金城一紀のレビュー一覧

  • BORDER

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    頭撃たれて、一時、生死を彷徨う。
    で、復活したら、死んだ人と会話できるようになった!
    イタコになったって事やな。
    最初だけ、死体の近所に行かんと会話出来んって事なんで、一般人には意味ないかも知れんけど、刑事には最強の武器を手に入れたって感じ。

    今まで、犯人を推理とかして探すやり方から、結果(犯人)から、どう正当性を導くかって形になって、やり方根底から覆りそう。
    そら、検挙率も格段に上がるけど、近くに死んだ人おるのは怖い気もする。(−_−;)
    一般人と変わらん感じであるにしても。
    後半は、ミカちゃんも覚醒するのかと思ってたけど、違ったな。

    しかし、この人、頭に鉛の弾丸入ったままだと、1年の命

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    2023年08月18日
  • GO

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    在日朝鮮人のテーマを軸として、学生生活と恋愛の物語が展開される。深く、重いテーマではあるが、コメディ要素もあり、非常に楽しく読むことができた。
    人の肩書き(国籍、年齢、性別など)について考えさせられた。正直私はこの国においてマジョリティである。自分は文化や伝統を大切にしたい思いの方が強い。ただ、マイノリティを軽んじることはよくない。人として見たとき、何の違いもない。マクロ的な視点との切り替えは絶対に必要だと考えた。

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    2023年04月25日
  • フライ,ダディ,フライ

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    ネタバレ

    面白かった。
    冒頭の娘さんの痛々しいのは嫌だけど、
    息子が出来たかのように夏休み特訓をするのも
    最後に主人公おじさんが気合い見せるのも良かった。

    ところでこれシリーズもの?なんですね。
    前のやつ読んでたかな、、、

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    2023年03月16日
  • GO

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    反国主義の点で「サウスバンド」に出てくるお父さんの人間性によく似ている

    無意識に生まれている外・内の視点に気付かされたし、大体内側視点で色々と物事は成り立っている

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    2023年01月06日
  • GO

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    人類の歴史と現代の人種問題を分かりやすく噛み砕いて織り込んだ在日韓国人高校生の青春物語。作者の知性も感じるし期待感高まるストーリー展開も素晴らしい。

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    2022年11月12日
  • 対話篇

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    映画篇がよかったので、こちらも読んでみました。
    映画篇の10倍、心にじわーっとした温もりを与えてくれます。
    3つの作品が収められていますが、どれもクオリティーが高いです。

    人の死にフォーカスを当てていながら、生きることを考えさせられます。
    3作品に、ちょっとだけ共通のキーワードや人物が登場するのも、私好み。

    面白かったです。オススメ。

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    2022年10月15日
  • GO

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    韓国籍から日本国籍に帰化した父と韓国籍の母との間に生まれた日本国籍、日本生まれ日本育ちでいながら純韓国血統の自分にはルーツにビシバシ来る内容でした。映画は観たけど当時の僕に全て理解できたのか謎なのでもう一度観よう。

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    2022年07月26日
  • GO

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    出自によって偏見や差別を感じ続ける主人公の心情を軸にした青春小説。
    特定の外国人に対しての偏見はないけど、モラル意識の低い日本人への嫌悪はあるなぁ。それは体験や輩の行動の積み重ねによるもの。
    人種民族に対しても偏見を持つ人は必ずいるだろうけど、行動で示すしかないのかなとも思う。

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    2022年07月24日
  • SPEED

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    ゾンビ―スも第三弾ともなると、驚きよりも また派手にやってるなあっと思いつつ、愛すべきキャラの仲間達の活躍が 読後の爽快感を増幅させる。
    やってることは無茶苦茶だけど、そんな無粋なことは言いたくない。
    現代は、不寛容で安定志向で、再チャレンジの機会も少なく 一度のミスで多くのものを失ってしまう世の中になってしまっているけど、打算なく自らの手で未来を切り開く彼らの姿は勇気を与えてくれる。いい本です。ワンツー!

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    2022年04月04日
  • SPEED

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    ネタバレ

    今作も悪いやつをやっつけてくれてスカッとした!中川へのパンチ、金ばらまき、車爆走の流れは最高です。ラストの"彼らに追いつけない、一緒にいられない"と線を引いてしまう気持ちは分かるなぁ。かなこちゃんがまた彼らと再会できますように。

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    2022年03月26日
  • GO

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    日本人てなんだろう?国籍ってなんだろう?
    とか、考えたことなんてなかったけど、もし、自分が在日だとしたら、こういうことに悩むんだろうなと。
    という視点もあり、10代の甘酸っぱさもあいまって、もっと若いときに読んでおけばよかったかなと思った。

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    2022年01月10日
  • SP 警視庁警備部警護課第四係 6

    ネタバレ 購入済み

    出所した山西。尾形には決して何も語らなかった男が、現総理大臣麻田に何を思い、どう行動するのか。井上は!?

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    2021年12月20日
  • SP 警視庁警備部警護課第四係 5

    購入済み

    内部の「敵」が動き出し、なかなか思い切った手を打ってくる。とある人物の結末が描かれるが、ドラマでは最終回にあたる内容。

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    2021年12月20日
  • SP 警視庁警備部警護課第四係 4

    購入済み

    ドラマ放映時にも話題になったアクロバティックな追跡シークエンスがしっかり描かれている。緊迫のところでラスト。

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    2021年12月20日
  • SP 警視庁警備部警護課第四係 1

    購入済み

    ドラマは断片的にしか観ていないが、なぜだかコミックを手に取ってしまった。
    絵柄が合っている気がする。
    マンガオリジナルの展開があり、こちらの方が整合性がとれて見える点もある。
    きっちりドラマをみた人がどう感じるかはわからないが。

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    2021年12月20日
  • GO

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    『Go』が大好きすぎる。一年に一回くらい映画を観てしまう。小説も何度か読み返してる。青春の内側にこべりついた、民族差別の不条理と、それをなんとか超克しようとする青年のキザな知性に涙が出そうになる。

    あらためて原作を読み直し、映画もまた観た(もう何度目か分からん)。映画の再現度にまたびっくらこく。ただ、映画ならではのソリッドな疾走感は味わい深い。なによりも、窪塚洋介の叫びのような長台詞は何度みても鳥肌が立つ。

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    2021年11月26日
  • BORDER

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    超久々の金城一紀。
    厳密には原案だけみたいだけど。

    文体とかストーリーが肌に合うのか、ひっかからずにサクサク読めてそれなりに満足感もあって。
    ただ、目新しさは感じないかな。あぁ、そうくる?みたいのを求めるとちょっと足りないと感じるかも。

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    2021年09月14日
  • 映画篇

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    最後の短編に至るまでの連作において差別や暴力、不条理さがつきまとうからこそ、最後の愛の泉で描かれる穏やかな愛情に涙が滲む。
    そして、もう一度最初から読み返したくたる。

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    2021年04月05日
  • BORDER

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    小栗さん、青木さん、波瑠さん、遠藤さんのあのドラマ…凄く好きでした。小説はドラマには出てこなかった話したので、楽しみながら読めました。またドラマが見たくなりました^^

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    2020年12月31日
  • フライ,ダディ,フライ

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    中学生の時に偶然手にとって読んで、10年以上たった今でも、たまに読み返しています。

    舜臣の言葉が心にささる。
    ゾンビーズのキャラクターも愛らしく、仲間に入ったら毎日ワクワク・ハラハラして楽しいだろうなぁと思いながら読んでいます。

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    2020年12月16日