中村明日美子のレビュー一覧

  • 薫りの継承 上

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    ネタバレ

    弟表紙の下巻だけ登録してたんだけど、せめて本棚だけでも一緒にさせてあげようと、お兄様も連れてきました(笑)


    下巻予告っぽくーー(ネタバレ?)

    目隠しという免罪符で身体を繋いだ兄弟。
    その罪が白日の下に晒されたとき、
    彼は真実、彼を愛していることを認めた。

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    2016年10月10日
  • 薫りの継承 下

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    ネタバレ

    結末にはそうだよなと納得してしまった。奥さんの反応はごもっともだが、それすらもこの兄弟の関係の妖しさを際だたせる。書き下ろしの息子も兄のような虚無感の漂う美しさを持っていて、それ故に穏やかに過ごせるようになって欲しいと思ってしまった。最初から最後まで魅せられた本です。

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    2015年10月11日
  • あの日、制服で

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    ネタバレ

    18禁pink gold掲載作品をまとめたもの。書き下ろし以外全部既読でした。ハードなプレイは少ないのですが、題材はエロ中心なのでたぎる(笑)
    途中までモブ扱い(笑)のA先輩と、ブラ男子転校生の話が特に好き。

    カバー裏がカラーでしかも若返ってたwあと口絵カラーのpinkgoldの表紙も飾った「背後乳首舐め」、顔無しだったけ?じゃないものを見た記憶が…?妄想か?

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    2015年10月10日
  • あの日、制服で

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    ネタバレ

    1冊の中に6編のオムニバスの物語です。
    1冊に6編も!?そんなのじゃ内容が薄くて駄目なのでは!??と中村明日美子さんの他の素晴らしい作品を読んでいる方でも思ってしまうのではないかと思います。
    私はその1人でした。
    ですが6編あっても、とても良い内容で読んだ後は満足いたしました。買ってよかった!

    内容ですが、6編中5編はハッピーエンドで、1編はバッドエンドとなっております。
    「あの日、制服で」と「裸の僕」が私の中では印象強く残っておりいます。
    特に裸の僕はバッドエンドでしたので、その後のお話が読みたいーー!!となりました(笑)
    あの日、制服では表紙を開いて第一の物語なのですが、その終わり方はバ

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    2015年10月07日
  • あの日、制服で

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    甘酸っぱくてほろ苦い珠玉の作品集。短いだけにぐっと心に刺さったり切ない余韻を残すものばかり。アンソロで読んでいたけど、やっぱり「A先輩」が一番好き。ラストのA先輩の顔が見えたときの感動とときめきがC君と共に味わえる。それぞれの短編集を膨らませて続きを読みたい気もするけど、このまますぱっと短編のまま終わらせたい気もする。意外にハッピーエンドじゃないのも好き。

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    2015年10月05日
  • 薫りの継承 下

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    アニメイト バスソルト購入。GOLD連載。気弱な弟×エリート兄。兄息子の要たんも含める3Pあり。ミソジニーの極みみたいな兄奥さんの顔の書き方は衝撃的!家庭の崩壊と永遠の愛の形、そして「薫りの継承」。そんな救いのないお話。

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    2015年09月13日
  • 薫りの継承 下

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    ネタバレ

    兄さんが一番真人間にみえる後半戦。
    時系列がバラバラなのがジワジワくるね。雑誌掲載だったらじれったかったかもというくらいこれは二冊一気読み推奨。
    嗚呼お兄様がお美しいかぎりで…。兄弟、親子、不倫、なんかもう全て背徳。でもお互い執着心があってラブラブ(に私はみえた)だから萌えMAXです。中村先生って昔はもっとこう理不尽でキチな(讃えてます)作品描いてた方だから身構えてたんだけど(笑)

    以下ネタバレー。
    もう実の兄弟でもなんら問題ないというかむしろ美味しいんですけどというか実の息子とはいいのですかというwBL中毒末期。蜜月一週間…。いや最期のお兄様の笑顔だけでもうもう…。これから攻めはどうなるん

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    2017年10月07日
  • 同級生

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    言わずと知れた同級生シリーズ。ゆっくりと流れる時間の中で草壁と佐条がだんだんと惹かれあってゆく様が濃く深く描かれています。線が細く、登場人物の美しさがより際立っているところにも魅力を感じます。

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    2015年09月10日
  • 薫りの継承 上

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    まさに背徳、そして官能。
    ここぞという場面で台詞は最小限、一定の距離感があるのに誰も間に入れない空気感。ひたすら衝動に任せた情事に耽るシーンは明日美子先生にしか描き出せない魅力があり読みながら言葉を失い、目を奪われました。
    明日美子先生ファンなら普通に好きだと思います。元々独特の世界観と絵柄で描かれる先生なので絵柄に抵抗が無い方で、幸せなど無い上等、官能背徳ものどんと来いならお勧めです。上下巻一気に読んでください。
    同じ先生の作品でも「同級生」などとは雰囲気が全く違うのでご注意ください。

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    2015年08月29日
  • 薫りの継承 下

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    大好き。中村明日美子作品はだいたい目を通しているけれども、ここまで嵌った作品はありません。個人的には「ダブルミンツ」をもっと禁忌的に、頽廃的に、耽美に、そしてエロティックにしたような…そんな作品と感じました。ダブルミンツは所謂ハッピーエンドになるんだろうけども、こちらは絶望的なバッドエンド。しかしこの兄弟が最高に幸せを感じるのは、この方法しか無かったのかもしれない。メリーバッドエンドなのでしょうか、いやしかし、これこそがデカダンス…!もったりとした強烈な余韻が後を引き、そして「要」のスピンオフによってとどめを刺されます。薔薇のアロマオイルを焚きながら、少しぬるめの室温の中で読みたいですね…。

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    2015年08月29日
  • 薫りの継承 下

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    ネタバレ

    中村明日美子的耽美もの完結編。
    耽美といえば、だいたいこんな収束方法が当たり前だった昔を思い出しました…
    ハピエンなんか禁断愛にとっては軽すぎて、許せなかったかつての乙女心…
    でも、すっかりBL体質になった今現在、これは衝撃的過ぎでした。切ないし、悲しいし、憔悴しきった竹蔵の姿を見るとますます辛い気持ちにさせられました。
    昔のように美化して受けとめることができるといいんだけど。
    でも、ハピエンがお約束になってるBLの中に投下されると改めていい刺激にはなりました。萌えながらドエロ読んだはずなのに、なぜか背筋伸びた気が…!

