金城一紀のレビュー一覧

  • 映画篇
    大満足の読後感。特にラストの『愛の泉』は、優しい家族たちの愛がこれでもかと詰め込まれていて、上映会が無事決行されるシーンでは思わず泣いてしまいました。孫たちがこんなにも一生懸命支えたい、元気づけたいと思うなんて、本当に素晴らしいおばあちゃんなのでしょう。おじいちゃんとのエピソードも素敵でジンと来まし...続きを読む
  • レヴォリューション No.3
    中学の頃に読んだはずだけど、3、4年の時を経て読んだ今日、全く違った余韻に浸っていることに驚く。
    落ち込んだ時、迷った時に読んだら必ず励ましてもらえる一冊!!
  • レヴォリューション No.3
    中学の頃に読んだはずだけど、3、4年の時を経て読んだ今日、全く違った余韻に浸っていることに驚く。
    落ち込んだ時、迷った時に読んだら必ず励ましてもらえる一冊!!
  • BORDER
    近年読んだ警察小説の中でも一気に上位に躍り出るくらい面白かったー。思い切り特殊設定の警察ものではありますが
  • GO
    僕もお父さんも不器用だけど、情に厚くて、どこかキュートで、魅力的な人物だった。
    語り口がとても読みやすくて面白くてスイスイと進んでしまった…!

    今でこそ色々な場所と行き来が増えて、色んな人との繋がれるようになって、それはそれでまた新しい問題が出てきたりしているけど(問題がゼロになることなんてないん...続きを読む
  • フライ,ダディ,フライ
    強い男とは、ヒーローとは、娘の父親であることとは。

    暴力をふるわれ、高校生の娘を傷つけられたさえない父親が、喧嘩の達人の高校生と、真っ当に戦うために特訓に明け暮れるひと夏の物語。

    大怪我をした娘のために怒れなかった、戦ってやれなかった無力さを感じるおじさん。
    誰だってそうなる。しょうがない。

    ...続きを読む
  • GO
    敢えて《若者》という幻像の如き言葉を使うが、私はいち若者として、本作から迸るような熱いエネルギーを貰った。
    在日問題云々に留まらない、もっと純粋で強烈なエネルギーだ。
    窪塚洋介主演の実写映画もとても良かった。
    この作品を薦めてくれた友人に感謝する。

    実写映画を観てから小説に移るのがいいかもしれない...続きを読む
  • GO
    高校時代に擦り減るくらい読んだ。答えの出ない葛藤が、生きてることを実感させてくれる。この本の2人のように大人になってもそういう違和感にぶつかり続けたい。
  • GO
    カッコイイ‼︎

    僕が今まで観た、読んだ、ラブストーリーの中では一番。

    ケンカのシーンも多いが、スカッとする。

    でも、この作品の一番のテーマは、

    「アイデンティティ」

    「正一」が巻き込まれるシーンや、「杉原」の葛藤は全てそこから。

    娯楽作品でもありながら、かなり深さも感じる。

    「杉原」、...続きを読む
  • GO
    前半は何だかダラダラしてんなぁって思ったけど、それらはすべて伏線だった!

    後半の展開と伏線の回収の仕方が見事!
    切なさと甘酸っぱさがうまく調和された読後感爽快な青春ストーリー!
  • 映画篇
    同僚から「オススメ」と貰った本。
    …いや、これはイイです。かなり好みでした。

    映画のタイトルに因んだ作品が集められた短編集なのですが、キレイすぎない人間描写が逆に心をじわっと暖めてくれました。
    全ての作品が、心に灯りを点してくれます。

    個人的には
    「ドラゴン怒りの鉄拳」と「愛の泉」が特に好き。
    ...続きを読む
  • フライ,ダディ,フライ
    本って面白いなぁと思える作品。
    いつもの展開だけど、誰かの強い想いが感じられるこのシリーズは本当に好きです。各所に美しさを感じるところもあって、単独の作品としても良いです。鈴木さんキュートだし
  • SPEED
    雑誌で大好きな小西真奈美さんがお薦めしてたので読んでみた作品。疾走感に加えて青春小説ならではの切なさもあってストーリーを満喫しました。シリーズものらしいので他の作品も読んでみようと思います。
  • レヴォリューション No.3
    レボリューションNo.3
    人生で一番好きな作品
    落ち込んだ時や迷った時に読むと勇気をもらえる
    やってることは馬鹿馬鹿しくてくだらないかもしれないけど、これほどまでに純粋にひたむきに今を生きてみたい

    ラン・ボーイズ・ラン
    一流高校のダンスパーティを襲撃する話
    ひろしとの精神的なお別れ

  • レヴォリューション No.3
    レボリューションNo.3
    人生で一番好きな作品
    落ち込んだ時や迷った時に読むと勇気をもらえる
    やってることは馬鹿馬鹿しくてくだらないかもしれないけど、これほどまでに純粋にひたむきに今を生きてみたい

    ラン・ボーイズ・ラン
    一流高校のダンスパーティを襲撃する話
    ひろしとの精神的なお別れ

  • GO
    この本の趣旨から外れるけど、日本人に足らないのは懐の深さかな。日本人はどうでもいい小さな事にこだわり、本質を見失い成長のチャンスをみすみす逃してきているように思える。国籍、移民問題も深い懐で受け止めれば、人種の違いなどこの本で記されている通りルーツを辿れば「大同小異」なのだから。
  • GO
    ものすごく引き込まれた。
    集中力の欠片もない私が半日で読み切ってしまうほどだ。
    現実の社会を見ているようで虚構空間を見ているのような気分になった。
    国籍って一体何なんだ。何をもって、私は日本人であるという主張しているのだろうか。そんな確証もないものに人は惑わされているのかと思うと、とても情け無い気持...続きを読む
  • 映画篇
    全部の本に言ってるけど、もう一回読みたい。
    映画って知れば知るほど深いし、きっと作る人のこだわりがつまりに詰まって、それがわかればわかるほど各シーンが愛おしく感じるんだろうなあ〜
  • 映画篇
    過去に読んだ入間人間の六百六十円の事情とは比べ物にならないくらい洗練された群像劇。

    各エピソードそれぞれなにかしらの映画が出てくる。

    "太陽がいっぱい"にて最後の数ページが段落下げされている内容、それは実際の龍一の話なのか、それとも主人公がもう会えない龍一に対して物語の中だけでも龍一を救おうと書...続きを読む
  • GO
    初めて読んだのは多分中学生の時かな。
    シェイクスピアを冒頭で引用するのが本当にもう。そのシーンも思い浮かべて泣けてきてしまう