伊豆原弓のレビュー一覧

  • デッドライン ソフト開発を成功に導く101の法則

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    ウオータフォールの管理者が主役の話。自分の目指しているとことじゃないから受け入れがたい点もあるが、でも、製品開発の手法としてはスタンダードだし取り入れたいと思う。

    人に焦点をあて、その対策法などを具体的に議論している点はおもしろい前職のプロジェクトを思い出しながら読んでいた。

    怒れる管理者の心理、政治の話、スケジュール、プレッシャーなどなど。

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    2013年03月17日
  • デッドライン ソフト開発を成功に導く101の法則

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    物語調で、実際のITプロジェクトの「あるある」問題と、解決方法をアメリカンジョークな世界観で表現。仕事で疲れ気味のSEが息抜き代わりに読むといいかも。

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    2013年01月16日
  • アドレナリンジャンキー プロジェクトの現在と未来を映す86パターン

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    計画に対する乖離を早い段階で把握し、手遅れになる前に適切な対策を打てるかどうかが、プロジェクトの成否に大きく関わってきます。そのために、プロジェクト・マネージャーはプロジェクトのQCDに関するデータを収集して現状を分析しようとします。(監視・コントロール)
    しかしながら、こうしたQCDデータに現れない事象がプロジェクトを思わぬ方向に導くことも少なくありません。

    本書は、こうしたプロジェクトの「兆候」を86のパターンに抽象化してユーモラスな名前を付けて紹介しています。
    中には自分の身に覚えのあるパターンも沢山あって耳が痛い限りですが、ありがちなものをピックアップして目に見えるところに書き出して

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    2013年01月04日
  • デッドライン ソフト開発を成功に導く101の法則

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    ある日突然、全く知らない組織で巨大プロジェクトを任せられることになった主人公の悪戦苦闘ぶり。「管理は脳でやるものじゃない。腹、心臓、魂でやるものよ」

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    2013年01月03日
  • デッドライン ソフト開発を成功に導く101の法則

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    分野としては管理工学でしょうか。プロジェクト管理の教科書ですが、内容が小説仕立てなので、要点を抽象的なモデル事例として学べるので、初学者に最適だと思います。

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    2012年12月30日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    ネタバレ

    [読んだ理由]==================
    「100人のプロが選んだソフトウェア開発の名著」にあった。PM、特にリスク管理って全然わからないので一度読んでみたいと思った。


    [読んだ後の感想]==============
    主なポイントは下記かなぁ、と思った。
    ・プロジェクト着手前に、想定しうる最悪のリスクまで徹底的に出しきっておく。
    ・「やらなければならない」作業だけでなく「やらなければならないかもしれない」作業も予想しておくべき。
    ・「コスト」と同様に「効果」も数量化すべき。でないとプロジェクトの「効果」が測れない。
    ・プロジェクトの最短だけでなく最遅の完成期日も予測し、その両方の

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    2012年09月04日
  • プログラミングの心理学 25周年記念版

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    名著らしいが初めて読んだ。
    さすがに25年も経てば事例は陳腐で技術的・資源な事は進歩しているが、大事なことはだいたい同じ。
    要するにプログラミングというのは人の状況判断であって、単純作業ではないということだ。
    それも個人としての観点や社会活動としての観点でそれぞれ心理的問題は深い。

    チーム・グループに関する話はプログラミングに限定されない話題ではあるが、
    いかに理屈で動いているように見えるプログラマー業であっても、集団心理といったものは働く。むしろより強いのではないかと思う。
    また、チームに関して言えば、個々メンバーは交換できるものでもなければスキルすら定量化できるものでもないという、当たり

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    2012年09月01日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    プロジェクトにおけるリスク管理の大切さを説いた本。著者本人の体験等ケーススタディがしっかりと書かれているので読み易かった。
    目に見えない潜在的なリスクを想定して、(想定したリスクが起こる前、起こった後の)対策を考えておき、しっかりと全体の工程をウォッチしていくという事が大切なんだと思った。が、まだまだ今のプロジェクトへうまく適用させる方法が思いつかない・・・(;_;)
    まだまだ消化できてないのだろうなぁ・・・
    また、もう一度読んでしっかりと消化しておきたいと思った。

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    2012年05月28日
  • パーフェクトソフトウエア テストにまつわる幻想

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    「人間の側面からみたソフトウェアテスト」についての本です。

    ワインバーグはこの本で繰り返し、「テストは情報を得るために実施するものである」と書いています。例えば、

     キーを打つかどうかにかかわらず、何らかのアクションに影響を及ぼす情報を求めるものでなければ、テストとは呼べない。

    といったようにです。

    そして、その情報の質については、例えば、第10章の「テストはキーを打つだけではない」の「よくある間違い」に書いてある、

     4. カバレッジテストが何かをテストした証明になると思っている

     コードのすべての部分を何らかのテストでふれたことを証明できたからといって、その部分が完全

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    2012年05月01日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    リスクを回避するのではなく、リスクを計測し管理する手法を提唱する良い本です。主な対象はプロジェクトの管理責任にある方、またはその上層部だと思います。

