津本陽のレビュー一覧

  • 椿と花水木 万次郎の生涯(下)

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    この時代において、この頭の柔らかさ。何度でも読み返して見習いたい。

    幕末の有名人との交流が多くあったようで、歴史のキーパーソンだったこともわかった。あんまり日本史で重視されてないっぽいけど、この人がいなかったらいろいろと大変だったのではないか、幕末。

    興味を持ったので、読後に子孫の中濱博さんが書いた資料本を読むに至った。

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    2013年08月30日
  • 椿と花水木 万次郎の生涯(上)

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    気力、体力、知力、そして礼の心、義の心。万次郎のポテンシャルに脱帽。
    思春期に実力主義・合理主義のアメリカを体験しながら、階級社会の日本に戻り暮らしたことは、さぞ苦しかったのではないかと思う。
    アメリカで結婚を誓った相手キャサリン。彼女との突然の別れには泣けました…。上下巻のなかで、最も泣けたね。

    【以下、史実のネタバレ】 だがしかし! 後日、万次郎の子孫の方が書いた本を読んだら、キャサリンは海難事故で死亡してなかったらしい…。津本先生、オレの感動を返してくださいw ま、小説ですからね(^o^)

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    2013年08月30日
  • 異形の将軍 田中角栄の生涯(下)

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    タイトルの通り「田中角栄の生涯」が、時系列に綴られている。本書下巻では、角栄が閣僚入り、自民党三役、首相就任、そしてロッキー事件に至り、首相辞任、竹下氏の経世会創設など、人生の最盛期から終焉期までが綴られている。読み終わったときに、何故か虚しさと淋しさを禁じ得ない。

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    2012年12月24日
  • 異形の将軍 田中角栄の生涯(上)

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    タイトルの通り「田中角栄の生涯」が、時系列に綴られている。本書上巻では、角栄の幼少期を取り巻く環境、なぜ上京することになったのか、土建業で身を立てることになったのか、出兵から戻りどのような方法で自分の会社を大きくしていったのか、国際興業の小佐野賢治との出会い、そしてどうのようにして政界入りし、越山会を作り上げていったのか、「越山会の女王」ともいわれた秘書:佐藤昭子との出会い等々が綴られている。

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    2012年11月23日
  • 雑賀六字の城

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    面白かったです
    愛と自分たちの城を守り抜こうと言う精神に感動

    この本だけで10回以上感動しました

    BY G

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    2011年08月03日
  • 塚原卜伝十二番勝負

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    淡々と物語が進むのですが、塚原の男らしさが 淡々としていればいるほど剣士としての鋭さとかが表現されてる気がしました。いい作品です。

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    2011年07月19日
  • 小説 渋沢栄一(上)

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    確か、09年自分が卒論のテーマを絞り込む段階の際に読んだ本。
    卒論は渋沢栄一とは直接関連するものではないが、儒教にも通じる考え方を持っていた点では大いに参考となった。
    この本は伝記的性格が強く、彼が単なる秀才ではなく、「行動」を伴った人物であったことがわかるものであった。ひとつ、ここに一例を紹介したい。

    「本を読むというのは、何も畳の上に座って読むことだけが読書ではない。鍬を振って土を耕す時も、あるいは道を歩いている時も頭の中で本を読み続けろ。本を読み続けるということは、読んだ文字が現実に照らし合わせて、あるいは自分の生き方に照らし合わせて、どういう意味を持っているかということを追求することだ。しかし、決して急いではならない。時間をかけてじっくりと心の眼で本を読め」

    読書をただ「読んで」満足するものに終わらせるのではなく、様々な状況下に自分の身を置かせながら読むことで現実とすり合わせ、そして自分の意識下に落とし込んでいくというものだ。さらに、焦って多くの本をひたすら読むのではなく、じっくりどんな意味が含まれているのか考え抜くこと、とある。

    実際自分が最も課題とすることの一つだと強く認識させられる。
    ある人は、「2度読み」読書法を薦める。一度読んだ本に付箋等付いてあるだろうから、その部分に注意しながら、改めて読んでみる。もちろん新たに付箋を付けたっていい。ただ、なぜその点が気になったのか、Whyに引っかかることが必要だという。

