金城一紀のレビュー一覧
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『犬神家の一族』の「佐清(スケキヨ)」が可笑しくて、ほかの本でその描写に行き当たるたび、笑ってしまった時期があります。スケキヨ死亡のシーンはご存じの方がほとんどでしょう。湖面からズボッと2本、突き出た足。かの有名な「波立つ水面から突き出た足」のシーンです。
この『SPEED』は映画化された『フライ,ダディ,フライ』(2005)と同じく、落ちこぼれ男子高校生たちが活躍する“ゾンビーズ”シリーズ第3弾です。ヒロインの女子高生を救うため、他校に侵入した彼ら。メンバーのひとりに必ず何かやらかしてしまう山下くんという子がいて、このときも見事作戦成功かと思いきや、山下くん、行方不明。発見された姿は「校舎 -
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霊能×刑事系でもズバ抜けて、読み手にインパクトを与える作品だった
『おっとり捜査』を描いた小手川先生だからこそ、金城先生のレベルの高い原作に潰されず、それどころか、逆に金城先生自身も気付いていなかった『BORDER』の魅力を引き出せたのだろう。ホント、相性って大事だな
正義と悪の境界線、刑事と犯罪者との境界線、そして、生者と死者の境界線
多くの越えてはいけない一線を、大きくないが、いつまでも頭の芯に残る声で問うてくる漫画だった
ドラマ版のラストも衝撃的だったが、この漫画版も結構、キツいので注意
曲げられなかった信念が、行ってはならない「あちら側」へ向かって背中を押してしまうのだから皮肉なもんだ -
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ドラマ→小説の順番でした。
ただ、個人的に思うのは、小説の方がまだ夢があるな、と。正直ドラマはネタバレになってしまうので詳しく書きませんがラストがラストなだけに後味がとても複雑になってしまいました。
それに比べて小説は、主人公石川の本音の部分も含めたより深みのあるストーリーになっているような気がします。
ドラマのように心境を語ることが少ない、演技によって見る者の判断を仰ぐとどうしても物足りなかったり、私自身が未熟なせいで受け詰め切れなかったりするものですが、小説では事細かく心情を感じながらストーリーを読み進めていけるところが良かった。
立花と石川、そして石川と比嘉。そして石川を中心に考えればア -
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ドラマの結末に衝撃を受けて、小説の『ドラマとは違う完全オリジナル』に惹かれ購入。ん?小説が先ですよね??
ドラマ見終わった後なので登場人物はしっかりドラマキャストで再現されました(笑)キャラクターの雰囲気はそのままですごくいいですね。特に主要三人組がわいわいしていて楽しい。
ドラマは後半に進むにつれて石川の闇落ちと死亡フラグ感ハンパなかったですが、こちらはむしろいい終わり方。なぜドラマはああなったのか…(笑)border感は確かにドラマに出てますが。
初めて読んだ作者でしたが、状況やアクションの表現もくどく無く、読みやすいので脳内再生しやすかったです。ほぼ一気読みしました。
ドラマで不完全燃 -
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ゾンビシリーズを読破しているので、またまた時間軸がくるりと舞い戻った場面に、「おおっ、あそこか!」なーんて思ったりして楽しかったです。
相変わらずのスピード感、ラストの爽快感は秀逸。
さらりと気持ち良く読める一冊です。
目の前にある退屈を、自分が押しこめられている社会の常識や枠を、飛び越えていく。
それは簡単なようでいて、ひどく難しい。
昨日の自分を越える作業、その積み重ねが今日はなかった明日を創るんでしょうね。
「目を見張れ。
耳をすませ。
感覚を研ぎ澄ませろ。
そして、準備を怠るな。
驚異的なダッシュを見せつけるために、身軽になれ。
誰かが勝手に決めた偏差値。 -
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こんなに格好良くて気持ち良くて清々しいものが他にどこにあるんだろう?
私が思いつくものの中にはない。
赤信号の話、私と全く同じことを考えてた。びっくりした。
山下をちゃんと大切な存在だと考えているのが素敵。
ヒロシは生きてたら多分シュショーになっていたと思う。
スンシンは相変わらず強くて格好良くて、優しい。
アギーはチャラくて、スマートで、ちゃんと遠くからみんなを見ている。
萱野も南方も絶対イケメンで信用できる熱い仲間。
岡本さんも、仲間だ。
自分が女の子であるというコンプレックスに涙が出そうになる。
それでも俺らは友達だ、仲間だ。
約束って凄いなぁと思った。
こ -
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ネタバレザ・ゾンビーズシリーズの三作目にあたる作品。
フライ・ダディ・フライ→レボリューションNo.3→SPEED
と、順序を無視して読み進めてきたけど、どこから読んでも楽しめるのがいいところかな、と思います(*^^*)
簡単に言ってしまうと、女子高生が新しい世界へと飛び込んでいく話。
同年代の主人公だったこともあり、(最近まで女子高生だったし、同年代って言ってもいいよね?)また金城さんの文章が自分に合っていたこともあり、さくさく読み進めていけました。
今回もザ・ゾンビーズはむちゃくちゃにやってるけど、やっぱり爽快感があっていいなあ。
あと、ステキな台詞が要所要所にでてきて、いっそう本作をキラキラさ