遠藤徹のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
2015年、三冊目は、何度も読み返してる作品。
コッチの世界へのキッカケを作ってくれた作家、遠藤 徹のデビュー短編集『姉飼』。
収録は四編。個人的、好みの(逆)順に簡単な感想を……。 キューブ・ガールズ
基本、主人公である、若い女性の一人称視点で書かれ ている。彼女こそ、キューブ・ガールズ。キューブ・ ガールズとは……?
妹の島
コレは、登場人物それぞれの視点を巡りながら、話が 進んでゆく。呪詛的要素、体内に巣食う蟲、等々、収 録作の中では、最もホラー的ではある。
ジャングル・ジム
おそらくgymとjimをもじって、擬人化したら、の発想 から生まれた作品であろう。ラストの情景はきっ と……。
姉飼
「姉」を「飼」うこと、それは、監禁モノのソレとは 全く異なります。ココでは、身を滅ぼすコトも厭わな い、偏愛の形。オチを含め、話の展開自体に新鮮さは 特に感じないが、和風倒錯世界に通じるエログロ感。 個人的にその辺、大好物です。
全体として、四編、それぞれ異なった作風であり、好 みも分かれると思う。
ソレ以前に万民ウケする作品だとは思えないが……。
ここまでで、★★★★☆。
そして、ラスト、大槻ケンヂの絶妙な解説で、 ★4.5。 -
Posted by ブクログ
『姉飼』と同時期に購入し、どちらも、もぅ何度も再読している短編集。
特に新たな発見があるというタイプの作品ではないが、この世界観に浸りたくて、読み返すといった感じ。
では、収録順に簡単な感想を……。
弁頭屋
自衛隊、戦争してます。首都はテロが頻発してます。顔見知りの生首には弁当が入ってます。しかし内容は、ある(偏)愛の形。
赤ヒ月
カニバリズムの話。スプラッターというよりはゴア。それでも、かなり特殊なエロスの世界ともいえる。
カデンツァ
コミカルな設定を大真面目に書ききってる。『姉飼』の「ジャングル・ジム」の発展系かな?展開、オチはコチラの方がホラー度薄め。
壊れた少女を拾ったので
多重人格?ループ?スッキリと結論づけられるタイプではない。田舎町を舞台に、昭和的なテイストがする世界観も大好き。
桃色遊戯
タイトルとともに、映像イメージするとポップな感じがするが、とんでもない形での終末の話。自分も最後は缶ビール……。いや、ウィスキーのポケット瓶かな?
五編とも方向性は全く異なるモノである。そして、どれも、「あり得ない」で済ませてしまう方々には向かないでしょう。
実は、『姉飼』『壊れた少女を拾ったので』この二冊が、自分にとってのコチラの世界の入口でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ私たちの常識が通じない世界に迷い込んでしまったようでした。グロさが強いけど、気味の悪さもしっかりあります。『壊れた少女を拾ったので』と差をつけたかったので★4ですがこちらもおもしろいです。
・姉飼
設定が歪。シブヤが村か…とか蚊吸豚の気持ち悪さとかもう生理的な嫌悪感に訴えてきます。「姉」と名付けられた彼女たちがなんなのか。人間の欲望に恐ろしくなります。
・ キューブ・ガールズ
性欲のはけ口とするだけでなく、最後は心まで…。少しずつ加速していくサディズムには表立ったグロよりも恐怖を感じました。自らの存在、アイデンティティが消えていく恐ろしさにぞわぞわします。
・ ジャングル・ジム
人間に恋したジャングルジムの話。なんでこの世界のひとたちは違和感なくモノとしゃべるのか。それ自体がこわい。ジャングルジムを騙された男の比喩だと思うと…それもこわい。4作の中ではいちばん好きです。
・妹の島
姉飼とタイトルが対になっているのかな。でも話に繋がりはなく、よくわからないという印象が強い。 -