    エロといえば、濡れ場が芸術的にきれいでしたね。アングルとか、身体の描き方

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    2015年08月24日
  • 薫りの継承 上

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    ひとつひとつのセリフが無駄がなくて、言葉にこめられた意味を探ると震えるものがあるのもすごいんですが、やっぱり「絵」ですね。個性的で見間違える事がないだけじゃなく、繊細です。そして、セリフに頼ることなく一コマの絵だけで登場人物の心情や物語の真実のすべてを描きつくせる、圧倒的な表現力ですよね。
    センセの作品を読むと、改めてマンガの持つ良さに浸ることができます。
    特にこの話は、色、香り、味わい、感触、声と、五感をめいっぱい働かせて味わうエロスでした。

    今回のテーマは禁断愛。しかも兄弟もの!ちょっと古典的すぎでは…と思ったりしました。
    嫌悪に満ちた目で見下してくる兄の忍を、暗闇で義姉と偽り犯してしま

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    2015年08月24日
  • 薫りの継承 上

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    『愛したのは、義理の兄』

    という帯に惹かれて衝動購入。

    義兄萌えなんで、仕方がないっちゃー仕方がない(笑)

    でも買ってよかったーーーーー!!!

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    2015年08月23日
  • 薫りの継承 下

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    ツボでした。
    買ってよかった!

    忍と竹蔵の関係はなんとなくわかってしまってましたが
    結末もまぁあり得ることでしたが
    それでも、自分的には
    「こういうのが読みたかったのよ!」なくらいの
    ストライクど真ん中!でしたので
    久々にBLらしいBLを読んだ気分です。
    (てゆーか、ここのところ、BL自体読む回数が減ってるんですが)

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    2015年08月23日
  • 薫りの継承 上

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    ▼あらすじ
    愛したのは、義理の兄。
    深い嫌悪と憎悪に満ちた射殺すような視線。
    毎日毎時毎秒兄に殺され続けていた。

    比良木忍は兄といっても、血の繋がりはない。義理の兄だ。
    竹蔵は後妻の連れ子として、比良木家に迎えられた。
    兄はいつも冷たく汚物のように、竹蔵を見下す。深い嫌悪と憎悪に満ちた射殺すような視線。毎日毎時毎秒、兄に殺され続けていた。
    竹蔵は兄に欲情していた。
    ある晩、竹蔵は正体を偽って兄の寝室に忍んだ。義姉の香水を身につけ、兄の目を覆い隠す。
    そして、己の欲望の猛るままに兄の体を貫いた……。

    義理の兄弟、禁断の愛と確執を描いた衝撃作。

    ***

    このお話が単行本になるのをずーーーっ

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    2020年03月12日
  • 薫りの継承 上

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    緊張感、とか、震えが描かれているのが
    すごくいい。
    ただ、この作品は、上下一気に読まないといけない。

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    2015年08月14日
  • 中村明日美子コレクションIII 鶏肉倶楽部

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    中村明日美子の短編集です。
    エロスで混沌とした中村ワールドが満載。
    彼女の独特の世界観が、好きです。

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    2015年07月11日
  • 妖奇庵夜話 魔女の鳥籠

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    表紙の美少年に惹かれて買ってしまった。ホラー小説ははじめて読む。買ってからシリーズ4作目と気づき、そのまま読み始めた。とくにもんだいなく話を読むことができた。ホラーということで、妖人とよばれる妖怪の特性をもつひとと似たちがうものが物語の中心となっている。だがほんとうにこわいものは生きているひとであるということをこの小説では強く感じさせられた。母親とか女とかしがらみが多い。きたないものをきたなく書いて せつなく悲しい美しいものとして読ませてくれる。榎田せんせいの文章はひんやりしていて好きだ。

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    2015年05月31日
  • おはよう楽園くん(仮)

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    素直な感想を言わせてもらって構わないなら、「何、これ?」って感じ
    いや、誤解されたくないが、作品それ自体は面白い
    ガッツリとまではいかないが、地味にストーリーの握力が強くて、引き込まれたので、十分な自信を持って、未読の方にお勧めする
    書店で見た表紙に、何となく興味を抱いて購入
    読むまでに、他の方の感想を拝見して、BLだって知識を得ていたから、そのつもりで読んだ
    予想と言うか、先入観があったからか、BL要素の少なさに、ちょっと驚いてしまった
    もちろん、私の漫画読みとしてのスキルが低くて、作品内のBL分を把握できてないだけかも知れないが、そのギャップが逆に印象的だったので、感想を書く気も起きた

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    2015年05月22日
  • 君曜日2 ─鉄道少女漫画3─

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    2015/05/06
    【好き】アコちゃんと小平くんの恋。 だんだん二人の頬染め率が上がり、読んでるこちらも同調して照れる(*ノωノ) 油断ならない不意打ちゴルゴ(笑) アコの同級生:みさっちんが旅行先、高所でスキップした所が格好良くときめいた。

              

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    2015年05月22日