【感想・ネタバレ】虎狼は空に 小説新選組のレビュー

あらすじ

「新撰組を描いた小説はこれまでにおびただしい数になるであろうが、津本氏のこの長編の特徴は、新撰組をあくまで非常な暗殺集団として容赦なく描き切ったところにある」(解説・桶谷秀昭)

幕末の京都、江戸より上洛した浪士組が殺人集団へ変貌していく。
敵対する者は斬る、隊規を乱す者は斬る。士道不覚悟は切腹。
新撰組の殺伐たる実像を新視点から活写した力作長篇。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

幕末の京都、江戸より上洛した浪士組が殺人集団へ変貌していく。「士道に背かぬ、組を抜けぬ、金策を勝手にせぬ、訴訟を勝手に扱わぬ、私闘をせぬ」これら五カ条に背けば切腹という鉄の規則の下、敵対する者たちを次々に斬り捨てていった血まみれ軍団・新選組の凄絶なる実像を描ききった歴史連作長篇。

 1997年6月24日購入

 1997年6月26日初読

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2012年03月21日

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