伊豆原弓のレビュー一覧

  • パーフェクトソフトウエア テストにまつわる幻想

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    ネタバレ

    現在も闘病生活が続く G.M.ワインバーグの、日本最新刊。例によって邦題は意味不明だが、原題は "Perfect Software and other illusions about testing"。

    テストは(ソフトウェアに関する)情報を得るため手段であると定義し、ワインバーグらしく、情報を受けとる側の「人間の問題」にまで踏み込んで、テストにまつわる様々な問題や誤謬をあきらかにしていく。もちろん、システム開発をやっている人間には判りきった話なのだが、それを「判っていない人」に説明するためにはワインバーグの助けが必要だ。

    特に日本のソフトウェア業界は高い品質が求められ

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    2010年06月05日
  • アドレナリンジャンキー プロジェクトの現在と未来を映す86パターン

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    開発プロジェクトにおける「ありがちなパターン」集。ダメなパターンが多めですが、「こんな感じのことをしていると、うまくいくこともある」というパターンもあります。パターンのバリエーションは豊富なので、「良かれと思ってやっていることも、ダメなパターンに陥ることもあるんだ」と気が付くところも多々ありました。
    基本的にパターン集なので、これらのパターンから参考とすべきところや、改善すべきところを自分で見つけて実践していくことで、この本を初めて有効に活用できます。逆に、この本からプロジェクト運営・管理の具体的な改善方法を教えてもらいたい、と思って読むと、単なる「あるある集」で終わってしまうでしょう。

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    2010年01月31日
  • アドレナリンジャンキー プロジェクトの現在と未来を映す86パターン

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    ネタバレ

    トム・デマルコとアトランティック・システムズ・ギルドのメンバーが、ソフトウェア開発現場に見られる様々な「パターン」を淡々と描いた一冊。うーむ、描写が的確すぎて、どれも笑えん……。

    帯の惹句は「トム・デマルコの最高傑作」だが、彼の最高傑作は依然としてピープルウェアだと思う。しかし、アドレナリン・ジャンキーが素晴しい一冊であることに変わりはない。

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    2010年01月13日
  • アドレナリンジャンキー プロジェクトの現在と未来を映す86パターン

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    プロジェクトを失敗に陥れるさまざまな要因を、ユーモラスに語っている本。

    失敗要因は笑うためではなく、学ぶためにある。

    >弱いチームの方が、強いチームより決定や行動を「保留」する傾向がはるかに強い

    強いチームになるためには、意志決定や行動を迅速に行える覚悟が必要なのである。
    時間が一番貴重な資源であり、一呼吸おいたらすぐ実行という自分の考え方と一致する。

    >約束がなされたか、また、それは正確にどのような約束だったかについて、約束した側と受け手側の解釈が異なっていると、約束のシステムは崩れる

    コミュニケーション不足が大きな問題に繋がることを示唆している。
    自分だけのメモに終わらず、相手と

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    2010年01月07日
  • あなたのチームは、機能してますか?

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    チームワークの乱れがいかに深刻な問題を与えるかという、陰の向きから、チームワークの良さを語っている。

    タイトルの分かりやすさと、toy storyを彷彿させる表紙のキャラクターが手に取りやすい。

    「組織の結果最大化」を常に意識して実行していた自分
    「他人に興味を持つ」が昨年末からのテーマで、これを実行に移し、”より老若男女から愛される人間”を目指し、奮闘中

    ***

    チームの成功は、チーム内の異なる目的や労働慣行などを反映した特異性によって左右される。
    共通点のない人々をまとめて、同時に同じ方向にオールを漕がせれば、深刻な問題に発展しかねない。
    頭に浮かぶイメージとしては、猫の群れといっ

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    2010年01月09日
  • コンサルタントの道具箱 勇気と自信がもてる16の秘密

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    読みやすくて良い。

    シンプルだが深いメッセージが多く、
    何度でも読み返したくなる1冊。

    以上

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    2009年12月30日
  • コンサルタントの道具箱 勇気と自信がもてる16の秘密

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    独自のユニークな発想による知恵を習得できる一冊だ。
    長年IT業界でやってきた人であれば納得することが多いことだろう。
    いくつものユニークな法則を編み出して
    法則名も実に頷ける名前となっている。
    ラズベリージャムの法則は広げれば広げるほど薄くなるというものだが、
    イチゴジャムの法則は、粒があればどこまでも薄くならない
    というもの。
    また粒の法則は、何か学びたかったら、全て学ぼうとしては
    いけない、など。
    興味深かったのは、コンサルタントとして相手の発言に対し
    どうやって向き合っていくかという問題の解決に
    合気道からとった、「集中、入身、転換」というパターンを
    エネルギーの調和という観点で取り入れ

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    2009年10月04日
  • コンサルタントの道具箱 勇気と自信がもてる16の秘密

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    20/5/14


    時間
    混乱は時間の無駄である
    時間の無駄の原因は休暇ではない。計画不足である。
    間違いは時間の無駄になる
    早くて雑なものなど無い。早く仕事をしたければ、手際よくやることだ。
    明日にはやる必要がなくなっているかも知れないことを今日やるな。やろうとも思うな