Posted by ブクログ
え、えぐい!(10/7)
全体的に、えぐいぐろいえろいの三拍子な話。
姉飼
→純情と狂気が綺麗に同居した作品。SMの香りも少し。グロエロ。
ジャングルジム
→こういう人間ばっかりじゃないかなあ、今時って。少し切ない話。
キューブガール
→世にも奇妙な(略)の美女缶って感じだったな、設定は。歪んだ美女缶。まあきっとこっち先に読んでたら美女缶は純情なキューブガール、または誰かの玩具かなと。
妹の島
→これもっと肉付けしたら一冊にはなるっしょ!とは思ったが、この短さでもまあ十分っちゃ十分か。個人的にはこの短さで登場人物が少し多いのが気にくわなかった。島は、彼女の生贄で巣になったのだろうな。グロエロ。 -
Posted by ブクログ
40代も半ばを過ぎた頃から、突如ランニングにハマりました。気分転換、ストレス解消、心身の健康のために自分のペースで続けています。
走ることに飽きやマンネリが来ているわけではないのですが、走りに行きたくなるような本(How toものでなく)が読みたいなぁと探していたところ、この本にたどり着きました。
アンソロジー形式の作品集を読むのは初めて。
1冊でバリエーション豊かな作風に触れることができ、自分の好みに合う・合わないが分かるのがおもしろかった。
個人的に刺さった作品をいくつか。
『パン、買ってこい』
ちょっと歪んだ使命感から「パシリ道」を極めた高校生のランと精神の成長物語。
爽やかなラストシーンが印象的。
『飛田姉妹の話』
人間が翼を手に入れ、空を飛ぶようになった未来のお話。
ヒトの脚は見る影もなく、すっかり退化してしまった。そんな時代にも自分の脚で走ることの意味や価値を見出そうとする。
『リスタート』
ブラックな職場と不摂生からメタボになり、体の不調に悩まされていたサラリーマンが健康指導をきっかけに一念発起する物語。
「精神的偏食」という言葉が印象的。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ日本は、中国アメリカに続いて、生産台数3位。
中国がダントツで多い。
4位のドイツは日本の半分以下だが高級車が半分以上。
合成燃料にはバイオ系と化学系がある。バイオ系はトウモロコシからユーグレナ(ミドリムシ)などの藻類由来の第二世代に移行。
化学系は水素。e-fuelは、水素とCO2を化合させたもの。内燃機関の技術が応用できる。
国内では、全個体電池、バイポーラ型にっけう水素電池などを開発中。
日本のハイブリッド技術は欧米が追いつけない。ベンツBMWGMのハイブリッドの共同開発はすべて一代で消えた。
新車販売はディーラーと業販店(業者販売店)。
ダイハツとスズキは業販店比率が高い。
水素はガソリンよりも安全。水素タンクの中は酸素がないので燃えない。燃えた際は安全弁で水素を逃がす。水素は軽いので漏れると上空に上昇する。ガレージには抜け穴が必要。ガソリンタンクには空気があるので燃える。
インホイールモーターは昔からアイデアはあるが実用化が難しい。
レンタカーは増加している。
カーボンニュートラルは、CO2排出をゼロにするわけではなく、排出と九州を均衡させること。知痛に埋めるなど。
日本では1000万台生産し、半分を輸出している。KD(ノックダウン)車の輸出もある。
LCA(ライフサイクルアセスメント)だとガソリン車とEV車は、走行距離10万キロでは差が1トンしかない。EVが圧倒的に低いわけではない。
液体燃料は電池よりエネルギー密度が圧倒的に高い。1キロ250kwと12700kw。ガソリンエンジンの熱効率は40%、電気モーターは95%。
ガソリン、エタノール、アンモニア、液化天然ガス、液化水素なども同じ。
大型の長距離トラックをEV化すると、積載量10トンのトラックのうち7トンが電池になる。