松岡圭祐のレビュー一覧

  • 優莉凛香 高校事変 劃篇

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    高校事変を読んでいないと、少しわからないと思うところもあるが、高校事変では書かれていないところがあり、面白かった。

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    2023年01月21日
  • 高校事変 III

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    ネタバレ

    前回からの続きかと思ったら、登場人物は続いてるけど内容は違った。
    舞台は場所が変わり、どこに連れていかれるのか、その先でどうなっていくのか引き込まれた。
    どんどん読んじゃってあっという間。

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    2023年01月21日
  • JK

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    前半の暴力シーンは読むに耐えない辛いものだったけれど後半の報復に期待してなんとか読んだ。極悪な輩に同情はしない、抹殺されて当然だ。紗奈の変貌には驚くがエンターティメントとして楽しめた。『高校事変』といい著者が描く女子高生の圧倒的強いヒロインに憧れる。巻末の解説に書かれていることに同感。映像では難しいだろう内容に読書で楽しめたことに感謝したい。

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    2023年01月14日
  • 高校事変 VIII

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    優莉結衣を始末するためだけに、とうとう原爆まで登場。背筋がゾッとした。

    敵対視していた兄弟姉妹とも助け合って、田代ファミリーや半グレ集団と闘うシーンは、いい感じだった。

    一卵性双生児の姉の存在が世に出たことで、今までのアリバイが崩れ、とうとう逮捕されるかも!?とハラハラしたけど、結衣に命を救ってもらった人たちの結衣を守ろうとする行動に胸が熱くなった。

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    2023年01月13日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 V 信頼できない語り手

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    「信頼できない語り手」という副題ですが、本来の意味とはちょっと違うものですね
    言ってしまえば、嘘つきは誰だです

    本巻では、3巻の登場人物と親交を深め、万能鑑定士が登場します(これも著者の得意技)
    話を聞く人物と都合よく知り合えていくのは、ご愛嬌

    ミステリーとしては割と正統な感じですが、「出版業界の事情」を知らないと絶対に解けないトリックです

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    2023年01月10日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 VII レッド・ヘリング

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    今回は主人公である李奈がある人物からもたらされた依頼を断ったことから、嫌がらせを伴う騒動に巻き込まれるところから始まります。脅迫者の正体は判明する一方で本来の目的の理由が、ある歴史上の人物の名前が出されてしまったことで見えてしまったところはありますが、そこからの難題を李奈が一人で乗り越えていくところが爽快でした。またいつも通り書籍関係に対する知識なども学べて実践できるものもあったので面白かったです。

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    2023年01月07日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 IV シンデレラはどこに

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    4巻は、松岡さんらしさ全開の作品
    一見、荒唐無稽な話なのですが、お得意のうんちく盛り沢山で説得力を持たせています
    この怪しさが、やっぱり松岡作品ですよね~

    ストーリーは、ちょっと破綻気味・・・

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    2023年01月05日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 II

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    力士シールから偽札事件への展開が見事です。日本経済が破綻してハイパーインフレに陥いる。その危機を救うのが万能鑑定士Qであった。

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    2022年12月31日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 I

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    万能鑑定士の意味が、読み進むうちにわかってきます。何も知らない女の子が、学習方法を会得して、徐々に天才に変貌するのが面白い。

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    2022年12月31日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 VII レッド・ヘリング

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    ハイペースで7冊目に到達したビブリオ・ミステリー。

    今回は扱われたのは「聖書」。序盤から作家生命を脅かされる怒涛の展開から「聖書」探しが始まるものの、その過程で巡り合ったのは「徳川慶喜」。

    窮地から走り出した物語だからこそ、終盤は随分と盛り上がって一気読みでした。

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    2022年12月30日
  • 高校事変 VII

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    今作は今までのような痛快なストーリー展開ではなく、過去の話と現在進行中の話が、章が変わったり、改行もなかったりで、状況を理解するのに時間がかかり正直読みづらかった。

    でも結衣がどんどん他者と心を通わせていく場面には、毎回ジーンとくる。

    殺人は罪なことだけど、人を傷付ける凶悪な人間を成敗する結衣の行動には、やっぱり痛快感を感じる。

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    2022年12月28日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 V 信頼できない語り手

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    今回は小笠原(凜田)莉子が出ており、それだけでも嬉しくなってしまいます。実は、紗崎玲奈もちょっとだけ出ており、松岡圭祐さんのシリーズを読み漁っている私としてはとても面白かったです。当然、本筋の内容もシリーズで一番面白かったです。主人公(杉浦李奈)の作家としての立場での葛藤を持ちつつも、謎を解き明かし、真実に迫る場面は本当に読み応えがありました。さらなる主人公の成長と他のシリーズの美少女との絡みを楽しみに、次巻を早く読みたくなりました。

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    2022年12月27日
  • 高校事変 X

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    市村凛の蠢動。長男・架禱斗の野望を挫くべく、人口当たりの殺人事件が世界で最も高い国の一つ・ホンジュラスを舞台に、本物の軍人と闘うことになった結衣。しかし、圧倒的な職業軍人には歯が立たない。しかし、結衣を救った、いや救い続けてきたのが、傭兵稼業の磨嶋と弥藤だった。二人に鍛えられた結衣は、現地で人質となった日本の高校生達を解放できたが、その代償は大きかった。それにしても、いつもはカバーがその巻を象徴するのに、弾道ミサイル(SLBM?)とは……本巻の内容に関係ないのでは?