    新しいことを学び、これまでの知識に加え、依頼主とともに試す。

    依頼主はつねに自分の問題の解き方を知っていて、その解答を最初の5分間に口にする

    不調和を保ちたかったら、完璧な調和を目指せ

    相手が奇妙な行動を取っていたら、たぶん奇妙なものに反応しているのだ。それはたぶん自分である。

    努力しながら死ぬより、成功しながら生

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    2011年07月05日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    さすがデマルコという感じの読みやすく分かり易い本になっていると思います。
    リスク管理の定義、なぜリスク管理をしないか(できないか)から始まり、リスク管理の方法へと続くが、小難しい数式等を用いず理解し易いです。
    この本を読むと、どうして多くのプロジェクトで
    「何か奇跡的な事が起きるかのような楽観的なスケジュールを立てるのか」
    について理解できると思います。

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    2009年10月07日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    リスクとはそもそも何か、というところから始まって、リスク管理がうまくいかない理由について述べられている。そしてリスク管理が行われない理由についても述べられている。(例:早く終わる可能性のあるスケジュールをひくことが許されないなど)この項が一番参考になった(苦笑)。
    あと身にしみて感じるところがあったのが、問題の原因はより早い時期に発生しているが、問題を認識し始める時期(天罰期という 笑)についての説明とその対処法。バージョンごとにリリースするというのが意外と現実的な方法だと分かった。
    この本が扱う範囲は入門から中級までかなり広いと思うがリスク管理をやる上で読んでおいてよい1冊だと思う。[200

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    2009年10月04日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    ちょうど、あるプロジェクトでリスクマネジメントについて非常にナーバスになっていたときいに読みました。

    プロジェクトマネジメントのなかでのリスクの考え方について随分参考になりました。
    ナーバスになりすぎないで、早めはやめの対応が重要であることを説いており、実際の場面でも応用の聞く内容だったと思います。

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    2009年10月07日
  • イノベーションのジレンマ 増補改訂版

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    ▽一言感想
    大企業がなぜイノベーションで敗れるのか、その構造的な理由がよく分かった一冊。

    ▽3つのポイント
    ① 持続的イノベーションは既存顧客に向けた改良、破壊的イノベーションは新市場を切り拓く変化。

    ② 成功企業ほど既存顧客の声に縛られ、破壊的技術を軽視してしまう。

    ③ 破壊的イノベーションに対応するには、別組織や小規模プロジェクトでの取り組みが必要。

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    2025年09月26日
  • あなたのチームは、機能してますか?

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    チームを機能させるための方策を、架空のベンチャー企業の経営陣のストーリーとして見せる本。内容は悪くはないが、実務に活かすには、ややハードルがある。

    曰く、チームが機能しない場合の問題は階層構造を形成しており、下から順に以下の通り。
    ----------
    ●信頼の欠如
    メンバー同士が弱みを見せられない。

    ●衝突への恐怖
    弱みを見せられないから、慎重な発言が多くなり、健全な議論ができない。

    ●責任感の不足
    健全な議論ができないから、表面的な同意や、あいまいな態度になる。その結果、チームメンバーに、決定や計画を責任を持って達成しようという強い意思が生まれない。

    ●説明責任の回避
    責任感が不足

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    2025年03月01日
  • あなたのチームは、機能してますか?

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    小説というかたちでチーム作りの過程を知ることができる本だった。翻訳本なのでしっくり来ない部分と、登場人物のキャラクターが理解出来ない部分があったので、もったいなかった。

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    2023年05月20日
  • あなたのチームは、機能してますか?

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    チームワークに関するお話。読みやすく、割と面白く読めるビジネス書。ためにもなるけど、同じように実践をすることはなかなか難しいと感じる。健全な衝突は必要だとは思うけど、議論や会議はやっぱり僕は好きになれそうにない

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    2023年04月16日
  • イノベーションのジレンマ 増補改訂版

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    偉大な企業はすべてを正しく行うが故に失敗すると説く本。
    慣例的に使っていたプロセスが新しい問題に適しているか考える。

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    2023年02月25日
  • イノベーションのジレンマ 増補改訂版

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    ネタバレ

    評価はものすごく高いけれど
    大企業のお話なので、あまり響く箇所なく。
    中小企業は当たり前にやっていることが
    書かれていると思う。
    忠実に翻訳されていると思うが
    もっと読みやすくしても良い。
    ハードディスクの大きさをインチで語られても
    頭に入らない。そこは翻訳しないのか。
    大学生が読むにはちょうどよいかも。

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    2023年01月03日
  • イノベーションのジレンマ 増補改訂版

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    なにかの本で良いと書いてあって、紙で買って読んだ本。
    なんかまどろっこしくて今はもう読む気がしない。

    仕事も転職してステージも変わったし。
    ということで断捨離。

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    2022年08月08日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    リスクに対する考え方が平易に説明されています。書かれたのがかなり昔で、いま活かせるかというと難しいと思いました。まずは計測すること。確率分布的にリスクを捉える点や上層部に対してどういう説明をすべきかまで言及されており、あらためて勉強になりました。

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    2021年12月21日
  • コンサルタントの道具箱 勇気と自信がもてる16の秘密

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    気持ちの持ち方の本ですね。参考になります。本職のコンサルタントに限らず、仕事で人に影響を与える可能性がある人は読んでおいた方がいいかも。

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    2021年08月15日