    そこから、新たにその本の良さを発見し、魅了されるのであれば、それはより深い読書を行ったといえる。また、行動への意欲も高まるうえ、その行動を習慣に変える原動力ともなると言える。
    残念ながら、自分は読んだ書籍数がまだまだ読み足りないため、「2度読み」は年に数冊分しかできていない。けれども、徐々に深い読みが実践できるように、まずは「幅」を広げられるようにしていきたい。

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    2010年08月23日
  • 明治撃剣会

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    津本陽の明治もの短編集。
    津本作品の読後の余韻が好きだ。
    例えば「隼人の太刀風」の怒涛のラストシーンから最後の一文への流れ方。
    あるいは表題作「明治撃剣会」のラスト。
    「橋本皆助の奮戦」の最後の土方のセリフなどは思わずゴクリと唾を飲み込ませるほどである。

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    2010年05月28日
  • 椿と花水木 万次郎の生涯(下)

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    万次郎凄すぎ。どんだけ神なんだよ。一気にファンになってしまった。幕末ファンならば是非読みんさい。面白くて、徹夜して下巻読んじまったぜい。

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    2010年04月20日
  • 異形の将軍 田中角栄の生涯(上)

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    16年前の1993年12月16日に悪徳政治家:田中角栄は75歳で没。

    まったく正反対に、高学歴ではない人が首相にまでのし上がった、そのサクセスストーリーをクローズアップして傑出した人物だったという評価もありますが、少し冷静に考えてみると、利権政治や派閥政治を強引に強力に推し進めたり、環境・人間性破壊をあたかも進歩や美徳のようにして日本を壊滅状態にした張本人であったのですが。

    その著書『日本列島改造論』(1972年)を、科学的合理主義としての未来学と同列に捉えた信じられない時代があったとしても、薔薇色の快適未来社会を描いて国民を騙して、モータリーゼーションや工業化を金科玉条のごとく推進して地方の過疎化・植民地化をよけいに早め、金権政治を当たり前にやり、成功して金儲けすることが善で正しいという風な、今にいたる金銭至上主義というか拝金主義の価値観をはびこらせたとんでもない犯罪的な極悪人です。

    ただ恐ろしいのは、彼が際立った真正の悪党かというと、そうではなく、根はどこにでもいるそこいら辺の人情深いおっちゃんで、だからつまり私たちも、うかうかして欲望のままに権力志向丸出しで強欲に生きていると、いつ彼の二の舞になるか解らないところに、この狂信的情熱の怖さがあります。

    彼を反面教師として、自らの戒めとして読み取る行為が必要だと思います。



    この感想へのコメント
    1.サラミ御殿あるじ (2009/12/21)
    これほど功より罪のほうが大きかったことが知れ渡っているのに未だに偉大な政治家と思っている(主に)男性が多いのが不思議です。
    ワタクシ上巻のみで挫折し。
    ゴシップ寄りの『決定版私の田中角栄日記』佐藤昭子著に逃げてしまいました。

    2.薔薇★魑魅魍魎 (2009/12/23)
    まぁ、このぅ、なんといいましょうか、日本人は立身出世譚が大好きな民族でありましてぇ、世間を騒がした悪い奴でも、貧乏からのし上がって首相にまでなった男を、お涙ちょうだい式に苦労したんだ角栄さんみたいに褒め称えるという卑しき美風が現存するんですわ、情けないことに。
    そして、その薫陶を受けた小沢一郎が、命日に必ず墓参するという風に、まだまだ継続する忌まわしき悪の伝家の宝刀であるのです。

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    2011年10月31日
  • 虎狼は空に 小説新選組

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    ネタバレ

    幕末の京都、江戸より上洛した浪士組が殺人集団へ変貌していく。「士道に背かぬ、組を抜けぬ、金策を勝手にせぬ、訴訟を勝手に扱わぬ、私闘をせぬ」これら五カ条に背けば切腹という鉄の規則の下、敵対する者たちを次々に斬り捨てていった血まみれ軍団・新選組の凄絶なる実像を描ききった歴史連作長篇。

