永井孝尚のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
基礎的な言葉なんだろうけど、ブルーオーシャン戦略やポートフォリオ、マーケティング3.0
こういった言葉の意味を詳細には理解していなかった。
これらをわかりやすく理解したとともに、そもそもこういう言葉指し示すものから何を生み出すのか 素人に分かりやすく解説され、面白い本だった。
物語の中で展開していく、ロジカルに考える力の必要性と活用できるようになるための知識、そして大事なパッション
再度思いを巡らすには十分過ぎる内容で、いま進めていることを振り返るのに良いきっかけとなった。
やればやるだけ進むこともあれば、じれったく前に進まず、周りのモチベーションも減衰したりと悩むことが多い時期であったた -
Posted by ブクログ
コーヒーを通した物語から現存する企業の戦略を学び、主人公のさくらたちが成長する姿を書いた一冊。
物語形式なので読みやすく、すぐに読めました。ただコーヒーについての豆や焙煎に関する基礎知識やスターバックスやドトールなどの戦略などコーヒーと昨今のブームになるまでの歴史的背景も本書を読んで理解することができました。
また、ブルーオーシャン戦略をはじめとするマーケティングの理論も理解することもできました。そして、イノベーションを起こす過程も本書で理解できた気がします。
本書を読んで一番に思ったことは数値的な部分で見えている事に対して戦略をとるよりも本書の物語でも実践しているらしさを大事にしていく -
Posted by ブクログ
筆者の想いがや考えが”物語形式”で語られている。フィクションであるそのストーリーが、正直まどろっこしい感じはするものの、この1冊で大手コーヒーメーカー企業の戦略を垣間見れたので、その点ではお得感あり。
一番心に残ったのは、缶コーヒーで成功したUCCのエピソード。「顧客がほしいという機能を全部実現してリモコンが不便になった」「隠れたニーズは、顧客に聞いてもわからない。顧客自身も気づいていないからだ」と、アンケートには頼らないが、顧客の立場で考えていたUCC上島社長の言葉に感動。
スタバに関しては、本書だけでは物足らず、引用書籍を追加購入して読もうと思う。 -
Posted by ブクログ
著者は、日本アイ・ビー・エム㈱ソフトウェア事業部シニアマーケティングマネジャー。マーケティングプロモーションの傍ら、セールスとして全国を飛び回り、3年間でおおくの大規模プロジェクトを獲得する。現在はソフトウェア事業で事業戦略を担当。
著書に「残業3時間を朝30分で片づける仕事術」「バリュープロポジション戦略50の作法」等がある。
前作が「マーケティング理論」をテーマとしてして描かれているのに対して、本書は「ビジネス戦略」に焦点が当てられている、根底のテーマとして「成功体験からの脱却」がある。1990年のバブル経済崩壊で終わった日本の高度経済成長。しかしその後の20年間、日本経済が苦しみ続け