荒木飛呂彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレジョジョ5部のラストエピソード『眠れる奴隷』が好きだった。「対象者をどこまでも追いかけてくる、死の運命を暗示する石」というモチーフにSCP的な不気味さがあって、ホラーとしてすごく頑丈なストーリーだと思った。どんな素養があってこんなストーリーを生み出すんだろうと知りたくなった。
そんなわけで作者のホラー映画遍歴はとても興味深かった。特に『ファイナル・ディスティネーション』という映画は、乗るはずだった飛行機にたまたま乗らず墜落事故を免れた7人の登場人物が、一度は逃れたはずの「死の運命」から付き纏われるという、まさに「迫りくる運命」をテーマにした作品だということで、とても観たくなった。
個人的メモ:ホラー映画から作品制作のアイデアを得るための視点
・観客を安心させてから恐怖に落とすフェイントの技法
・人間はどんなことに恐怖心を覚えるのか
・猟奇者や超常現象に対して、登場人物たちはどんな風に状況を打破するのか(これが一番学びたい。機転の利かせ方って物語の肝だし、自分で考えているだけでは出てこないから) -
Posted by ブクログ
ネタバレ学びになったこと
・悪役のバリエーションをつける(上昇・支配欲のディオ、普通の生活を望んでいるが犯罪衝動に抗えない吉良、天然で岸辺露伴をトラブルに巻き込む泉京香など)
・どんな性格の悪にするか、時代の雰囲気からアイデアを得ると良い(ディオは日本がイケイケの時代に、吉良は経済が低迷してきた頃に作ったらしい)
本題とは逸れるけど一番印象に残ったこと
・編集部から「死んだキャラクターを生き返らせたら読者の反応がいいと思う」とアドバイスされた著者が「死者の遺したものが受け継がれていくというジョジョの価値観に反するし、それに自分の好きなゾンビ映画では生き返ると価値観や哲学が逆転して、自分の愛するものを殺さなければいけなくなるんだ」と思ったとのこと。
生き返るってそれくらいのことなんだ、っていう生死観、すごい良いなーと思った。そのゾンビ映画が知りたすぎる。AIに聞いてもしっくりくるのが見つからなかった。今度はゾンビ映画についての書籍を読みたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ作者のアドバイスに対して自分がどう思うか、いちいち書き込みながら読むと楽しい本でした。
学びになったこと
・作品はキャラクター、ストーリー、世界観、テーマで構成される
・物語の冒頭はキャラクターの提示から始める(いきなり事件の本題から入らない)
・ストーリーとエピソードは別(ストーリーは全体の大きな流れ、エピソードは個々の事件。ただストーリーを追いかけるのではなく、個々のエピソードを繋いで行ったらストーリーの流れに乗っているというイメージ)
・人間がどんな理由で行動を起こすか日頃から観察し、「動機リスト」を作ると良い。
・ある事象に対して、自分の価値観に基づいて次の展開を出そうとすると1つしか出てこないかもしれないが、キャラクターごとの価値観に基づいて考えると色々な展開が見えてくる。
・敵を漠然とさせない。主人公が何と戦っているのかは詳細に設定する。 -
匿名
ネタバレ 購入済みルーシースティールが出てきて、7部の話と繋がったところがよかった。彼女を助けたのが、ジョセフ・ジョースターで、その娘がホリーと本編に繋がってきたのが感慨深かった。