金城一紀のレビュー一覧

  • フライ,ダディ,フライ

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    ネタバレ

    レヴォリューションNO.3を読み終わった勢いでこちらも読みました。
    タイトルをどこかで見たことがあると思っていたら
    昔映画を見たことがあることに気付きました。
    内容はほとんど忘れてしまっていましたが。

    今回はゾンビーズ自体が主人公ではなく中年のオッサンが主人公。
    自分より幾分年上ではありますが高校生よりは年齢も近く
    娘もいるという親近感から感情移入はしやすかったです。

    娘が輩に蹂躙されるということはあまり想像したくないことですが
    自分の身にも起こりうることとしてその時に自分では何が出来るだろうと
    ふと立ち止まって考えさせられる話でした。

    舜臣を始めゾンビーズの面々がいくら夏休みとはいえ

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    2018年07月20日
  • フライ,ダディ,フライ

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    まさに謎の疾走感。
    読むのが苦手な方でもスラスラ読み進められると思います。読書初心者にぜひお勧めしたいです。
    青春なんて、何歳になっても味わえる。誰だって自分を変えられる。頑張れ、おとうさん。娘を思う全ての父親を応援したくなるような一冊です。
    爽快感を味わいたい時に読むのがおすすめです。

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    2018年06月15日
  • フライ,ダディ,フライ

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    なんだか読むのがとまらない、走っているような読み心地だった。少し前に読んだものでもう記憶が曖昧だがいい歳したおじさんと少年の師弟関係のほほえましさとファイトシーンの興奮は覚えている。また読みたい。

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    2018年06月03日
  • レヴォリューション No.3

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    あー面白かった〜〜
    登場人物一人一人のキャラが立ってて何人も出てくるのに名前を覚えられる。
    名言というか、深いセリフを言う人が多くて、面白いんだけどなんか満たされた。
    三節あったけど、どれも良かった。
    ゾンビーズすき。

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    2018年06月02日
  • レヴォリューション No.3

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    ネタバレ

    映画「フライ、ダディ、フライ」を随分前に観ていたのですが、「フライ〜」は本作につづくシリーズ物の第二弾だったのですね。書店のポップを見てそのことを知り、本作を手に取った次第。

    「フライ〜」の映画がややシリアスな内容だったので、意外なほどコミカルな本作の雰囲気にちょっと戸惑いましたが、すぐに馴染み、楽しんで読むことができました。

    そのままコミックにしても問題なく形にできそうなキャラの立ち具合(アンラッキーマン山下がツボでした)や、荒唐無稽ギリギリラインな数々のエピソードは、インパクトもあって面白いです。中途半端にリアリティを意識してつまらなくするくらいなら、これくらい弾けていたほうが良いので

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    2018年03月11日
  • レヴォリューション No.3

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    ネタバレ

    「君たち、世界を変えてみたくはないか?」
    うーん、これぞ青春!

    都内のオチコボレ男子校に通う「ザ・ゾンビーズ」のちょっとした冒険譚。
    高校生活最後の年、恒例の「秘密の花園」襲撃に決着をつける時が来た。
    殺しても死にそうにないから「ゾンビ」と名付けられた彼らは、携帯電話とカラオケと巨人軍を憎悪する単純明快な男子達。
    考えていることがとってもシンプルで読んでいてスカッと爽快!
    自分達の信念は最後まで貫き通し、筋を通す。
    大切な仲間をバカにした奴らは絶対に許さない。
    自己表現が下手で不器用だけど、ほんと素敵な男子達!

    へへへ、と僕が笑えば、へへへ、とみんなが笑い返す。ああ、学生時代の仲間っていい

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    2017年08月24日
  • SPEED

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    痛快で爽快。
    理不尽なことはたくさんあるけど、「こんなもんか」じゃなくて「頭で納得しても心が納得出来なかったら取り敢えず闘ってみろ」っての、良かったな。
    私も走ったり踊ったり、体を動かしたくなりました!

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    2017年04月14日
  • BORDER

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    原案/金城一紀、小説/古川春秋『BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査4係』角川文庫。

    なかなか面白い設定とストーリーの警察小説。ドラマのノベライズらしい。

    捜査中に頭部に銃弾を受け、生死の境をさまよい、奇跡的に生還した刑事・石川安吾は死者と対話出来るという特殊能力を身に付けていた。

    都内で発生した男性会社員の惨殺事件を発端に、相次ぐ変死事件は意外な方向へと向かう。石川は変死事件の被害者と対話しながら、鑑識の準キャリア・比嘉ミカと共に事件の謎に迫る。

    強いて言うなら、惨殺事件の犯人が余りに有り得ないというか、現実味が無いというか、もう少しスッキリした犯人像を描いて欲しかった。

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    2017年01月21日
  • レヴォリューション No.0

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    アホって真面目ってことだと思います。
    このゾンビーズシリーズとても大好きです。
    男の子ってことを思い出させてくれます。

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    2017年01月16日
  • SPEED

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    ザ・ゾンビーズシリーズ。
    愛すべき高校生たちの物語。

    読後感のよい作品でした。青春。
    相変わらずかっこいいなー
    こんなに粋で頼れる高校生いるんだろうか。笑
    登場人物それぞれが愛おしい。

    みんなの世界までは、あとこぶし二つ分。
    佳奈子がはやくまたみんなと同じ世界でいっしょに笑えますように。

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    2016年06月04日
  • BORDER(2)

