永井孝尚のレビュー一覧
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著者は、日本アイ・ビー・エム㈱ソフトウェア事業部シニアマーケティングマネジャー。マーケティングプロモーションの傍ら、セールスとして全国を飛び回り、3年間でおおくの大規模プロジェクトを獲得する。現在はソフトウェア事業で事業戦略を担当。
著書に「残業3時間を朝30分で片づける仕事術」「バリュープロポジション戦略50の作法」等がある。
前作が「マーケティング理論」をテーマとしてして描かれているのに対して、本書は「ビジネス戦略」に焦点が当てられている、根底のテーマとして「成功体験からの脱却」がある。1990年のバブル経済崩壊で終わった日本の高度経済成長。しかしその後の20年間、日本経済が苦しみ続け -
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ネタバレライトノベル調で非常に読みやすいが、IBMマーケティングマネージャーが著者ということもあり、内容は参考になる点も多い。
情報として知っている内容でもこのようなストーリーになっていると、アタマの中への入って来方がまた違い、理解がしやすい。
今回は同シリーズのvol3としてイノベーションについて。
イノベーションのジレンマなどが元になっているが、会計のサンプル会社がどのようにイノベーションを行うかというその内容も面白く、すぐ読み終えてしまった。
p.120
交渉の基本中の基本
BATNA Best Alternative To Non-Agreement 交渉が成立しなかった場合の次善策
強 -
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読む目標設定(意味)
マーケティングって何?を少しでも明らかにすること。
どうやって、あらゆる情報から、顧客満足度を高めるリソースを得られるか知りたかったため。
実際に読んでみた一言感想
100円コーラ(ver.1,2)、バリュープロポジション戦略、を読んだ後に、読んだため、重複する部分もあったが、新しい知識を得られる部分もあり、タメになった。
気になった点
衆知結集モデル>孤軍奮闘モデル
Done is better than perfect
分析麻痺症候群
商品=記号(記号意味+記号表現)
考えたこと
これから、ビッグデータの時代が来ると言われていて、
そうなると、より、分析麻 -
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新たなライバルはかつての仲間であり仕事上の師だった―。大人気シリーズの第3弾です。ここで扱われている主なテーマは『イノベーション』についてです。グローバル市場の熾烈な戦いと生き残りが展開されています。50万部を突破したシリーズの第3弾です。ここで扱われているテーマは『イノベーション』です。読み終えたあとには
『成功体験が足を引っ張るというのはよくあることだけれど、いざ自分の立場になってみないとその実感はないんだ』
ということでした。
物語は会計ソフトの販売とシェア争いで国内大手企業であるバリューマックス社とその実務を取り仕切るライバル、内山明日香との戦いに何とか勝利を収めたヒロイン・宮前久 -
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ネタバレ[読んだ理由]==================
職場の先輩が持っていたので貸してもらった。「さおだけ屋~」みたいな経営?経済?理論の本は「へぇ~」とトリビア的な面白さがあって好きなので読ませてもらった
[読んだ後の感想]==============
さくっと読みきれる割に話題が幅広くてお得感があった。
重要なのは顧客中心主義。ただし顧客の主観からではなく、客観的視点が必要。
[備忘録]======================
■1:アメリカの鉄道会社はなぜ衰退したのか? 事業の定義
企業を存続させているのは顧客です。企業は顧客に商品の価値を提供し、顧客が価値への対価を払うこと