植松三十里のレビュー一覧

  • 鹿鳴館の花は散らず

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    タイトルには鹿鳴館と有りますが、鹿鳴館は前半だけで、むしろ後半の、最後には「日本のナイチンゲール」と呼ばれるようになった鍋島榮子(ひろこと読む)の物語です。
    公家の廣橋家に生まれ、岩倉具視の長男・具義の元に16歳で嫁ぐも7年後に夫は病死。その後、義父・具視の周旋で同じ妻に先立たれていた元佐賀鍋島藩藩主・鍋島尚大侯爵と再婚します。
    その後は外交官だった尚大の妻として鹿鳴館外交の花の一人と呼ばれたが、目的とした不平等条約の改正は挫折。その後、赤十字活動の存在を知り、侯爵夫人ながら自ら磐梯山噴火の被災者救護に当たり、その経験をもとに看護学校や病院の設立・運営に乗り出して行きました。
    章ごとに時代を行

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    2025年06月05日
  • 侍たちの沃野 大久保利通最後の夢

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    大久保利通が士族授産の方策の一つとして描いた安積疎水事業。しかし事業が本格化する前に大久保は暗殺されてしまう。その遺志を受け継いだ南一郎平は、国や県の役人、地元の有力者ら、他の土地から移住した旧士族の働き手などと調整を行い、日本初の土木事業、安積疎水を完成させる。大きな事を成し遂げるには、多くの人の協力が必要。そして協力を得るためには、人々のエネルギーを1つにする中間管理職の役割が大きいという事を実感させられる感動の一冊。

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    2025年05月05日
  • 鹿鳴館の花は散らず

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    薩長土肥と言われていながら、ドラマを通して薩長土しか知らなかったので、肥前藩を知る良い一冊となった。

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    2025年04月19日
  • 侍たちの沃野 大久保利通最後の夢

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    大久保利通が描いた夢と、彼亡き後、その思いを引き継ぎ、日本初の土木事業「安積疎水」に挑んだ人々の物語。

    時に対立し、また協力しながら挑む姿に心が揺さぶられる。

    歴史を知る人がいれば、想いは未来まで語り継がれるだろう。

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    2025年04月02日
  • 帝国ホテル建築物語

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     帝国ホテル・ライト館建設に挑む苦難の歴史。林愛作が再建を引き受ける経緯からライト招聘、ホテルのサービス改革、ライトの難しい要求と真摯な対応、度重なる
    天災と、十分な見応えとテンポの物語構成と人物の熱が良かった。愛作や新は勿論、愛作・ライトと常に対立しながらも要所で漢気を見せる大倉喜八郎や石工の棟梁・亀田易平らの熱の描き方が上手かった。
     愛作やライト視点では最後まで見届けることができない不完全燃焼のプロジェクトであり、物語としての帰結は難しかったと思う。愛作が団結を促してから、数十頁
    経たずに地震の引責で辞める展開は非常にショックだった。最後は新が責任者として誇りをもって締めたが、支配人とし

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    2025年03月02日
  • リタとマッサン

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    リタは、婚約者を第一次世界大戦で亡くし、医者だった父も喪って、失意のなかにいた。
    その頃、妹が通うグラスゴー大学の留学生竹鶴政孝と知り合う。
    日本でウイスキー作りをするため、イギリスまで学びにきた政孝に、驚きながらも惹かれていくリタ。
    だが、国際結婚を決意した二人は家族の猛反対に遭い……。
    夢の実現に邁進する夫と、献身的に支え続けた妻。
    ウイスキー誕生のため生涯を賭けた夫婦愛。

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    2025年02月12日
  • 梅と水仙

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    五千円札の肖像になった津田梅子の生涯の話です

    幼くして海外留学し、現地での苦労、帰国してからの苦労大変な生活が続く中でこの人の向上心には頭が下がる思いです

    本のタイトルの梅と水仙の意味が、最後でアッと気づいた時親子の絆にグッときました

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    2025年01月09日
  • イザベラ・バードと侍ボーイ

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    明治時代の都会の様子、寒村の様子、物好きな冒険家のイザベラ・バードと、賢くて誇り高いイトーの二人旅を想像するだけで、わくわくしました。

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    2024年12月12日
  • 鹿鳴館の花は散らず

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    明治の貴婦人たちの暮らしぶりが映像で見ているみたいに伝わってきました。
    日本赤十字と皇室の繋がりも、なるほどとなりました。

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    2024年12月12日
  • 帝国ホテル建築物語

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    ネタバレ

    帝国ホテルライト館の建設から明治村に移築されるまでのお話。
    面白かった!!

