永井孝尚のレビュー一覧
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購入済み
スラスラ読める
とってもスラスラ読めて、なるほどそういう視点から考えるのかぁなんて思える本でした。ダイジェスト版なのでそれぞれの本も読んでみたくなりました。
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Posted by ブクログ
3巻も素晴らしいのでセットで読むべき!
以下、メモ
日本向けにカスタマイズされてグローバル展開できない。
ユーザーの高い要求に個別にカスタマイズせずに標準品で対応して世界中に展開すること。意思決定のスピードを速めること。
イノベーションのジレンマ
市場で求められる性能には上限と下限があり、どちらも時間の経過とともにゆっくりと上昇する。製品の性能はこれよりも早く向上する。ユーザーの要望を聞きながら徐々に改善していくものは持続的技術。
新技術のほとんどは製品の性能を高めるもの、これを持続的技術という。あらゆる持続的技術に共通するのは主要市場のメイン顧客が今まで評価してきた性能指標に従って既存 -
Posted by ブクログ
「そのお客に売ってはいけない」とタイトルとほぼ同じテーマの章が大変勉強になった。特にB2Bで。
改めて自分と置き換えてみると全く出来ていない。
買わないお客に対していくら努力しても意味がない。
というのがとても新鮮だった。
努力すれば一発逆転もあるはずだと自分は挑んできた。
実際にはそれで上手く行ったこともあるし、上手くいかなかったこともある。
努力対効果が悪いという。少しでも可能性が高く見込めるお客に対して全力を使えという指摘。
100%そうですねとはまだ思えないが、確かにその考え方が出来ればやり方も、変わってくるはずと感じた。
これからは心に留めて行動していきたいと思った。
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Posted by ブクログ
マーケティングの本質が会話形式で書かれているのでよみやすい。
お客様に選ばれる為に必要なこと、一見わかっているようでも実は間違っていることが再度確認できた。
■顧客のメカニズム
顧客満足の式=顧客が感じた価値-事前期待値
お客様の期待に応えるだけでは0点。
⇨言い方を変えると、言ったことしかやっていない。
的外れな要望や思い込みがあるので、お客様の話を鵜呑みにせず、本来あるべき姿を提案する。
■値引きの作法
価格戦略を考えるにあたって、市場シェア、利益率は必ず押さえる。
市場シェアがトップ⇨他社より売れる⇨製造コストが下がる
■ブルーオーシャン戦略
顧客が価格と品揃えだけを重視するという -
Posted by ブクログ
20年で日本経済は1/3になったとして、何事も慎重(臆病とも言う)な日本人に対して、米国人の雑な計画や中国人のダメモトでの結果的な成功を紹介し、ザックリした仮説、学びながらしつこく何度も回すことが、勝利への方程式として、トルネード式仮説検証を解説。
成長パターンの企業の取り組みでは、ジャパネットたかた、日本マクドナルド、ソラコムを紹介、ジャパネットたかたの商品数を1/14に削減に驚くとともに、ソラコムの仲間意識を育むには共感しました。
終章では、そうは言って難しいとして上げられそうな理由をバッサバッサと切り捨てて行く様が痛快です。先ずは忖度と恥の文化を捨てることかな、いつもの事ながらとても勉強