川原泉のレビュー一覧

  • 中国の壺

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    コミックスで読んだ作品ばかりなんやけどなぜか文庫を買い直している。
    この頃は本当に絵がきれいやなあ…。中国人いけめんすぎ!表紙きれすぎ!笑 それにしても、壺を割る役割を何で作者本人が担ったんやろうか…。キャラ考えるのめんどかったのか?(おい)結構重要な役やんか。
    それはともかく…まつたけたべたい!笑

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    2013年03月11日
  • バビロンまで何マイル?

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    これ絶対完結してないでしょ笑。川原さんの漫画はいっぱい読みたいので、最後まで描いてほしかったなあー。
    ちなみに、わたしタイムスリップものがめっちゃ苦手なんですが、これはすんなり読めました。

    冷酷非情なデューカに、仁希さんがやたら頭を撫でくられてるのが何か好きです。何というか、こんな人にすら気が置けない相手に思ってもらえるのは、仁希さんの朗らかで不躾な性格がなせる技なんやろうね。

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    2013年03月08日
  • 甲子園の空に笑え! 川原泉傑作集

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    文庫版を買って再読しました。
    「甲子園の空に笑え!」→なんてファンタジー。ほんとうに夢みたいだね。
    「ゲートボール殺人事件」→組長がせつなすぎる…
    「銀のロマンティック…わはは」→涙なしには読めません。
    いっつも思うんやけど、川原泉って、デフォルメ顔をめっちゃ多用してて、その顔でシリアス場面も描いて泣かすからほんとすごいよね。

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    2012年12月01日
  • 笑う大天使 1巻

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    初めて読んだときは、北斗の拳もベルばらも、ポーの一族も読んだことなかったけど、今はどれも知っとるけん読み返したら楽しかった-。
    聖書のお話に全く興味ないわたしですが、サムソンとかはこの作品で覚えたよ。
    やっぱり川原泉はほのぼのしてていいなあ。お嬢様方の会話をみてるとほっこりする。もちろん、(わたしはくいしんぼうなので)毛色の違った三人のお嬢様方がもぎゅもぎゅとお食事をしてる場面をみててもほっこり(そしてぐうぐう)してくる。

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    2012年11月26日
  • メイプル戦記 1巻

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    『甲子園の空に笑え!』の続編、になるのかな?
    今度は活躍の場をプロの世界に移しての、野球談話となります。

    「楽しむ」ことに主題を置いている風なのは相変わらずに。
    今でこそ女子プロ野球リーグができていますが、1990年代にこの発想はさすが。

    北海道にドームもできてしまいましたしね~、、ゆるく真面目に読める感じで。
    それにしても、ここ最近の現実の日本球界は、どうなってしまうのかなと心配です。

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    2012年11月22日
  • フロイト1/2

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    素晴らしき川原わーるど。
    なんかタテマエには「川原泉的不思議哲学世界」なんて書いてあるけど、全然哲学なんかじゃない。
    つまり、楽しくわいわい、明るく前向きに、みたいな社会の風潮から外れてる人の日常のファンタジーを書いただけなんだな。
    このマンガが出たのは1996年。今でこそロハスとかスローライフとか、ずいぶん市民権を得たけど、そういうのがまだ珍しかった頃のマンガだから、新鮮だったのだ。逆にいえば、今読むとすごくしっくりくるお話なんだよねぇ。

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    2012年11月16日
  • 甲子園の空に笑え! 川原泉傑作集

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    とある高校での、高校野球のお話し。
    山奥の野球部が甲子園に出場することに、なったりします。

    また同時収録の「銀のロマンチック~」もお気に入りの一編。
    こちらは4回転ジャンプにチャレンジする、ペアフィギュアのお話し。

    どちらも多分にファンタジーなのですが、
    「何かを楽しむとは?」なんて、共通の命題も見えてきます。

    どこか達観したような雰囲気は相変わらずな感じで。

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    2012年11月15日
  • バビロンまで何マイル?

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    マキャヴェッリ『君主論』を読んでいる最中、ふとこの作品を思い出しての再読。作中で明言されてはいませんが、この漫画に出てくるピッコロくんことニッコロは彼の事なもので。相変わらず何かと文字の多い川原作品ですが、セリフのやりとりも含めて軽妙なので全く苦になりません。楽しく読める独特の空気感に加えて、イタリアの歴史の一部もきっちり学べる、一粒で二度美味しいところも本作の魅力だと言えます。これがきっかけでイタリア史に興味を持ったり、塩野七生さんの著作に手をのばした人も多いのではないでしょうか?

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    2012年11月14日
  • メイプル戦記 1巻

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    北海道に女性だけのプロ野球チームが新設されるマンガ、それにしてもまさかその後札幌にドーム球場が本当にできちゃうとか思いませんでした。

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    2012年11月12日
  • バビロンまで何マイル?