     1997年6月24日購入

     1997年6月26日初読

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    2012年03月21日
  • 武神の階 下 新装版

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    淡々とした歴史小説の文章で、登場人物の主観があまりないけど、
    上杉謙信の魅力がたっぷり。景勝へ大名の心得を教える下りは読み応えあり。

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    2009年10月04日
  • 歴史に学ぶ

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    竜馬暗殺の黒幕は後藤象二郎と岩崎弥太郎か。はじめて聞いた。いろいろと黒幕説はあるけど同じ土佐藩の人間とはね。まぁどうでもいいっちゃどうでもいいやね。黒幕が誰にしろ竜馬は死んじゃったんだし。

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    2009年10月04日
  • 老いは生のさなかにあり

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    人間の体力は鍛えかたしだいで、70歳まではどんどん上がっていくらしい。筋肉だってつくらしい。ほんとかよ。

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    2009年10月04日
  • 武蔵と五輪書

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    武蔵の五輪書の現代語訳。数ある現代語訳の中では、一番、正確だと思う。付録の兵法三十五箇条もとてもよい。中でも、僕がおもしろいとおもったのは、24番目の、 一 景気を知ると云事

    景気を知ると云は、其場の景気、其敵の景気、浮沈、浅深、強弱の景気、能々見知べき者也。いとかねと云は、常々の儀、景気は即座の事なり。時の景気に見請うては、前向てもかち、後向てもかつ。能々吟味有べし。

    とても現代的な言葉だと思う。

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    2009年10月04日
  • 加藤清正 虎の夢見し

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    加藤清正の生涯を描いた作品。名前は聞いたことがあるけれどよく知らないので読んでみました。
    派手さはない。
    戦場では荒々しく敵を倒していくのに、拷問を見るのが嫌いで、弱者を痛めつけることはしないという人物像は良かった。

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    2026年09月28日
  • 小説 渋沢栄一(下)

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    ネタバレ

    攘夷派の志士として命を賭ける覚悟をしながら、志半ばで将軍慶喜の家臣となり、派遣されたパリで西洋経済の力強さに圧倒された栄一がいよいよ日本経済の礎を築いていく。もちろん全てを紹介はしていないが、製紙会社や紡績会社、人造肥料会社などの立ち上げには凄まじい苦労があったと知り、興味深かった。逆境に立ったときに、それが「自然的逆境」ならば受け入れるしかなく、「人為的逆境」ならば自省して改める、というのは、数多くの修羅場をくぐり抜けたから言える言葉だと思う。また、公共事業や福祉事業にも力を入れ、晩年には米国の日本排斥の打破に尽力するなど、経済の父としての側面以外のこともわかり、アジアンヘイトなどが問題となる今だからこそ、より根強い問題なのだと感じられた。「まず道理が通るか考え、次に国家の利益になるか考え、最後に自己の利益のことを考える」。個人利益主義の現代において、心に留めておきたい言葉となった。

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    2026年03月20日
  • 「本能寺の変」はなぜ起こったか 信長暗殺の真実

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    信長の性格や振舞い明智の最期、亡骸の始末も細かに書かれていて驚いた。信長って思った以上に残忍な武者だった。

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    2024年09月21日
  • 深重の海

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    南紀太地。
    紀伊半島南東部にあるこの地は、古くから古式捕鯨と呼ばれる鯨漁を行ってきた。何艘もの小舟に乗った男たちが鯨を取り囲み、網をかけて銛を打つ。入り江に引き上げられた鯨は解体され、余すところなく利用される。鯨一頭で港全体が潤う富が得られる。
    鯨漁はチームワークである。
    山見と呼ばれる見張り場所から鯨を見つけると、狼煙で知らせが来て、勢子舟(せこぶね)、網舟、持双舟といった舟が沖を目指して漕ぎ出す。網を下すのが網舟、鯨を網に追い込んでいくのが勢子舟、鯨を港まで運んでくるのが持双舟である。
    網にかかった鯨に銛を打つのは「刃刺(はざし)」と呼ばれる男たち。世襲の仕事である。「刺水主(さしかこ)」はその見習い格で刃刺の息子がなるものとされる。鯨の鼻に綱を通す穴をあける「手形切り」は危険な作業だが、刺水主が刃刺になる前に必ず行わなければならない洗礼のようなものだった。
    全体を統括する「沖合」は鯨漁の成否を左右する重要な役目。刃刺の筆頭で、彼の指揮ですべてが決まる。

