平山瑞穂のレビュー一覧

  • 株式会社ハピネス計画

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    ハートフルないい話し系かと思って買いましたが、ちょっとダークなファンタジーっぽいところがあります。ただ、読後感は意外と良かったです。終わり方も好ましく感じました。[private]大黒[/private]

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    2018年11月18日
  • 僕の心の埋まらない空洞

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    斬新なストーリー展開。読んでいてざわつくテーマだけど面白かった!
    彼も彼女も甘いんだよ、と思うけど、その甘さ加減も一種のコミュニケーションだとは知ってる。でも本でも現実でも、やっぱ好きになれないですこういうの。

    心の中の絶対に埋められない空白。
    埋められないことがわかっていながら、埋めたいという衝動を常にかき立てるうつろな裂け目。
    そういうものに気づいたとき、どう対処するのが正解なんだろうね。

    と、ネタバレしない程度の感想を言いましたが、個人的に、すごく称賛したいところは、不倫相手となった女性のずるさをものすごく丁寧に書いてるところ!
    そしてそのずるさは、不倫・浮気をした男性の言い分(言い

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    2017年09月03日
  • あの日の僕らにさよなら

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    純粋に言えば、若い頃の苦い経験を克服して成長を遂げた話と言えるけど、せっかくの祥子の変な恋愛話が、いらなかった内容に思えてしまったのが勿体無かった。

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    2017年04月05日
  • あの日の僕らにさよなら

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    ネタバレ

    前半は少し重たい?なぁと思いつつ、最後の最後まで重たい。再開してうまくやっていく、などという終わり方でもなく。

    おそらく誰にでも経験のあることだと思う、特に学生時代には、中学、高校、大学、など区切りのあるなかで、むちゃくちゃなことをしてうやむやになりながら、なんとなく社会に出てしまっていることが。

    何もその一つ一つを清算しなければいけない、というわけではないが、過去に楔を打ちこまれて動けなくなっているとしたらそれは問題で。

    衛が女性をとっかえひっかえしていることの原因として、祥子の存在があるように描かれているが、そのつながりや原因はよく分からなかったが。

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    2017年03月05日
  • あの日の僕らにさよなら

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    思春期の頃の思い出
    全体としてはいい感じだった。
    エピソードが唐突で気持ちがついて行かなかった感は拭えない。

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    2017年02月04日
  • 忘れないと誓ったぼくがいた

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    『なんていうか、弱みを握られている安心感っていうのがあるのかな。変な言い方かもしれないけど。ほっとするんだ』

    『本当にやりたいこと。ぼくにとって、それは何なのだろう?今まで、それを真剣に考えたことが一度でもあっただろうか。〜〜何がしたいかを本気で考える前にどうせ無理だろうと決めつけて、自分で道を狭めていはしなかったか。』

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    2016年12月14日
  • 忘れないと誓ったぼくがいた

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    読みやすかったけど、なんか物足りないような…。

    その後は消えておしまい?
    エピローグにもう少し織りこんで欲しかったな。

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    2016年11月25日
  • 僕の心の埋まらない空洞

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    容疑者と検事の重なる部分が巧妙に書かれている。人間の中にある欲望というものは立場関係なくみんなにあるものなのかもしれない。

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    2016年09月12日
  • 忘れないと誓ったぼくがいた

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    本当の死は忘れられること、というのはよくあちこちで聞く話だけど、忘れられることを生きるあり方を描くこの作品は、唯一無二ですね。

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    2016年03月22日
  • 夜明け前と彼女は知らない

