに上下巻にする本があるけど、これは内容盛りだくさんで上下巻でもよかったなあ。

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    2022年02月10日
  • ひとり白虎 会津から長州へ

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    もう題材からして泣く本とは思っていましたが、悲しかった。物静かながら実直で素直な貞吉がやっと自分の道を見つけられて嬉しかった。

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    2022年01月06日
  • 大正の后 昭和への激動

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    戦争続きの激動の時代、天皇も大変だったんだなと思える話。明治維新から昭和の戦争に至るまでの経緯がよくわかり勉強になりました。

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    2021年12月29日
  • 徳川最後の将軍 慶喜の本心

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    一番最近だと、「別府温泉を日本一にした男」
    少し前だと「かちがらす〜幕末を読み切った男、佐賀藩主鍋島直正」

    植松三十里は静岡市出身。東京大学史学科卒。

    平成15年に「桑港にて」で歴史文学賞受賞。

    平成21年には「群青、日本海軍の礎を築いた男」で、新田次郎文学賞受賞。

    その学歴を見ただけで、

    どれほど史実を丹念に掘り起こし物語に紡いでいく作風かが、しのばれる。

    冒頭、慶喜こと七郎麻呂が5歳の時に、

    下級武士であろうと重鎮であろうと一切の区別なく学べる場所をと

    名君の評判高い父、徳川斉昭が作った、文武両道の藩校、弘道館がでてくる。

    どうしても気を使われることが嫌で、最後に藩校を出

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    2021年12月17日
  • 万事オーライ 別府温泉を日本一にした男

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    以前「かちがらす」という幕末を読み切った男という副題の本を読みました。
    この植松三十里さんは、丹念な取材と資料の読み込みにより、史実を第一にしながらも読み物としても十二分で、ハラハラドキドキ、感動を呼びます。

    今回の時代は明治から昭和10年まで。
    最初は油を売っていたが米屋に転身した実家。
    小僧として働く。気働きができて、頑張り屋の少年、熊八。
    子供時代からの米相場を皮切りに、経済のことをよく学び、一時は株で大儲けをする。

    いったん、大負けして仕事を無くすが、縁あって別府温泉宿を譲る受ける。経済のことを学ぶために渡米した経験がある熊八。
    ヒッチハイクをしながら全米を旅し書き溜めたノートを財

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    2021年10月07日