伊豆原弓のレビュー一覧
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ネタバレ本書は、結果を出すためにはチームワークが必要であり、チームとして行動できない機能不全をどのように解決するかを説明した本である。
著者のパトリック・レンシオーニは、テーブルグループというコンサルティング会社の社長であり、過去に「意思決定の5つの誘惑」「なぜあなたのチームは力を出しきれないのか?」を上梓している。 本書はビジネスフィクション3部作の最新作となる。
アメリカのビジネス本では、よくあるスタイルのストーリー仕立てのビジネスフィクション形式で構成されているが、最終章には彼が提唱しているモデル(チームにおける5つの機能不全:Five dysfunctions of a team)を詳細に -
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チームワークを阻む5つの機能不全というテーマが終始明確で、かつストーリー仕立てで書かれていてとても読みやすい本です。
1番目に「信頼の欠如」が挙げられていますが、個人を信頼するという話の前に。弱みを見せても不利になったり利用されないと信じられることがチームにとっての「信頼」だと言っています。
自分の弱みを見せまいと、皆んなが「賢い振り」をして他人の顔色を伺っているような状態では良いチーム作りのスタートラインにも立てないことは自分の経験からも納得しました。
会議であえて馬鹿っぽい発言をすると他の人の意見を言いやすくなる、という経験はそういう事なのだと思いました。
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いいパターンとアンチパターンがまぜこぜになっているのに気づくまで、ちょっと混乱というか読みにくかったです。
読んでいる最中にtwitterに書いたのをまるっとコピー。
「 "いい本"だと思うけど、自分の耳に心地好いパターンだけにうなずいているだけと"役に立った本"にならない予感。86パターンの中には耳が痛いものがあるはずで、それについて考えないと。 自戒を込めて。」
で、読むだけだと「あー、あるある!」で終わっちゃいそうなんだけど、この本を使ってMorning Beeをやったらなかなか良かったです。というわけで、読んだ後に人と話すのがオススメ。
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2006年に一度読んだことがあるみたいだが記憶になかった。2016年に再読。プロジェクト管理をそこそこしてきた今だから納得できるし発見がある、読んでよかった。トムキンス、ラークサー、NNL、ベリンダ、無理矢理な導入と結末。
・正しい管理の本質、適切な人材を適所にあてはめ人々の士気を保ってチームの結束を強め維持する。
・リスクを管理することによってプロジェクトを管理せよ。
・プレッシャーをかけても思考は速くならない。
・管理者の怒りと侮辱は伝染する。
・管理者が部下を刺激するために侮辱を使うことは、部下ではなく管理者の能力不足のしるしである。
・入出力の完全なリストのない仕様書は、見込みなしであ -
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ネタバレ物語形式で展開される、とあるソフトウェア開発の物語。
さまざまな出来事により、プロジェクトマネジメントの要衝のおさえかた、実行の仕方、ものごとの進め方を学べる一冊でした。
読者がソフトウェア開発プロジェクトに関与しているなら、とても共感できる部分が多いと思います。
たとえば残業時間と生産性の話や、無駄な会議を減らす方法など。
また私自身、自分の経験をうまくあらわせなかったことが整理されていて役立ちました。特に設計段階は少人数で進め、製造で一気に人を投入するあたりは、うまくいったプロジェクトでも同じでした。頭を使うフェーズは、人が多すぎると「船頭多くして・・・」になりかねないと再認識です -
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先日、帰り支度をしてた私に部下のひとりから、この本読んだことあります? 研修プログラムの中で勧められて読んでみたんですが面白かったので、もし読んだことなければ如何ですか と声をかけられた。
渡された本のタイトルを見て、内心ドキドキする私に、いや、別にそう言う意味じゃ無いですよ(笑) と言う部下。
これって良い関係ですよね(^_^;)
で、中身に関してですが、ストーリー仕立(ビジネス・フィクションと呼ばれるらしい)になっていて、とても分かりやすいビジネス書でした。そしてとても参考になりました。どうやって実践してみようかな。書いてあることはとても簡単なんですが、実行はなかなか難しい‥ -
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・厳格な階層型で軍隊式の組織構造:アルファ型
・協調とチームワークを重視するオーケストラ式の組織構造:ベータ型
ピラミッドの上位に位置する少数の層だけが情報を握っていた時代から、IT技術によってひろく情報が行き渡り、一般の社員が知識を得ることができ自由に発言することが可能となりました。
このような時代は、従来のアルファ型リーダーシップよりもベータ型リーダーシップが求められる、というのが本書の主張です。
現実的には、アルファ型組織の構造を急に変えることは困難だし、組織や仕事の内容によってはアルファ型の方が適しているケースもあるかと思います。
しかし、各部門のリーダーがもっと個々人が自己実現で -
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ITエンジニアのゼロから始める英語勉強法 からのリファレンス。
ソフトウェア開発コンサルタントである著 者による、ディルバート的あるいはマー フィーの法則的に同コンサルタント業の遂 行上ぶつかるアレコレへの処世が展開され る一冊。
ソフトウェア開発というのは、納めるもの は媒体かもしれませんが、機能や品質につ いて「言葉」で定義していくため、往々に して「思てたんと違う」事態に発展しかね ません。 時計という機能のイメージを 「三針式経過表示装置」や、その他の表現 を用いて表現するような世界なのかもしれ ません。
そういう業種において鍛え抜かれた、本質 的な課題へのアプローチ方法がオムニ