あらすじ
超現実主義の仁希と謎の多い多国籍家系の友理。幼なじみのふたりは12年前に助けた精霊から自由に時間を超えられる指輪をもらい…。コミックス未収録の連載原稿も収録。
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昔の職場で隣の席にいた映像ディレクターさんに借りたことをきっかけに、
他の作品も探して興味深く読破しているカーラさまの作品。
こういうのを描いてしまう人や出版するカイシャや
はまっちゃう読者がいるということは、
私みたいな人間にとっては救いである。
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川原さんの昔のマンガは全て☆5つ。
大好き。哲学者の書いたマンガ。
知識が増えるふえるふえる。
タイムスリップのマンガでも一番ドラマチック。チェーザレのお話が一番好きです。この方の本でチェーザレを知って、さいとうちほさんのチェーザレにもハマりました。
世界史みたいな
スケールの大きなお話でした。
それぞれ能力を活かしてどんな場所でもタフに過ごす2人の姿が微笑ましくて。
懐かしかった
ただただ懐かしい~でした
チェーザレボルジアはまった若かりしころ(笑)
飄々としながら愛を感じるんですよね
チェーザレを知らないとなんのこっちゃってなるかもですが
イタリアが好きな人にはおすすめです
川原泉は天才だ
最近は新作もなかなかお目にかかれない川原先生ですが、間違いのないクオリティの作品ばかりです。バビロンまで何マイル?も、浮世の疲れが吹き飛ぶ読後感❣️
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幼馴染の男女がルネサンス期イタリアへタイムスリップ
悪名高いボルジア家に居候して時代の趨勢を見る
チェーザレ・ボルジアがかっこいいのはもちろんですが、ドン・ミケロットが渋くて素敵
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ファンタジー+SF+世界史。
余り言うとネタバレになりますのでアレなんですが。
アルフォンソ君という、歴史上それ程重要でない人物がしばらく忘れられなくなります。
コミックスでは完結しておらず、文庫版の加筆で一応話にケリをつけてあります。購入の際はご注意を。
それでも続きが・・・続きが読みたい。
もっとカーラ様による歴史観を見せて、いや、魅せていただきたい・・・!
そんな漫画です。
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川原泉さんの漫画は友人に勧められて読んだのですが、これの文庫版は初版が97年なのですね。漫画の単行はもっと前に出ていたということでしょう。私は愛読者の中心世代からは大分離れていると思われますが、それでも面白い。まあ、内容からいってあまり流行に関係するようなたぐいの笑いではないのだと思われますが。
すべて内容を覚えているにもかかわらず、ふと手に取って適当にページをめくり、ニヤニヤしてしまうような良作です。
幼馴染の(表紙に載ってる)2人が変な小人(グノーシスとかいうらしい)からもらった指輪でタイムスリップするお話。恐竜のいる世界に行ったり、中世バチカンでチェーザレ・ボルジアやら妹のルクレツィアやらと関わってきます。恐竜のほうはともかく、チェーザレあたりの話は一応史実にのっとっているあたりが川原さんらしい。
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星はこの1冊だけじゃなく、著者のコミックを総じて付けます。コメントもしかり。
どれもこれも大好きです。
お気に入りは安楽農園の話と、自衛官とアップルパイの話。バビロンも好きです、とくにヒロインの性格が。
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主人公のニキとユーリが、恐竜時代とルネサンス時代にタイムスリップ!という話。
ボルジア家のことを描いているのに、ほのぼのさが全開でした。さすがカーラ教授です。ルネサンス時代に興味を持つきっかけにもいいかもしれませんね。少女漫画ですが、男性にも普通にオススメできます。
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私的に大天使(ミカエル)に次いでの傑作かと。
笑い、涙、冒険、感動とてんこ盛りの1冊。
コミックス版では完結してないようですが、文庫版では完結。
これがまた泣けるんだ〜。
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これ絶対打ち切りだよな、と調べたらコミックス版では未完の模様。この1冊でも十分面白いけれど、続いてこそもっともっと盛り上がる作品だったろうと残念。色んな時代・国に行く2人を読みたいなあ…。バビロンまで。
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これ絶対完結してないでしょ笑。川原さんの漫画はいっぱい読みたいので、最後まで描いてほしかったなあー。
ちなみに、わたしタイムスリップものがめっちゃ苦手なんですが、これはすんなり読めました。
冷酷非情なデューカに、仁希さんがやたら頭を撫でくられてるのが何か好きです。何というか、こんな人にすら気が置けない相手に思ってもらえるのは、仁希さんの朗らかで不躾な性格がなせる技なんやろうね。
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マキャヴェッリ『君主論』を読んでいる最中、ふとこの作品を思い出しての再読。作中で明言されてはいませんが、この漫画に出てくるピッコロくんことニッコロは彼の事なもので。相変わらず何かと文字の多い川原作品ですが、セリフのやりとりも含めて軽妙なので全く苦になりません。楽しく読める独特の空気感に加えて、イタリアの歴史の一部もきっちり学べる、一粒で二度美味しいところも本作の魅力だと言えます。これがきっかけでイタリア史に興味を持ったり、塩野七生さんの著作に手をのばした人も多いのではないでしょうか?