    帝国ホテルのマイインペリアル会員になっているくらいには、帝国ホテルファンです。

    が、ライト館建設の間に、こんな苦労や苦難があったことも、最終的にライトは最後まで作ることができなかったことも知らなかった。

    別館の火事
    本館の火事
    創業当日に大震災
    って、呪われてんじゃないの?ってくらいだけど、関東大震災で一面瓦礫の中、帝国ホテルが堂々と残っていたことから、評価が上がったのだから、皮肉でもありドラマティックでもあり。

    明治村にも自由学園にも行ってみたくなりました!

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    2024年12月08日
  • 鹿鳴館の花は散らず

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    良いお話でした。
    鍋島榮子さんについては全く知りませんでした。もっといろいろなところで取り上げてられて良い人物。このお話の中では、ご本人は目立ちたくないといっておられたが。
    鹿鳴館の花といわれ、不平等条約改正に奔走し、
    それが無駄になってしまっても、新たな自分の使命として日本赤十字社の創成期を支えた。
    凛として、美しい女性だと思いました。

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    2024年11月01日
  • 会津の義 幕末の藩主松平容保

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    正直学校の授業は真面目に聞いていなかったので、戊辰戦争も松平容保もほとんど覚えていませんでした。
    しかし改めて小説を読むと、まさに激動の時代だったのだと痛感します。
    そんな時代の、敗戦側の総大将とは果たしてどのような気持ちだったのか想像もつきません。
    それでも家名や藩を残すために、どんな事でもやらなければならなかったのでしょうね。
    すべてが終わった後の、かつての家臣との再会が容保にとって救いであったことを祈るばかりです。

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    2024年10月22日
  • 千の命

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    江戸時代に日本の産科医療の土台を築いた賀川玄悦のことは知りませんでしたが、まるでドラマを見ているようにリアルな姿が浮かんできました。

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    2024年10月06日
  • 鹿鳴館の花は散らず

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    改革をすることは常に戦い抜いていく覚悟が必要なんですね。
    歴史をぬり変えていくには並々ならぬ努力を要することなのだと改めて感じました。

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    2024年09月23日
  • 鹿鳴館の花は散らず

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    恥ずかしながら、鍋嶋榮子の生涯について全く知らなかった。
    歴史はどの角度から見るかによって、無限の物語がある。近代日本の一面をまた一つ知ることが出来た。

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    2024年08月16日
  • 会津の義 幕末の藩主松平容保

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    ネタバレ

    白虎隊で有名な会津藩だが、本作は藩主の松平容保に焦点を当てた小説。故に会津戦争あたりの描写はシンプルなものであったが、藩主という臣民を管理する立場であると考えると寧ろリアルなものと感じた。
    この夏、会津若松にでも行こう。

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    2024年06月25日
  • イザベラ・バードと侍ボーイ

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    派手さはないけれどスラスラ読めて、いろんな感情も書かれていて、とても魅力的な本でした。思いがけず良本に巡り会えて嬉しい。

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    2024年03月20日
  • 帝国ホテル建築物語

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    今は明治村にある帝国ホテルの建設物語り。
    2024年から建て替えと聞き、気になったので読んでみた。

    帝国ホテルのとこは全く知らなかったが、1つのホテルを建てるのにあれだけの苦難があるとは驚きだった。立場も拘りも違う男たちの執念で出来上がったようなホテルで、いつか明治村に見に行きたい。

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    2024年01月23日
  • リタとマッサン

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    懐かしい!
    朝ドラを思い出しながら読みました。
    あの時代の国際結婚、大変だったでしょうね。
    朝ドラでは、おもいっきり初回からいじめられていましたが。
    こちらは事実が淡々と書かれていました。
    作者の文章力と2人の生活力のおかげで、読み応えありました。

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    2023年12月15日
  • 帝国ホテル建築物語

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    フランク・ロイド・ライトのこと、日本の建築の素晴らしさがよくわかった。
    建築に関心があるひとにはおすすめ

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    2023年11月16日