植松三十里のレビュー一覧
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タイトルには鹿鳴館と有りますが、鹿鳴館は前半だけで、むしろ後半の、最後には「日本のナイチンゲール」と呼ばれるようになった鍋島榮子(ひろこと読む)の物語です。
公家の廣橋家に生まれ、岩倉具視の長男・具義の元に16歳で嫁ぐも7年後に夫は病死。その後、義父・具視の周旋で同じ妻に先立たれていた元佐賀鍋島藩藩主・鍋島尚大侯爵と再婚します。
その後は外交官だった尚大の妻として鹿鳴館外交の花の一人と呼ばれたが、目的とした不平等条約の改正は挫折。その後、赤十字活動の存在を知り、侯爵夫人ながら自ら磐梯山噴火の被災者救護に当たり、その経験をもとに看護学校や病院の設立・運営に乗り出して行きました。
章ごとに時代を行 -
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帝国ホテル・ライト館建設に挑む苦難の歴史。林愛作が再建を引き受ける経緯からライト招聘、ホテルのサービス改革、ライトの難しい要求と真摯な対応、度重なる
天災と、十分な見応えとテンポの物語構成と人物の熱が良かった。愛作や新は勿論、愛作・ライトと常に対立しながらも要所で漢気を見せる大倉喜八郎や石工の棟梁・亀田易平らの熱の描き方が上手かった。
愛作やライト視点では最後まで見届けることができない不完全燃焼のプロジェクトであり、物語としての帰結は難しかったと思う。愛作が団結を促してから、数十頁
経たずに地震の引責で辞める展開は非常にショックだった。最後は新が責任者として誇りをもって締めたが、支配人とし -
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ネタバレ帝国ホテルライト館の建設から明治村に移築されるまでのお話。
面白かった!!
帝国ホテルのマイインペリアル会員になっているくらいには、帝国ホテルファンです。
が、ライト館建設の間に、こんな苦労や苦難があったことも、最終的にライトは最後まで作ることができなかったことも知らなかった。
別館の火事
本館の火事
創業当日に大震災
って、呪われてんじゃないの?ってくらいだけど、関東大震災で一面瓦礫の中、帝国ホテルが堂々と残っていたことから、評価が上がったのだから、皮肉でもありドラマティックでもあり。
明治村にも自由学園にも行ってみたくなりました!