永井孝尚のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
マーケティングが物語方式で分かる、初心者でも理解しやすくすごく勉強になる本。
1巻2巻と続き3巻目のこの本を読み終わった感想として、
IT関係の仕事を少しもかじってない自分でもスルッと入ってきて、楽しく読めたので記憶の定着も良さそう。
著者の永井さん、
マーケティングと言う物をこんなに分かりやすく初心者に伝えることが出来てて、凄く頭の良い方だと言うのを頭が悪いなりに感じました。
他にも永井さんの本ないのか調べてみます。
2度目終了。
・そこらにある情報は、99.996%はスルーされている。
しかし、友人や信頼できる人の話なら、誰だって喜んで聞く。
・入り口のサービスを無料で提供しつ -
Posted by ブクログ
『100円のコーラを1000円で売る方法』シリーズの永井さんが、
「戦略力」についてご自身の経験をもとにまとめられた一冊。
“顧客は課題を持っているが、その課題を自分で認識しているとは限らない”
個人的には、この一言が何ともスルッと落ちてきました。
“真剣に質問する顧客に対しては率直かつ誠実に答えることが礼儀である”
そしてこれは、、“顧客絶対主義”ではなく“顧客中心主義”であれとのこと。
というのも、顧客の言うことが必ずにも正しいとの保証は無い、
顧客の現状を踏まえて、時に意見が対立しても、諫言するのも大事だろうと。
考えなしに顧客の言いなりになるのは、ある意味責任逃れに過ぎ -
購入済み
ジビアさに現実をみる
シリーズ第三弾。タイトルの数字が、第二弾では半角「2」なのに、第三弾では全角「3」であるのはご愛嬌か。
ついに完結だが、「ああ、そうだよね、現実って甘くないよね」的な展開が繰り広げられる。
ちょっと前まで流行りだった「フリーミアム」が大きなネタになっており、それがいかに既存のプレイヤー達を追い込むかを描く。
フリーミアムから利益へと繋げることが難しい側面があるため、このストーリーのようにはいかないケースが多いのではと思う。
しかし、無料サービスが有料サービスと同等、あるいはそれ以上であれば、「潰す」側が利益がでているかどうかは別として、「潰される」ものは潰される。そういう意味で -
Posted by ブクログ
続編ということで変わらず面白い物語仕立ての構成の中、ためになるマーケティング理論がたっぷり。
何度も読み直したい本と言えるが
特に気になったのは
p.55 企画力とは企画を立案する力ではなく、実行する力 言い換えれば、組織を動かす力
PDCAは3D。
変化の激しい時代に求められるのは完璧なコンセンサスでなく、意思決定のスピードと柔軟性。
p.70 すべての答えはお客さんのところにある。
網羅思考と論点思考 ポイントを決めてそこを徹底的に直す
p.133やらないことを決める差別化戦略
戦略とは、何をやらないかを決めるために立てる
→アメリカの航空業界の例 低距離低価格の路線に特化したサウス