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    2012年04月24日
  • アドレナリンジャンキー プロジェクトの現在と未来を映す86パターン

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    たぶん、IT業界で働く人が読むと、面白い本。あまりよくない方面の業界あるあるネタが書いてます。
    日本企業独特のことかと思ったら世界中同じなんだなぁと気付かされました。ただ、解決法っていうものは書いてない(書けない?)ので、こうなってたら危ないよって気づくための本と思います。

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    2011年11月27日
  • パーフェクトソフトウエア テストにまつわる幻想

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    翻訳された独特の言い回しの文章なので、違和感を感じる部分が時折あった。
    内容は至って当たり前のことが書かれているが、論の展開がうまいのか、得心する事が多かった。
    テストの基礎が押さえられたら、次のステップとして是非とも読むべき入門書であると思う。

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    2011年09月19日
  • デッドライン ソフト開発を成功に導く101の法則

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    ソフトウェア開発プロセスを、小説仕立てで語っている。なので、読んでいてとてもおもしろい。
    ただ、物語の舞台が非現実的かなーと思った。というのも、自分のような一介のエンジニアには、到底想像もできないようなプロジェクト規模だから。
    でも、もしかしたら世の中には、物語の舞台と似たようなプロジェクトを管理している人はいるのかも?(きっといるよね)

    本の内容については、自分のようなエンジニアでも直面したことある、もしくは直面しそうな事象を取り上げている。事実、自分でも「あー、こんなことあったなー」とか、「自分のことだ・・・」とか思うような内容だった(逆に、こういうことに直面するのは自分だけじゃない、あ

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    2011年09月17日
  • あなたのチームは、機能してますか?

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    201009石榑統括塾 課題図書 20100929 伊豆での人間ドックを期に、一気に読破。☆その他、気になったキーワード・P38 瞬間があるからこそリーダーという仕事が好きだということが否定できない。 →キャスリンは、チーム作りに長けているリーダーという設定だが、これからメンバに対して、この会社の課題(競合から遅れを取っていること)に対する原因分析をするという難題を出す際に、ワクワク感を楽しむなんて、非常に高い視点で物事を考えているものだと感心した。(課題が難しければ難しいほど、得られる成果も大きい、ということを十分に把握している)・P82 もちろんすぐに把握できるぐらい明快

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    2011年03月20日
  • あなたのチームは、機能してますか?

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    ネタバレ

    会社から配本され、かつこの内容に沿ったプログラムが開催されるため、読むこととなった。
    機能していない組織(チーム)を蘇らせるための手法を描いたもの。
    危ない組織の5症状を挙げ、会社を変革するプロセスとノウハウを物語形式で展開。
    小説形式のため非常に読みやすく、ある程度感情移入をしながら読み進めることができる。この5つの症状のどれかは多くの組織で見ることができると思われるが、書いてあるとおりに変化させるには、チームのトップに相当な覚悟と継続し続ける努力が必要であろう。

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    2011年02月13日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    まず非常に楽しい。コミカルに書かれていて読みやすい。
    しかし内容は怖い。ソフトウェア開発におけるリスク管理が形骸であることを幾つもの面や事象から指摘している。
    ゆえにとても面白い。
    しかしデマルコ/リスターの本は面白く、とても納得いくのだが、著者自身も作中で書いているようにこれを現場に導入するにはハードルが高い。
    しかし現状の不足、目指すべき高みを意識できる良著。

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    2011年02月02日
  • デッドライン ソフト開発を成功に導く101の法則

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    どうやったらプロジェクトが成功するのか?を小説仕立てで気持ちよく読ませてくれる本。人が多くてもプロジェクトは頓挫するとか、プレッシャーを与えても効率は上がらないとか、なかなか示唆に富んだ本。

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    2010年12月03日
  • アドレナリンジャンキー プロジェクトの現在と未来を映す86パターン

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    プロジェクト管理に役立つか?と言われると、そうでもない。が、読んでいて面白い。
    自分の状況と照らし合せると笑えない。

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    2010年11月17日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    定番図書のひとつ~
    プログラム主体の立場からすると、やらなければいけない事項
    というよりは、やって欲しい事項が記載されている。
    内容としては7年前といささか古いので、その後の進展が
    あるかもしれない、その点については他の人に譲る。

    むしろ巻末に付随している、ウィリアム・キングドン・クリフォードの
    「信念の倫理」の抜粋が、個人的にはこの本を読んでの最大の収穫だった。
    (暴論だが、この論文の理念を具象化した一つが本書・・・?)

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    2010年08月29日
  • パーフェクトソフトウエア テストにまつわる幻想

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    テストの具体的な技法ではなく、テストにまつわる人間の思考と対処法の本。
    あいかわらずの観察眼で色々な気づきを与えてくれる良い本なのですが、氏の他の本をある程度読んでいる人には不要かも。
    6,7割方、既に目にした内容とかぶるはず。

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    2010年08月17日