遠藤徹のレビュー一覧

  • 図解即戦力 自動車業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書
    分かりやすかった。
    自動車業界を網羅的に紹介している。
    自動車メーカーのグループ状況や、自動車の流通経路については全然知らなかったので、勉強になった。
  • 姉飼
    世界観が面白い。不気味、怖い、人間の狂気。
    グロテスクな部分もあり、想像するのが恐ろしかった。
    他の短編の『キューブ・ガールズ』も面白かった。でも、姉飼が1番好き。
  • 壊れた少女を拾ったので
    短編集。
    どの話も面白かった。
    表題作が、一番響かなかったけど。
    異常と正常の境界が曖昧、というのなら他にもあるんだけど、この作家はパスッと切って貼り付けたみたいな感じで、突然あっち側に行ってる。
    なんだこの設定、と思う暇もないくらい鮮やかにあっち側に連れていかれるので、その変な世界を受け入れざるを...続きを読む
  • 壊れた少女を拾ったので
    短編集です。どれも素晴らしい。
    私はこちらを先に読みましたが、同著者の『弁頭屋』改題なので同じものを買わないように注意です。
    いやもう全編に渡っておかしい。異常なのに平常心なんです。姉飼から完全にぶれてない。
    狂気に満ちているのにも拘らず、違和感を抱くこちらがおかしいのではないかと思わせるのには見事...続きを読む
  • 姉飼
    姉を飼ってみたいという心理が理解できなくもない自分がいてぞくぞくした。ダメと言われれば余計にそれを求めてしまう。そしてその快感を一度でも味わってしまってはもう抜けだすことはできない。
  • 姉飼
    論理的さのかけらもない、理由づけもまったくない、僕がいちばん好きなタイプのホラー短編集でした。
    表題作で日本ホラー小説大賞受賞の表題作もさることながら、僕がいちばん気に入ったのは『ジャングルジム』
    視点人物(?)がジャングルジムで、説明もまったくなくものがたりは進行していきます。
    あんまりしゃべると...続きを読む
  • 壊れた少女を拾ったので
    描写がグロい。

    だけれどもこの小説の怖さはそこではない。

    話しがどこに向かって行くか分からない恐怖。
  • 壊れた少女を拾ったので
    異常な世界観を描いた短編集。

    なんかホラー小説の夜眠れなくなるような恐怖感ではなく、
    なんともいえない不快感を感じる。
  • 壊れた少女を拾ったので
    短編集になってるが
    どの作品も「つかみきれない世界感」がとても心地良い。
    少しでも…え?アレ?そういう設定なの?なんて考え、捕らわれてしまうと
    いつの間にか引き込まれて読んでしまう。

    特におすすめは弁頭屋とカデンツァ、桃色遊戯
    もちろん全部面白いけどね〜
  • 姉飼
    いい!これ、いい!!
    久々にヒットです!!

    感想はとにかくグロイ!!
    ちょいエログロイ!!

    解説であるように是非映像化してほしいものです。

    ん〜ただ終わりがちょっと残念な終わり方で
    解決が無いというか、これ以上書きようがないというか…

    まぁ、そこは読み手の想像力でカバーみたいな。
  • 姉飼
    非常に不気味で、美しい。夢中になって読み進めてしまいました。一読の価値有り!解説が筋肉少女帯の大槻ケンヂさんだったのが嬉しかったです。
  • 壊れた少女を拾ったので
    この作品のジャンルを表すとすれば、「困惑ホラー」という言葉が近いような気がする。一作目の弁頭屋は、日本が戦争をしており、尚且つ弁当の容器に人間の頭を用いているという世界観である。当然意味がわからないのだが、この作品では当たり前のこととして扱われる。それ以外の作品も世界観に対する戸惑いを隠せない設定が...続きを読む
  • 壊れた少女を拾ったので
    初読みの作家さんだったんですが、すごく程よい感じのグロで好きでした。退廃的で耽美でちょいグロが好きな人にはピッタリハマると思う。
    印象的だったのは弁頭屋とカデンツァだけど、表題になっている「壊れた少女を拾ったので」も、時代背景の感じとかとても好きでした。姉飼も読みたい。
  • 走る?
    14人の新進気鋭の作家たちが、Number Doに寄稿した「走ること」に関する短編集。走る気になる作と、ならない作があるが、作家さんたちがランナーという訳ではないので仕方ない。でも、その著者なりの「走る」ということの考え方がなんとなくわかり面白かった。
  • 姉飼
    2015年、三冊目は、何度も読み返してる作品。
    コッチの世界へのキッカケを作ってくれた作家、遠藤 徹のデビュー短編集『姉飼』。
    収録は四編。個人的、好みの(逆)順に簡単な感想を……。 キューブ・ガールズ
    基本、主人公である、若い女性の一人称視点で書かれ ている。彼女こそ、キューブ・ガールズ。キューブ...続きを読む
  • 壊れた少女を拾ったので
    『姉飼』と同時期に購入し、どちらも、もぅ何度も再読している短編集。
    特に新たな発見があるというタイプの作品ではないが、この世界観に浸りたくて、読み返すといった感じ。
    では、収録順に簡単な感想を……。
    弁頭屋
    自衛隊、戦争してます。首都はテロが頻発してます。顔見知りの生首には弁当が入ってます。しかし内...続きを読む
  • 姉飼
    私たちの常識が通じない世界に迷い込んでしまったようでした。グロさが強いけど、気味の悪さもしっかりあります。『壊れた少女を拾ったので』と差をつけたかったので★4ですがこちらもおもしろいです。

    ・姉飼
     設定が歪。シブヤが村か…とか蚊吸豚の気持ち悪さとかもう生理的な嫌悪感に訴えてきます。「姉」と名付け...続きを読む
  • 姉飼
    日本ホラー小説対象を受賞した表題作の他に4篇を収録。おどろおどろしいストーリーや残酷な描写もさることながらどこか奇妙に歪んだ舞台設定が怖い。『姉飼』は結末はややありきたりだけど、ぬめぬめした脂の感覚が手に伝わってくるような話。他のお勧めは『ジャングルジム』。
  • 壊れた少女を拾ったので
    グロテスクな内容を多く含む短編集。

    【目次】
    ・弁頭屋
    ・赤ヒ月
    ・カデンツァ
    ・壊れた少女を拾ったので
    ・桃色遊戯

    個人的には「赤ヒ月」が一番好き。
  • 壊れた少女を拾ったので
    怖いし、グロい描写とかてんこ盛りだし、けどなんか切ない感じがする。エロいって感じることもある。もぞもぞする。