永井孝尚のレビュー一覧
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弱者はいかにして強者に立ち向かえばいいのか。
1巻と同様のタイトルだが、中身は販売手法から戦略へと変わっている。
もちろん、企業が成長・競争していくための戦略を述べているために、前巻に引き続いて商売のことを土台にストーリーは展開していくわけだが、個人的には読みながら、別なストーリーが頭の中に湧きあがってきた。
桶狭間の戦い。
まさしく強者に対する少数者が勝利を得た戦いとしてすぐに思い浮かぶ。
この戦いも、本作の戦略を踏まえて分析していくとその原因に理屈が付けられるだろう。
元々「戦略」というぐらいだから戦争から発生してきたのだよな、と思いを新たにする。
戦略は -
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日本企業 高品質、多機能、低収入
顧客中心主義で勤勉で、なんでも要望を引き受ける
⭐️差別化は顧客の課題に対する自社なりの価値
製品思考のサンヨー、市場思考のパナ
顧客は自分の課題に気づかない
顧客満足とは事前の期待との引き算
見落としてる課題に気づいてあげる
コストリーダーシップとシェア
チャレンジ、地域密着型と手厚いサービス
ターゲット顧客と課題が決まれば、すべて決まる
チャネル戦略
値引きは他が納得する理由が必要。大口顧客
価格勝負はできるだけ避ける
クールビズ、コミュニケーションの設計
かっこよく○○防止
イノベーター理論とキャズム理論 -
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西洋・東洋哲学、政治学、経済学からサイエンスまで文系~理系の教養書100冊が簡単にまとめられた本。
教養を学ぶべきだというのはわかっていたが、なぜ学ばなければならないのかよく分からなかった。しかしこの本のはじめにの部分で問題の本質を構造的に捉えるためだったり、脳内にある膨大な知識を瞬間的に組み合わせながら考えている私たちの脳内にある知識が教養だったりするのを知った。文系から理系にわたってざっくりと分野の内容を理解しながら、興味のある本から読み進めて欲しいという著者の意図を汲んで好きなところから読むことができたのが良かったし、本の内容を言い換えて伝えているので理解しやすかった。
幼い頃からよく -
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自分のキャリア戦略をマーケティングの手法で考えるための本。
自分視点でなく相手視点で見てみる。市場が細分化した現代では競争を避け、ニーズに特化することが重要。阿智村の例のように、自分が提供でき、相手がほしいもので、他が提供できないものをバリュープロポジションとする。
ジョハリの窓で、盲目の窓を見つけつつ明るい窓を広げていき強みを育てる。没頭して一流になる。フローを体験するには目標が明確で適切なフィードバックがあり挑戦と能力のバランスが取れていること。
失敗から学ぶ3ステップとして、新しいことを試す、失敗が大きな問題にならないようにする、失敗を失敗と認める。専門分野を増やし続け、I字型人間からT -
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ネタバレ『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ!』は、中経出版から出版された書籍です。この本は、コーヒーの世界から戦略を学び、ビジネスに活かすための視点やアイデアを提供しています。
著者は、コーヒー業界の事例を通じて、成功企業の戦略や顧客中心主義の重要性について解説しています。本書では、コーヒーを通じて顧客の心をつかみ、ビジネスを成功させる方法を具体的な事例とともに紹介しています。
読み進めるうちに、コーヒーのブランドやカフェの成功の裏には、顧客のニーズを深く理解し、独自性を持った提供を行っていることがわかります。著者は、自社の強みや独自性にフォーカスし、顧客のニーズを満たす価値を提供することの重要性