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久々に店頭で見かけて、ついつい。。
ひょうひょうとした感じな展開は相変わらずに。
最初はまったり系と思ったら、後半チェーザレの時代はなかなかに重く。
初めて読んだ時、塩野さんの著作ともかぶって、印象深かったのを覚えています。
続編がありそうでなさそうな、、個人的には続きが読みたかったりします。
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コミックスが1巻で止まってて、続刊が出るのを待ってたら
ある日突然文庫版が出て、取り敢えず完結の体を取っていた、という。
改めて読み返すとどう考えても『未完の大作』という気がしてならない。
たぶん1話1エピソードのつもりだったのが
ボルジア家のお話が濃すぎて長くなってしまい
そのうち休載したり何だりで仕方なくオチをつけた、というところだろうか。
タンパク質の話とチェーザレ君たちの話のヴォリュームが違い過ぎる。
ホントはローマから帰ってきてまた違う時代の違う場所に飛んでって
そのうち仁希のリアリスト振りにも変化が現れて
最終的にバビロンに行って帰ってくるまで続くはずだったんだろうな。きっと。
いつかその辺りの続編を描いてくれないかなー。
とか言ってるうちに20年近く経っちゃったからなー…。
続いてほしかった、という意味を込めて★1個マイナス。
この話を読んで塩野七生さんの
『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』を読もうと思ったのでした。
実際読んだのでした。…殆ど忘れちゃったけど。
もう1回読んでみようかなーなんて。
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この本で初めてチューザレ・ボルジアを知りました。
チューザレの話の終わりくらいから、打ち切られたような終わり方になってしまいましたが。
歴史物としても凄く面白かったと思います。
きちんと最後まで読みたかった作品です。
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このマンガ家さんも母の影響ですが大好き。
どこか哲学的なお話しをよく書かれます。
イタリアにタイムスリップしてしまうお話し。
足跡の作り方が衝撃的でした(笑)
Posted by ブクログ
面白ーい!
このままシリーズ化してくれればいいのに。
タイムスリップしてさ、いろんな時代の
いろんな出来事を見てみたいよね。
チェーザレとルクレツィア、本当は
どんなだったんだろう。
真実は誰も知らない。
永遠に当人同士の秘密だ。
歴史の面白さはそこにあるのかもね。
Posted by ブクログ
普通のコミックスで1巻が出たきり。ずーっと完結を待っていたのを覚えています。
序盤で恐竜のいる時代に主人公ふたりがトリップしたのは、指輪の効果を紹介するためだけだったのか、あるいはあんな調子で本来は1話完結っぽくいろんな時代を行き来させるつもりがボルジアの話に入りこみ過ぎてしまったのか。
Posted by ブクログ
久々に読み返して、やっぱり混沌とした印象。
絵はまだ昔の状態でとても好きなんだけど、
当時花ゆめで、何ヶ月も休んで(隔月連載だったんだっけ? でも予定通り掲載されなかった記憶がある)、それでこの内容だから、ぜんぜんよくわからんかったんだよなあ。
まとめて読んだらやっぱりおもしろいけど、誰もが思っていることだろうがこれはつづけてほしかった。いろいろあった時期だったんだろうなあ。
Posted by ブクログ
ずっとタイトルだけを知っていたのを、やっと読む機会が巡って来た♪相変わらずの川原ワールドが展開していて嬉しい。でも、これ、もっと続くつもりなんだよね?バビロンまでもっと遠いと思うんだけど?
仁希「食ってみねば毒かどーかわかるまい?」
友理「おまえ・・・死ぬぞ、いつか」
そうだよ、友理君、いつかは死ぬのだ。心配せずともよい。
Posted by ブクログ
チェーザレが出ているマンガとしてよくタイトルを耳にする作品だったので読んでみた。
…情報量が多すぎる。少女マンガじゃないねコレ。
川原泉氏のマンガは、メイプル戦記以来だと思うんだけど、やっぱり正直私は、この人の魅力がちゃんと分からない…
個性あるし、とぼけた主人公のキャラクターも好きだし、知識量豊富なのは読み応えがあって良いと思うんだけど、
もう一度読んだらまた違う感想も抱けるだろうから、何度も楽しめると思うんだけど、
読み出したら止まらない!っていうハマる感じがないのだよね…。
まあ、そういうジャンルの漫画じゃない事はわかっているんだが。
私の思考力不足のせいだけどね。
チェーザレとルクレツィアの物語がメインで主人公コンビは狂言回しといった体でした。
チェーサレ兄妹のドラマなのに、直接的に描かないってところが返ってロマンチックでした。
もっかい読も。
あ、あと意味は良く理解できてないけどタイトル好きだな。ゴロがいい気がする。