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    2022年12月26日
  • 高校事変 XII

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    情報が多すぎる(´・ω・`)ネタバレます
    優莉架禱斗の母親の正体は日本国の最澄総理大臣
    矢幡元総理の夫人だった
    架禱斗率いるシビックが架空の油田開発等あらゆ
    る欺瞞のうえで緊急事態庁に権力を集約して国家
    権力と化した
    結衣の双子の優莉智佐子姉はでトリックメーカー
    だったがパワースーツ(嘘)で縦横無尽に暴れる
    しラストには泣かせる
    妹の優莉凜香は、実の母親市村凛(探偵の探偵)
    のクズっぷりを確認して抹殺
    本編で優莉結衣はシビックが集結させた軍艦20
    他諸々をスマホ一つで失敗したメタンハイドレー
    ド採掘時のガスを放出させて壊滅させたw
    残る兵力が結衣を襲うが岬美由紀(千里眼)が奪
    ったジェット機で

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    2022年12月25日
  • 優莉凛香 高校事変 劃篇

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    凜香がすごく愛らしく描かれていて微笑ましかった。情景は殺伐としてるけど。
    本編では「腹のたつ妹」ように描かれているイメージだったけど、この本を読むと憎めない情に厚い子というイメージに変わった。
    このスピンオフはまた、続きが読みたい。

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    2022年12月23日
  • シャーロック・ホームズ対伊藤博文

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    面白かった!映画にもしてくれないかな。
    実力行使、自力救済から法治主義へ。せめぎ合いながら進んでいく。
    ホームズが事実の中に出てきた。明治時代日本の大津事件。ホームズってほんとにいそうな気がするから…伊藤博文もかっこいい。
    クライマックス、松岡圭祐さんらしい面白さ

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    2022年12月15日
  • 高校事変 IX

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    結衣の発熱。足元フラフラ、集中力低下という状態が長く続く。一方、田代勇次の鬼畜の所業、川崎市内の民家での惨劇を通じて、平和ボケした日本人の危機意識の欠如という寓意が感じられた。医療用3Dプリンタで拳銃を製造する現場に踏み込んだ結衣だが、まんまと勇次の主治医・嶋倉の術中にはまり、囚われた挙句に田代ファミリーの隠し財産探しに駆り出され……しかし、そこから怒涛の展開。メンパスが保存されているかもしれないSDカードをブラフに、ギリギリの交渉をした末の勇次との最終決戦。始まりの地・武蔵小杉高校!

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    2022年12月12日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論

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    「催眠」、「千里眼」にはじまり、「マジシャン」、「万能鑑定士Q」、「探偵の探偵」と様々な作品を手がけてきた作者の最新シリーズ1作目
    得意の、うんちく盛りだくさん作品です

    どうやってこれだけ知識を集めて、ハイペースに書いていけるのか不思議です
    その上、説得力もあるから大したものですね

    このシリーズは文学に関わる、所謂ビブリオミステリーです
    ビブリオミステリーといえば「古書堂」の方が先に上がりますが、切り口の違うこちらも面白いです

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    2022年12月11日
  • 優莉凛香 高校事変 劃篇

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    松岡圭祐『優莉凛香 高校事変 劃篇』角川文庫。

    先頃、全12巻で完結した『高校事変』のスピンオフ的なサイドストーリー。優莉結衣の憎たらしい妹の優莉凜香が主人公だ。

    やはり、結衣が登場しないと物足りない。残念ながら凛香には主人公は重すぎ、あくまでも脇役にしか過ぎないようだ。

    平成凶悪のテロリストであった優莉匡太の四女の優莉凜香は何かにつけ、姉の結衣を意識しながら、姉より劣る自分に焦燥感を募らせながらどうにか生きていた。

    またまた問題行動を起こした凛香は春休みに北海道の帯広錬成校で規定カリキュラムを受けることになった。しかし、その学園は武装暴力団に支配され、巨額の遺産を持つ韓国人少年を監禁

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    2022年12月10日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 IV シンデレラはどこに

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    ネタバレ

    前作からとても楽しくなっています。
    主人公に舞い込むいくつもの相談事と自身が抱える問題とで、物語はいったいどうなってしまうのだろうと思っていましたが、最後は見事でした。ナリラウギスにはやられました!
    ネチネチと犯人に迫っていくタイプも好きですが、本作のようにいきなり解決編という展開も、スッキリしていていいなと思いました。

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    2022年12月10日