永井孝尚のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読み通すのに2年くらいかかってしまった。
単なる要約本ではなく、筆者が咀嚼した上で肝と思われる部分をまとめてあるもの。
大変な労作であろうと頭が下がる。
もちろん、この本だけで、紹介されている各書籍が理解できるわけではなく、本文中にもしばしば原典に当たってほしい、というフレーズが登場する。
思想史、科学史、経済学史、宗教史が「理解できる」とはいわないまでも、「興味が持てる」ようにはなっている。
幾つかの「読まなければ」と思っていた書籍を読む気になったし、実際、買ってしまった書籍もある。
通読してみて、各書籍の横のつながりが見えてくるのは、思わぬ収穫であった。
一人の筆者が書いていることによるメリットだろう。
2週目も行ってみたいが、いつになるだろうか。 -
Posted by ブクログ
2023年刊行。
マーケティング戦略コンサルタントである著者による、「世界のエリートが読んでいる」古今東西の100冊の名著をまとめた本。
電子版で970ページという大著。
「西洋哲学」「経済・社会学」「東洋思想」「歴史」「アート・文学」「サイエンス(生物学・脳科学・物理学)」「数学・エンジニアリング」などのジャンルに分かれており、それぞれの分野における歴史的名著が紹介されている。
著者は、元々日本IBMでプロダクト開発をリードしていたところからマーケティング戦略を学び直し、この専門家になったという、文理両方に明るい人物。
そのため、いずれの本に対しても一定の背景知識を基に噛み砕いて説明してくれる。立場としても概ねフラットだと感じた。
個人的には、読んだことがない本も多く、非常に勉強になった。
理論物理学のパートはやや理解が難しいところもあったが、著者の解説+調べながら進めたことで理解できた。
こういった「〇〇の本を集めてみた」系の本は世の中に溢れているが、本書はその中でも圧倒的にクオリティが高いのではないかと思う。
一方、自分が過去に読んだことのある本の説明を見ると、自分の解釈とは異なるところも多々あったので、やはり気になる本は実際に原著を読んでみるべきかと思う。
実際に何冊か購入したので、これから読んでいく。
ネットとAIの発達により、我々は欲しい情報に瞬時にアクセスできる世界に生きている。故に、ただ知識を蓄えることの意味は薄れている。この流れはおそらく不可逆であろう。
今後、高いアウトプットが求められるビジネスパーソンにとって必要なのは、経験に基づく自分の専門領域+幅広いジャンルの知見へのアクセス性だと考える。
アクセス性とは、「多様なジャンルの基礎知識」と「アレルギーなく受け入れるスタンス」を意味している。
本書はこの「アクセス性」向上の役に立つ。
多様なジャンルの知識と理論を自分の中に蓄えることで、複雑な問題を「3D」で捉えることができるようになる。 -
Posted by ブクログ
売れた理由は運や偶然じゃない 『新100円のコーラを1000円で売る方法』
マーケティングの本質を、改めて叩きつけられた一冊。
売れた理由は、運や偶然じゃない。
自分で成功要因をつくり、チャンスを掴みにいったかどうか。
お客の声(Needs)に応え続けるだけだと、
市場は飽和し、やがて価格競争に巻き込まれる。
一方で成長する企業は、
お客に聞いても出てこない Wants を探し続けている。
Wantsは、
観察して、考え続けた人にしか見えない。
問うべき相手は、いつも「自分」。
お客は何に困っているのか。
既存のものを掛け合わせたら、
どんな新しい価値を生み出せるのか。
PRでブランドをつくり、
広告でそれを守る。
「100円のコーラを1000円で売る」とは、
結局 価値を再定義する力 の話だった。
ビジネスに関わる人ほど、刺さる本。 -
Posted by ブクログ
教養書必読
2025.06.12
ずーっと読みたかった本がやっと借りれた!
電車やバイト後などでちまちま読んでいたが、それにしてもすごい厚み。先人の知恵がぎゅーっと詰め込まれていて、高校や大学で聞いたことのある話や教科書にあった話など様々なことを知れた。
並行に読んでいる夢を叶えるゾウ2では、漫画喫茶に行き時間いっぱい本を読むことは修行のようだ!と話すシーンがあったが、本書でも日常が修行であることを学んだ法然?親鸞?(だれかわすれた)の話があった。共通しているなと思ったし、確かに精一杯生きることで成長するならば修行と考えて良いのかもと感じた。加えて、優里のビリミリオン『生きてるだけで丸儲け、100億以上の価値があるでしょ』も関連してる。 -
Posted by ブクログ
10年以上も前の本ですが、今でも十分通じる内容です。特にIT業界の人にとっては、これ以上ないぐらいにありがたい本です。というのは、この本、IBMのマーケティング責任者が執筆しており、ITシステム業界(B to B)の例で書かれてます。マーケティングの本の多くはB to Cの業界を中心に書かれてるので、とても貴重です。
しかもストーリー仕立てで、かつ、コミックなので、分かりやすいだけでなく、記憶に残りやすく、かつ気軽に読み返しやすいのです。
中身もマーケティング理論と実例が豊富に盛り込まれており、素晴らしい内容です。
全巻是非読んでみて下さい。お薦めです。 -
Posted by ブクログ
10年以上も前の本ですが、今でも十分通じる内容です。特にIT業界の人にとっては、これ以上ないぐらいにありがたい本です。というのは、この本、IBMのマーケティング責任者が執筆しており、ITシステム業界(B to B)の例で書かれてます。マーケティングの本の多くはB to Cの業界を中心に書かれてるので、とても貴重です。
しかもストーリー仕立てで、かつ、コミックなので、分かりやすいだけでなく、記憶に残りやすく、かつ気軽に読み返しやすいのです。
中身もマーケティング理論と実例が豊富に盛り込まれており、素晴らしい内容です。
全巻是非読んでみて下さい。お薦めです。