    本書は明治期の太地を舞台とする歴史小説。
    大きな時代の転換期、太地の鯨漁も岐路に立たされていた。
    鯨が捕れない。
    村は赤貧にあえぎ、「うけじゃ」と呼ばれる芋の粥もごくごく薄いものしか食べられない。年の瀬、借金まみれの人々は、正月を迎えるために、さらに借金をするしかない。年が明けても返せなければ、舟は借金のかたに取られ、娘たちは身売りをすることになる。
    ここで1頭、鯨が捕れれば。皆、一息つけるはずだった。
    そこへ天恵か、立派な背美鯨(せみくじら)が現れた。男たちは勇み立つ。
    意気揚々と向かう先にいたのは、しかし、不吉とされる子連れの母鯨だった。

    物語は史実にある「背美流れ」を追う。明治期、背美鯨を追う鯨漁の一団が潮流に流され、多くの犠牲者を出した海難事故である。
    沖合の近太夫には悪い予感があった。しかし、この背美鯨を追わぬわけにはいかなかった。村は鯨を、金を必要としていた。しかし、この判断が予想を超えた大惨事を引き起こす。
    近太夫の孫にあたる孫才次は、この漁で手形切りをするつもりだった。早く一人前になり、恋人のゆきと所帯を持ちたい。初々しい決意とともに舟に乗り込む孫才次の前に、大海と巨獣が立ちはだかる。

    前半の山場は母鯨と男たちの対決場面で、その臨場感は特筆に値する。
    身体を張り、命を懸け、鯨に向かう男たち。けれども鯨も子を抱え、必死で抵抗する。死闘の果て、どうにか鯨を仕留めたが、潮の流れは予想以上に早く、船団は沖に流されかけていた。

    「背美流れ」は村に大きな傷を残した。
    だが、その後も闘いは続く。村人たちはどうにか生きていかなければならなかった。
    太地で捕れる鯨が減ったのは、欧米やロシアの船が、火薬を使う効率のよい漁で沖にいる鯨を根こそぎ捕獲してしまうためだった。それまでは太地の浜近くまで来ていた鯨がその手前で捕り尽されてしまうのだ。
    太地の人々は、北海道に進出しての捕鯨に活路を見出そうとするが、そのためには大金が、つまりパトロンがいる。彼らは金づる探しに奔走するが、さて、これはうまく行くのだろうか。
    そうこうする一方で、コレラの影が忍び寄る。明治期、鎖国の終結とともに入り込んだ流行り病は何度も各地で猛威を振るった。それが村にもやってこようとしていた。

    人は負ける。負け続ける。
    それでもあえぎながら、のたうち回りながら、人は闘い続ける。
    孫才次は、周囲の大切な人を次々と亡くしながら、弱気にもなりながら、生きる闘いをやめない。
    最後の最後まで、彼の闘いは負け戦だ。
    あるいは古式捕鯨自体が滅びゆく運命だったのかもしれず、彼には最初から勝ち目はなかったのかもしれない。
    だが彼の闘いはその弱さゆえに、いっそう胸を打つ。
    立ち上がり、打ちのめされ、また立ち上がり。
    そうして紡がれてきたものに、ふと思いを馳せる。

    第79回直木賞受賞作。

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    2023年05月15日
  • 鬼骨の人

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    秀吉の軍師と言えば黒田官兵衛が有名ですが、羽柴秀吉時代に竹中半兵衛なる軍師がいた。
    若くして亡くなるが興味がそそられる人物だと思う。
    その他にも、塚原卜伝、柳生連也等、地味に凄い人物のことが描かれていておもしろかった。

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    2023年04月25日