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    久々に店頭で見かけて、ついつい。。

    ひょうひょうとした感じな展開は相変わらずに。
    最初はまったり系と思ったら、後半チェーザレの時代はなかなかに重く。

    初めて読んだ時、塩野さんの著作ともかぶって、印象深かったのを覚えています。
    続編がありそうでなさそうな、、個人的には続きが読みたかったりします。

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    2012年10月29日
  • 笑う大天使 1巻

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    とにかく笑える。
    猫かぶるとものすごく美しい三人組なのにほとんどギャグ絵なのが悲しいな〜。

    あと北斗の拳のタッチのコマがかすかにお気に入り

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    2012年10月23日
  • レナード現象には理由(わけ)がある

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    前作「ブレーメン2」でセンス・オブ・ジェンダー賞を受賞したのから一転、ホモフォビア的と批判された本作。問題とされたのは「紹介したい人がいる」と主人公の兄が連れてきたのが男だったという最終話で、確かにホモフォビアと言われかねない描き方ではあります。
    だけど、川原泉にとって、あるいは主人公にとって、同性愛者かどうかはさして重要なファクターではない。彼らにとって重要なのは、その対象者が身内かどうかという点に尽きるんだと思います。川原泉の作品においては、身内か身内でないかが決定的な判断基準であり行動原理であって、それは初期から今に至るまで一貫しています。そこでは身内とは無条件に受け入れるべき相手として

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    2012年09月25日
  • バビロンまで何マイル?

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    川原さんの世界史解説がほんと面白くてだいすきです。
    笑えて泣ける。川原さんの中でも結構すきなお話です。

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    2012年09月03日
  • コメットさんにも華がある

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    「~がある」シリーズ以外今のところ読んだことないんだけど、川原さんの漫画は知的でくせになる。
    突然の学園ヘヴンネタ(…ですよね?)にびっくりした(笑)

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    2012年08月28日
  • フロイト1/2

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    松丸本舗でポツンと並んでいるのを見かけて、久々に。
    フロイトさんが語り手で、"夢の共有"を題材にした物語、、

    なんて言うと堅いですが、肩の力を抜いて読めます。
    初めて読んだのは20年以上前ですが、どこか哲学的なのは相変わらず。

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    2012年08月14日
  • コメットさんにも華がある

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    川原さんのマンガはいつ読んでも心が洗われるなー。少しずつでいいので新作出し続けてもらえるといいなー。

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    2012年07月16日
  • バビロンまで何マイル?

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    ネタバレ

    コミックスが1巻で止まってて、続刊が出るのを待ってたら
    ある日突然文庫版が出て、取り敢えず完結の体を取っていた、という。

    改めて読み返すとどう考えても『未完の大作』という気がしてならない。
    たぶん1話1エピソードのつもりだったのが
    ボルジア家のお話が濃すぎて長くなってしまい
    そのうち休載したり何だりで仕方なくオチをつけた、というところだろうか。
    タンパク質の話とチェーザレ君たちの話のヴォリュームが違い過ぎる。
    ホントはローマから帰ってきてまた違う時代の違う場所に飛んでって
    そのうち仁希のリアリスト振りにも変化が現れて
    最終的にバビロンに行って帰ってくるまで続くはずだったんだろうな。きっと。

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    2012年07月07日
  • コメットさんにも華がある

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    「レナード現象…」の方が私は面白かったかな。でも相変わらず、出てくる人たちが優しくて、いいなぁと思った。

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    2012年06月18日
  • コメットさんにも華がある

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    川原先生の最近の作品を読むのは久しぶり。
    といっても、2006年から2008年に書かれた作品なのだけど、まあ、自分の中では最近の作品、ということになります。

    そりゃ、昔々に比べれば、絵が若干、変わったな・・・とは思うけど、味のある人物設定には変わりがなく、ごはんはやっぱり「もぎゅもぎゅ」言いながら食べてるし、ふふっと薄笑いしながら読み切りました。

    随所にはさまれる理数系講座も、好きだな~。
    素直にまっすぐ生きていれば、いいことあるかもしれない。と、理由もなく自信をくれるから、また、心がかさついて来たときにでも取り出して読もう。

    しかし
    ノートのA5版は好きだけど、コミックのA5版はかさば

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    2012年06月07日
  • コメットさんにも華がある

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    超進学校を舞台にしたボーイ・ミーツ・ガール短篇集。
    舞台が舞台なので、全員賢くて、でも、変人。

    すべての作品にヒーローとヒロインがいるのに一組もくっつかないのが、すごく「らしい」。
    恋愛は一切出てこないのにすごく満足して何度も読み返してしまう。

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    2012年06月12日