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    一巻はドラマを見た後に読んだ関係で物足りなさを覚えたが、二巻はドラマとは別の方向に進み、石川の今後が気になって仕方がない。

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    2015年02月14日
  • BORDER

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    ネタバレ

    去年放映されたドラマの小説版。ドラマとは異なるストーリーでしたが、主演の小栗旬などのキャストが見事に石川や立花を演じきっていると読んで感じました。
    市倉など少し小説とドラマで感覚が違う人物もいましたが。

    ドラマとは異なり、ストーリーはある殺人事件から政治の闇に迫る重厚で深いものでした。
    石川の死者と話せる能力を駆使して真実に迫っていくところは惹き込まれましたし、能力が成長するところもありました。

    昨年一番よかったドラマで小説も期待を裏切らない作品でもう一度ドラマを見返そうかと感じた作品でした。

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    2015年01月10日
  • GO

    Posted by 読むコレ

    非常に重たい身上話を、強がって笑い話にしたという感じの物語。
    ちょっとだけ、と思って手に取ったが最後、気付けば終いまで読まされていました。
    大変楽しく、それだけに日本人として胸の奥の奥にまで滲み込んで来られて針でつつかれた様な、逃れ切れない痛みも感じさせられる作品でした。
    ただ興味をもって読めたのは個々の細かいエピソードであり、物語全体としての妙を余り感じなかった気もしました。
    ノンフィクションを読んでいる感じとでも言いますか、物語性を求めてはぐらかされてしまったとでも言いますか。
    面白ければ万事OK! であれば。

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    2014年08月24日
  • BORDER

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    ネタバレ

    ドラマが面白かったので小説版も読んでみたかったんだけど、「原作」ではないようですね。それもまた違う事件として面白かった。
    死者と会話ができるというのは、刑事という立場からすると何ともズルい能力だけど笑、結果、検死ってそこまで確実ではないことが分かった(仕方ないんだろうけど)。声を聞いて初めて知る真実、想い。これが伝わって、初めて成仏できるのかなあ。

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    2014年06月16日
  • BORDER

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    ドラマの内容にどハマりしたため購入。ドラマの後の話みたいですね。原作先行のドラマなどだと原作とドラマでイメージ違うじゃん!とか良くありますが、元々小栗さんイメージで作られていたって事で全然そういうイメージ崩れとかも無いし大好きな作品の1つとなりました^^*
    ただ、私が大好きなS&Gコンビが出ないのが少し残念←

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    2014年06月07日
  • BORDER

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    TVドラマを見て原作が気になり購入
    原作ではなく ドラマ後の話の様
    ドラマの視聴率も上がっているようだし SP番組などという展開有りかな
    大林は大杉漣さんのイメージ

    おもしろかったので 他の話も読みたい

    本が二重カバーになっていて上側に小栗旬さん、サイズが2ミリ位小さい

    著作を初めて読むが 抑えた文体と流れでちょっと不思議
    「ホテルブラジル」にも期待

    追記:ドラマのラストは衝撃的で 本作とはつながらない…よね
    それぞれ別物として考えよう

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    2014年06月07日
  • BORDER

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    ドラマと同じ話がいくつか入ってるのかと思ったら、ドラマよりちょっと後の話みたい。
    おもしろかった!! ドラマの検死官がいまいち好きじゃなかったんだけど、小説のなかの検死官は好印象。何が違うのかな(笑)。

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    2014年05月05日
  • BORDER

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    ネタバレ

    原案は金城一紀で主人公を端から「小栗旬」と決めてつくったお話だとか。主人公、確かにぴったりです。

    設定がしっかりしているからということもありますが、なかなかに面白いです。初めて読む作家さんでしたが、文章はシンプル。抵抗なく読めました。(好き嫌い多いのです…)まああえて言うなら、なんてことない会話がもっとナチュラルだったらな!とは思います。伊坂幸太郎とかはその名手だと思う。どうでもいい会話をほんと面白く読ませるんですよね…伏線までもぐりこませるし。

    ドラマでご存知のかたも多いでしょうが一応、設定ぐらいはさらっときましょう。

    主人公は石川安吾。
    警視庁捜査一課第二強行犯捜査・殺人犯捜査第4係

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    2014年04月29日
  • レヴォリューション No.0

    Posted by ブクログ

    やっぱり金城一紀はすごい!

    と実感させてくれる一冊でした。おなじみゾンビーズシリーズ完結編。完結編なのにゾンビーズが始まるお話、というのがまたたまらない。

    暴力教師マンキーのおかげで最初から最後まで暴力描写いっぱいで、なおかつ閉鎖空間での重圧に満ちた空気に息苦しくなりました。それでも最後まで読めたのは、魅力的なキャラクターたちと主人公の軽やかな語り口のおかげ。終盤、主人公たちが走り出したときから物語も一緒に加速して、最後の数ページにたどり着く頃には頭の中に明瞭な風が吹き込むようでした。金城一紀は最後の数ページを伝えたかったんだろうなあ。

    彼らと同じ年のころに、この作品に出会いたかった。

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    2014年04月25日
  • SPEED

    Posted by ブクログ

    いいヤツと悪いヤツがはっきりしているので、するする読めた。
    登場人物の決断や成長の描写がさわやかだし、純粋な勧善懲悪モノなので読後の爽快感がすばらしい。

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    2014年03月07日