金城一紀のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレレヴォリューションNO.3を読み終わった勢いでこちらも読みました。
タイトルをどこかで見たことがあると思っていたら
昔映画を見たことがあることに気付きました。
内容はほとんど忘れてしまっていましたが。
今回はゾンビーズ自体が主人公ではなく中年のオッサンが主人公。
自分より幾分年上ではありますが高校生よりは年齢も近く
娘もいるという親近感から感情移入はしやすかったです。
娘が輩に蹂躙されるということはあまり想像したくないことですが
自分の身にも起こりうることとしてその時に自分では何が出来るだろうと
ふと立ち止まって考えさせられる話でした。
舜臣を始めゾンビーズの面々がいくら夏休みとはいえ
毎日のようにオッサンの特訓に付き合ってくれるのは
あまり現実的ではありませんがそれもご愛嬌ということで
最後はハッピーエンドまで描かれていませんでしたが
心地よい余韻を残して終わってくれます。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ映画「フライ、ダディ、フライ」を随分前に観ていたのですが、「フライ〜」は本作につづくシリーズ物の第二弾だったのですね。書店のポップを見てそのことを知り、本作を手に取った次第。
「フライ〜」の映画がややシリアスな内容だったので、意外なほどコミカルな本作の雰囲気にちょっと戸惑いましたが、すぐに馴染み、楽しんで読むことができました。
そのままコミックにしても問題なく形にできそうなキャラの立ち具合(アンラッキーマン山下がツボでした)や、荒唐無稽ギリギリラインな数々のエピソードは、インパクトもあって面白いです。中途半端にリアリティを意識してつまらなくするくらいなら、これくらい弾けていたほうが良いのでしょうね。
映画である程度内容は知ってるけど、改めて小説で「フライ〜」以降の作品も読んでみたいと思います。 -
Posted by ブクログ
(あえて言葉を選ばないと)在日韓国人の主人公が、国籍や偏見に苦悩しながら過ごす出会いと別れ。
非常に面白い青春文学であると同時に、国籍や日韓問題、自分が誰であるか…といった事も語られている。自分のように、見て見ぬ振りをしていた人には良いパンチになるだろう。
自分を形作るのは周囲の目や評価だ…だが、自分に核を持たなければ、自信を持たなければ、自分なんてそもそも生まれない。そんな事を考えた。苦しみながらも核を持ち続ける主人公が、とてつもなく格好いいのだ。
主人公には申し訳ないけれど、これが書かれた時代以上に、日本と韓国の溝は深まっているように思う。先人を乗り越え、いつの日か。