中村明日美子のレビュー一覧
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ネタバレ兄さんが一番真人間にみえる後半戦。
時系列がバラバラなのがジワジワくるね。雑誌掲載だったらじれったかったかもというくらいこれは二冊一気読み推奨。
嗚呼お兄様がお美しいかぎりで…。兄弟、親子、不倫、なんかもう全て背徳。でもお互い執着心があってラブラブ(に私はみえた)だから萌えMAXです。中村先生って昔はもっとこう理不尽でキチな(讃えてます)作品描いてた方だから身構えてたんだけど(笑)
以下ネタバレー。
もう実の兄弟でもなんら問題ないというかむしろ美味しいんですけどというか実の息子とはいいのですかというwBL中毒末期。蜜月一週間…。いや最期のお兄様の笑顔だけでもうもう…。これから攻めはどうなるんかな。 -
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大好き。中村明日美子作品はだいたい目を通しているけれども、ここまで嵌った作品はありません。個人的には「ダブルミンツ」をもっと禁忌的に、頽廃的に、耽美に、そしてエロティックにしたような…そんな作品と感じました。ダブルミンツは所謂ハッピーエンドになるんだろうけども、こちらは絶望的なバッドエンド。しかしこの兄弟が最高に幸せを感じるのは、この方法しか無かったのかもしれない。メリーバッドエンドなのでしょうか、いやしかし、これこそがデカダンス…!もったりとした強烈な余韻が後を引き、そして「要」のスピンオフによってとどめを刺されます。薔薇のアロマオイルを焚きながら、少しぬるめの室温の中で読みたいですね…。
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ネタバレ中村明日美子的耽美もの完結編。
耽美といえば、だいたいこんな収束方法が当たり前だった昔を思い出しました…
ハピエンなんか禁断愛にとっては軽すぎて、許せなかったかつての乙女心…
でも、すっかりBL体質になった今現在、これは衝撃的過ぎでした。切ないし、悲しいし、憔悴しきった竹蔵の姿を見るとますます辛い気持ちにさせられました。
昔のように美化して受けとめることができるといいんだけど。
でも、ハピエンがお約束になってるBLの中に投下されると改めていい刺激にはなりました。萌えながらドエロ読んだはずなのに、なぜか背筋伸びた気が…!
エロといえば、濡れ場が芸術的にきれいでしたね。アングルとか、身体の描き方とか、絡み方とか、全部エロくてナマナマしくて圧倒されました。
あと、オンナの嫉妬も描かれていて怖かったです。
竹蔵の禁を犯す執着愛には切なさを感じたけど、茉莉子のはただの執着と妬みしか伝わってこなくてぞっとさせられました…
目隠しを外したことで忍の気持ちが明らかにされていて、あのシーンは印象的です。せっかく二人の気持ちがひとつになれたのに…
禁忌愛をまっとうできなかったのは、忍がきっと優しい人間だったからですね。
あの眼帯男がボロボロになってまた登場していてびっくり…!人の気持ちを見透かすような言動で揺さぶってくる人物。
要の成長も見る事ができました。これこそ継承ですね。
要のその後もぜひ見てみたいです!
ひさびさに深くて重いエロスを堪能しました。 -
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ひとつひとつのセリフが無駄がなくて、言葉にこめられた意味を探ると震えるものがあるのもすごいんですが、やっぱり「絵」ですね。個性的で見間違える事がないだけじゃなく、繊細です。そして、セリフに頼ることなく一コマの絵だけで登場人物の心情や物語の真実のすべてを描きつくせる、圧倒的な表現力ですよね。
センセの作品を読むと、改めてマンガの持つ良さに浸ることができます。
特にこの話は、色、香り、味わい、感触、声と、五感をめいっぱい働かせて味わうエロスでした。
今回のテーマは禁断愛。しかも兄弟もの!ちょっと古典的すぎでは…と思ったりしました。
嫌悪に満ちた目で見下してくる兄の忍を、暗闇で義姉と偽り犯してしまう義弟の竹蔵。連れ子として竹蔵が忍の家にやって来た少年期から独立した大人になるまでの二人がダークなタッチで描かれています。
とても耽美的な色調です。すごく懐かしい雰囲気があるストーリーなんだけど、でも昔のただ暗くてドロドロした耽美とは違っていたところがセンセらしく、斬新でした。
竹蔵の兄ちゃん大好き病はともかく、目隠しして待ち構えてるクールビューティーってめちゃくちゃエロ過ぎるんですけど!
ただ自分を嫌う忍が憎くて辱めるために犯すとかそういうエロじゃなくて、歪んだ形でしか愛し合えない、というエロスに萌えました。
そして、もうひとつは要の存在です。
年齢や見た目よりずっと大人びていて、竹蔵をそそのかす度量もあるちょっとコワい少年。
ちょっとしたゲーム感覚だったかもだけど、その結果危険で濃密なエロスを目の当たりにして何かが芽生え、後々さらに大変エロスなことになっちゃってます…
この数年後の話が異常にエロくて!
禁忌愛ってこういうのを言うのね??と昂りました~!
