そうだ、星を売ろう 「売れない時代」の新しいビジネスモデル

そうだ、星を売ろう 「売れない時代」の新しいビジネスモデル

1,540円 (税込)

7pt

温泉旅館で働く新人・諸星明は、衰退する温泉郷の立て直しに挑戦する。しかし周囲は無関心。
過去の成功体験が忘れられない反対派もいる逆風のなか、諸星と数人の仲間で始めた「ディズニーを超える」という挑戦は、「売れない時代」の新しいビジネスモデルを創りあげていく――。
ヒトなし、カネなし、モノなしの限られた状況の中、諸星は新規事業を成功できるのか?
長野県・阿智村で実際に起きた実話に基づくビジネス物語。

ジョン・P・コッターの「企業変革の8ステップ」を中心に、ダニエル・ピンク『モチベーション3.0』、ジェイ・B・バーニーの『企業戦略論』、『ゼロ・トゥ・ワン』『アダプト思考』『リーンスタートアップ』『競争優位の終焉』など最新ビジネス理論を網羅した、ストーリーで「企業変革」が学べる1冊。

(目次)
第1章 温泉郷の強みは、温泉か?――大量生産・大量消費時代の終わり
第2章 そうだ、星を売ろう!――当たり前のものが強みに変わる
第3章 星の村――コッターの企業変革力
第4章 星のガイド――ヒト・モノ・カネより大切なもの
第5章 見えない星空――リスク管理と失敗の3ステップ
第6章 星のタウンミーティング――抵抗勢力を味方につける
第7章 星の絆―― 「やりたいからやる」モチベーション3・0
第8章 星の特産品――1を100に育てるリーン・スタートアップ
第9章 五平餅協力隊――ビジネスは合理的に判断できない
第10章 星の模倣――競争優位の終焉と終わらない変革力
エピローグ 成功体験を捨て去る勇気
解説 ジョン・コッターの「変革を推進するための段階のプロセス」
巻末付録 本書のもとになった経営戦略理論

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そうだ、星を売ろう 「売れない時代」の新しいビジネスモデル のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年03月22日

    1386

    永井孝尚
    1984年に慶應義塾大学工学部を卒業後、日本IBMに入社。マーケティングマネージャーとして事業戦略策定と実施を担当、同社ソフトウェア事業の成長を支える。2013年に日本IBMを退社して独立。マーケティング思考を日本に根付かせることを目的に、ウォンツアンドバリュー株式会社を設立し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年10月28日

    物語で進んでいるので、非常に読みやすく、観光で地域を活性化させるためには、常に常識とは異なった新しい挑戦を考えつつ、戦略をきちっと立てることが重要だと知ることができた。
    私は一度、挑戦が成功すると、その成功で満足してしまうことが多いので、挑戦の継続をこれからは意識しようと考えた。
    諸星のように子供心...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年02月19日

    ビジネス小説である一方、実事例をもとにわかりやすく舞台裏の解説を交えてストーリーを展開しており読みやすかった。
    ストーリー性に寄せてる分、深く学ぶというより全体感を学ぶエントリーという位置付けでおすすめしたい。

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    Posted by ブクログ 2020年07月20日

    大学の先生から借りた本です。

    自分は星なんて興味ないよ〜
    面白いかな〜
    と半信半疑で貸してもらった本です。

    しかし内容は星の話ではなく
    ビジネス本…
    (いやぁ…私がビジネス本好きなのどうして知っているんだ…?)

    内容も簡単で読みやすく
    スッと入ってくるものでした

    また阿智村にも行ってみたいで...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年05月26日

    阿智村の星ビジネスをもとに経営に関する理論を解説している。
    ジョンコッターの変革を推進する8段会プロセス。
    危機意識を高める、変革推進のための連携チームを築く、ビジョンと戦略を生み出す、従業員の自発を促す、短期的成果を実現する、成果を活かしてさらなる変革を推進する、新しい方法を企業文化に定着させる。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年04月24日

    前作、前々作と素敵な女性がイノベーターとして活躍しましたが、今回は夢を語る男の子が主人公、巻末に紹介されている経営戦略理論を織り込みながらも熱い情熱を持った主人公が顧客を感動させるとの強い思いが全編を貫く、まさに胸熱な一冊でした。

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    Posted by ブクログ 2020年10月16日

    観光を通じた地方創生の好事例を紹介した一冊。

    星を売るというタイトルだけをとらまえれば、簡単そうだ、誰でも真似できそうだ、そんなに強みにならないのではないかと思えるが、本当の強みは新しいことに挑戦しようとする意欲をもって試行錯誤を繰り返していく地域の人々であって、単純にビジネススキームや星という媒...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年07月28日

    長野県阿智村の事例を下敷きにしたビジネス物語。RBVからの市場ポジショニング、コッターの企業変革プロセスなど、個人的に納得性の高い理論が物語の解説になっており、引き込まれる。
    ただ、、、、ライトノベル風な小説仕立てとなっているが、事実が十分に劇的なので、変に脚色せず、ドキュメンタリーとして描いても良...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年05月22日

    阿智村の取組を通じて、地域活性化のヒントが随所に見られる本。例えば以下の点は、分野を問わず勉強になる。
    ・既にあるもの(強み)に着目し、その強みを必要とするターゲット(顧客)を設定し、有効な商品を設計すること
    ・市場拡大期には同業者との協業も有効
    ・反対する(=リスクを取りたくない)人々を巻き込む(...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年05月29日

    うっかりノンフィクションと勘違いして読み
    漫画みたいなペラッペラの中身に
    びっくりした。
    和服美女は著者の理想かな、
    絶対昼神にこんな人いないけど…
    阿智だけじゃなく長野は山に行けば
    星が凄く綺麗で、
    関東にいるとあまりの星の見えなさに
    びっくりする。

    0

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