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    女性のランチでの悪口大会の描写から始まる。社内のイタイ人達を吊し上げる彼女たちは本当に楽しそう。副題通りのまさに「黒いランチ」。
    標的は
    「仕事が出来る女を演出し、横文字を使いまくり、流行りを追求しつつ、美人オーラですべてをごまかす底の浅い意識高い系女性」
    「いい年してすっぴん、幼い系を意識した言動でぐずぐずぶりっこを演出し、守ってあげたい系だと自認するパッとしない女性」
    「さほど見た目も良くないのに、女の子と2人でカラオケに行ったり食事に行く事でモテていると勘違いしている男」
    途中にランチでの黒い笑いの描写を挟みながらこの3人の会社での様子、プライベートでの様子が描かれる。大人になりきれずに

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    2016年03月14日
  • 僕の心の埋まらない空洞

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    ネタバレ

    *栄転を目前にした検察官が最後に手がけた事件は、社内不倫の果ての殺人だった。故意なのか、それとも事故なのか。「検事さんにだけは本当のことを知ってもらいたい」と、恋の始まりから終わりまでをねっとり語る被告の言葉が、真面目な官吏のおだやかな毎日を少しずつむしばんでいく。思わず我が身を振り返る心理サスペンス長編*
    可もなく、不可もなく。ストーカーってこうなのね、と淡々と読み進んだ感じ。題名は巧いと思った。

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    2016年02月13日
  • プロトコル

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    真面目すぎるOLの ちさと。
    真面目すぎるが故になんであっても仕事と割りきって淡々と事を成し、それである事件に巻き込まれたりする。
    現代社会に欠かせないコンピュータを軸に、様々な人間関係が絡まっていく。
    今までのお仕事小説とは、少し違った味わい。

    2015.6.29

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    2015年06月28日
  • あの日の僕らにさよなら

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    なんだか切なくて、胸が苦しくなりました。昔好きだった人、過去の自分、道を間違えてしまったことの後悔、その全てとの訣別

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    2015年06月26日
  • あの日の僕らにさよなら

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    都築祥子と桜川衛の高校生の時のぎこちない恋愛の名残を引きずりながら、大学、就職へと続く人生。変わっていく衛とツインバロムに導かれるまま、ついてない男運に転落したかのような人生を送る祥子。最後自分を見つめ直す形でたどり着いた衛の幸福の形にほっとしたし、今度こそ祥子の幸せを祈りたい。

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    2015年05月21日
  • 遠すぎた輝き、今ここを照らす光

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    光平みたいな人いる。夏輝みたいな人もいる。
    SNSが大流行する昨今、「共有」の仕方を考えさせられる。

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    2015年05月14日
  • あの日の僕らにさよなら

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    さくさく読めます。タイトルと帯の言葉に惹かれました。
    後半にかけて、悪く言うと間延びします。よく言えば現実的な感じかなぁ。個人的には好きな展開でした。

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    2015年02月16日
  • エール!(1)

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    ぼちぼちですかね。
    読みやすくてあっさりよめたけど、
    まードラマ仕立ての展開で、あまりひねるところもなく。
    あまり作者ごとの個性が感じられなかったですね。

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    2015年02月04日
  • 夜明け前と彼女は知らない

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    舞台はフツーの会社。
    主人公達はフツーの大人達。
    どこにでもありそうで、でもなさそうで。
    ハッピーエンドでもバッドエンドでもなくて。
    でもなんとなく後味は悪くて。
    そんなお話。
    自分が何をしても何もしなくても、常に自分を批判する人はいる。自分が自分だと思っている自分は、周りから見られてる自分とは違う姿。
    だからなんだとか教訓めいたことになるんじゃなくて、ただそうなんだなあってしみじみと感じた本でした。

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    2015年02月02日
  • エール!(1)

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    仕事に悩んだ人達に対するエールですね。

    各物語の主人公が全て女性です。言ってしまうと、なんですが、まぁ、女性っぽい話だなと思わないこともありません。

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    2015年01月21日
  • あの日の僕らにさよなら

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    昔の恋人を思い出させる。
    どうしてるかな?元気なのかな?
    そして今は自分が選択してきたからこそ今があるんだとも思える。良くも悪くも。
    そんな事を考えさせる内容!

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    2015年01月13日