伊豆原弓のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
原著の初版が1971年、そして1998年に上梓された25周年記念版を 2011年に再邦訳したものを、さらに 2014年に読む、つまり40年以上前のもの。
正直、訳もこなれてない。最後の解説も蛇足だと思う。会社で新人君たちがこの本の読書会をやるというので自分も参加することにして読んだのだけど、彼らにはもっときつかっただろうと思うし、他の選択肢の方がよかった気がする。
得るものがないとは言わないし、40年前にこれが書かれている事実はすごいのだけど、いまとなっては全13章のうち個人的には第II部の3章(4〜6章)だけ読めばいいかな、、、って感じ。 -
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Posted by ブクログ
信頼する某SEの方からお薦めいただいた著書。プロジェクトマネジメントの要諦を小説仕立てにで教えてくれる。直観的にそうなんだろうなあというポイントがまとめられている。ただし、作り話であり、かつ、小説の中身もやや抽象的なため、実感がわきにくいのが残念。
・正しい管理の四つの本質
適切な人材を雇用する。
その人材を適所にあてはめる。
人びとの士気を保つ。
チームの結束を強め、維持する。
・変更は、あらゆるプロジェクトの成功のために必要不可欠である。
・人は安全だとわからないと変更を受け入れない。
・リスクを避けることは、それに伴う利益をも逃すことになるため、致命的である。
・管理者は心、腹 -
Posted by ブクログ
タイトルのセンスが抜群。ほれぼれ。
リスクがないプロジェクトには価値がない。
熊とワルツを踊らなきゃ。
で、私が結構勘違いしていたのが、これはシステム開発者の方向けの本だったのですね。
かといって全然身の回りに使えないわけではなく、むしろプロジェクト管理においての基本的なことを学べてなるほどなーと思いました。
自分の仕事に関連したプロジェクトのひとつに大規模なシステムの開発があって、私は直接関わったことはないもののとにかく様々なトラブルトラブルでスケジュールが遅れ、コンサルが入ってベンダーを叱りまくってお尻を叩いて叩いて幹部級まで呼びつけてとかまぁとにかくいろいろありました。
でも、こんなに -
Posted by ブクログ
ネタバレトラブルは、自分であれ他人であれ、システムであれ、概ね人間が原因になっていることが多い。
純粋に人間以外が原因とすれば、その対応が人間に問われる。
困った時に呼ばれるコンサルタントとして、トラブル解決にあたるための勇気と秘訣を16個の道具に例えて説明する。例えば、鏡、望遠鏡、魚眼レンズ、卵、酸素マスクなどなど。
・イエス、ノーのメダル ・・・ イエス、ノーをちゃんと言おう
・ハート ・・・ 心をこめて仕事をしよう
・ジャイロスコープ ・・・ バランス、調和を考えよう
知恵の箱
・「金言集」か何かを読んだり聞いたり覚えたりしても、他人の知恵の箱から簡単に知恵を取り込めるなどと思って -
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