Posted by ブクログ
2011年09月29日
水滴と水滴がぶつかって分裂する際、周囲の空気がマイナス・イオン化することを「レナード現象」といいます。
舞台を同じくした高校生男女による群像劇・・・というかオムニバスというか・・・。どっちともとれる短編集というか。
「ワシの体力と集中力じゃ、中・長編は厳しくてのぅ・・・ゴホゴホ。」という、わざと...続きを読むらしい台詞が聞こえてきそうな。
川原泉漫画の読後感の良さ、ほんわかほっこり感は・・・
なんだ、そうか。レナード現象か。なるほどフムフム。
なんて一人ごちてみたりして。
それ程、表題がしっくりくる 「○○には○○がある」 シリーズの始まり始まり。
相変わらず面白いです。人によっては泣けます。