禁断の関係のすごいの久々に堪能しました。
下巻で彼らがどうなってるのかドキドキします… -
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▼あらすじ
愛したのは、義理の兄。
深い嫌悪と憎悪に満ちた射殺すような視線。
毎日毎時毎秒兄に殺され続けていた。
比良木忍は兄といっても、血の繋がりはない。義理の兄だ。
竹蔵は後妻の連れ子として、比良木家に迎えられた。
兄はいつも冷たく汚物のように、竹蔵を見下す。深い嫌悪と憎悪に満ちた射殺すような視線。毎日毎時毎秒、兄に殺され続けていた。
竹蔵は兄に欲情していた。
ある晩、竹蔵は正体を偽って兄の寝室に忍んだ。義姉の香水を身につけ、兄の目を覆い隠す。
そして、己の欲望の猛るままに兄の体を貫いた……。
義理の兄弟、禁断の愛と確執を描いた衝撃作。
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このお話が単行本になるのをずーーーっと待ち詫びていました…!
1年前にBE・BOY・GOLDの表紙でこの作品の存在を初めて知ったのですが、イラストの雰囲気があまりにもエロティックで衝撃を受けたのを今でも覚えています。
何ていうかもう、一目惚れに近い感じで凄く惹かれてしまい、それ以来、いつか単行本になって通しで読める日を夢見ていたので、発売の知らせを聞いた時は嬉しさのあまり飛び上がりました(笑)
上下巻同時発売だったので、私は収納BOX付きのものを予約したんですが、上巻を読んだ感想としては、買って良かったと思う素晴らしい内容でした。
まだ下巻を読んでないので、結末次第では感想がひっくり返る可能性も十分有り得るのですが、上巻だけ読んだ感想としては「最高」の一言に尽きます。
良いところを挙げるとキリが無く、私の拙い文章ではこの作品の良さが思うように表現出来ないのが歯痒いところなんですが、こういうダーク且つ耽美でエロティックな作品を描かせたら明日美子先生の右に出る者は居ないと確信しました。
流麗な曲線で描かれる独特なタッチのイラストは相変わらず美しいの一言に尽きますし、エロシーンなんてこれでもかってぐらい淫靡で濃厚。
忍のあの、視線だけで人を殺せるような鋭く冷たい瞳には何度ゾクゾクしたか分かりませんし、普段はストイックで支配者然とした彼が、竹蔵の手によって別人みたいにぐずぐずになるのもまた凄まじいギャップで激しく萌えました…!
とにかく凄いの一言に尽きます…。もう本当に、痺れるぐらい凄い。
最近、甘々のものしか読んでいなかったので久し振りにガツンと来る作品でした。
やっぱり明日美子先生は天才だ。何が言いたいかって、結局はそれだけです…(笑) -
ネタバレ
泣けてきた
すてきなラスト。
なんか感動して泣けてきた。
お互いをこんなに好きって言える二人を見られて幸せ。ってかうらやましい。
同級生からのこのシリーズに出会えてよかったです。
はらせん、なんかかわいい。 -
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ただただ素晴らしいの一言。こんなにも心震わされ、心の底から好きだと叫べるような本に出会うのは久しぶり。チャラい攻めと優等生な受け、男子校の男子高校生という王道の展開ながら、やはり王道こそが良いよなあと。全編を通してとにかく青春の甘酸っぱさに溢れてる。草壁の告白メッチャかわいいなあ。最初ハラセンちょっとやなやつかなあ、と思ってたけどハラセンの話読んでこっちにも肩入れしだしちゃって辛くなってしまった。あとは俺に会いたいでしょ、のコマの破壊力ときたら…!はつ恋、で真っ赤になる草壁も可愛いし、リボンの話のところでちょっと泣きそうになっちゃったし。今後も何度も何度も読み返す心の一冊になりそう。続編もあるとのことでとても楽しみ。
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あの、ハーレクインが放つBL!!!とのことで超期待して読みました。
大満足。
最近のBLは起承転セックス!が多いという印象がありますが、この物語の起承転結に当てはめるとしたら起セッ承セッ転セッ結セッ!!!!!
ラブシーンまみれで大変美味しゅうございました。
スポーツマンであり学内の上位カーストに属する美男子と哲学科の地味文系の二人が、くそ真面目にソフトなSMをお勉強する姿に燃えました。
カミングアウトするか、否か。スポーツマンとゲイは水と油。そんな要素も含みつつ、二人が幸せにメチャックスして終わる。翌日の二人に対する友人たちの反応は!?などなど気になってしまうところですが、幸せなところで終われたのはむしろスッキリしていて良かったのかなと思います。
装丁について、少し。
中村明日美子先生のイラストがかかれたカバーを外すと、シンプルで上品な表紙になっています。
口絵はエロ!ですが、それ以外挿絵がありません。イラストが重視の方には物足りないかもしれませんが、私は逆により深く物語にハマりこめた。想像がふくらむ。
そして挿絵がないので、お外で読んでも問題なさそうなのが最高に嬉しい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今まで読んだBLマンガの中で一番良かった。
もう、お話の中の全てが光り輝いてるって感じがする。
表紙のイラスト見て絶対に好みじゃないと思ってたんですが、今はお話にマッチしてすごく素敵だと思えます。
若さに勝る財産は無い!
青春って素晴らしい!
そう思わせてくれるキラキラと眩しいようなお話でした。
ある程度の年齢になったら、高校生が結婚とか口にしても、「はいはい、そのうち別れるって」って感じの感想しか持てなくなったのに、卒業式の日のプロポーズとか見ても、ああ、いいなあ、良かったなあ、と素直に思えました。
読んでるうちにこっちの心も勝手に洗われちゃったのかしら。
「うん、二十歳になるのが待ち遠しいね」って祝福してあげたい気持ちになりました。
まじめに、ゆっくり、恋をしよう、をテーマに作品を書かれたと読みましたが、まさにそんな感じ。
この作家さんの他の作品も読んでみたくなりました。
おススメです。
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