伊豆原弓のレビュー一覧

  • あなたのチームは、機能してますか?

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    本書は、結果を出すためにはチームワークが必要であり、チームとして行動できない機能不全をどのように解決するかを説明した本である。
    著者のパトリック・レンシオーニは、テーブルグループというコンサルティング会社の社長であり、過去に「意思決定の5つの誘惑」「なぜあなたのチームは力を出しきれないのか?」を上梓している。 本書はビジネスフィクション3部作の最新作となる。

    アメリカのビジネス本では、よくあるスタイルのストーリー仕立てのビジネスフィクション形式で構成されているが、最終章には彼が提唱しているモデル(チームにおける5つの機能不全:Five dysfunctions of a team)を詳細に

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    2020年03月16日
  • あなたのチームは、機能してますか?

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    チームワークを阻む5つの機能不全というテーマが終始明確で、かつストーリー仕立てで書かれていてとても読みやすい本です。
    1番目に「信頼の欠如」が挙げられていますが、個人を信頼するという話の前に。弱みを見せても不利になったり利用されないと信じられることがチームにとっての「信頼」だと言っています。
    自分の弱みを見せまいと、皆んなが「賢い振り」をして他人の顔色を伺っているような状態では良いチーム作りのスタートラインにも立てないことは自分の経験からも納得しました。
    会議であえて馬鹿っぽい発言をすると他の人の意見を言いやすくなる、という経験はそういう事なのだと思いました。

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    2020年03月04日
  • あなたのチームは、機能してますか?

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    p94,
    「政治的とは、自分が本当にどう考えるかではなく、ほかの人にどう反応してほしいかによって、言葉や行動を選ぶことです。」
    THATS IT!

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    2019年08月26日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    リスク管理について書かれた本。
    私ぎ勉強になったと感じたのは、リスクの管理手順がより具体的に書かれているところである。
    中では、リスクの扱い方法として、回避、抑制、軽減、かわすの4要素があると記載されており、
    回避、リスクを伴う部分をやらないこと
    抑制、リスクが発生した時のために時間と資金を準備しておくこと
    軽減、リスクが発生する前に抑制コストを軽減する措置をとること
    受容、なにもしないこと
    とある。
    実際のプロジェクトだとどう扱うか、などと対比してみると、原則が理解できると思う。

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    2019年01月23日
  • アドレナリンジャンキー プロジェクトの現在と未来を映す86パターン

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    いいパターンとアンチパターンがまぜこぜになっているのに気づくまで、ちょっと混乱というか読みにくかったです。

    読んでいる最中にtwitterに書いたのをまるっとコピー。

    「 "いい本"だと思うけど、自分の耳に心地好いパターンだけにうなずいているだけと"役に立った本"にならない予感。86パターンの中には耳が痛いものがあるはずで、それについて考えないと。 自戒を込めて。」

    で、読むだけだと「あー、あるある!」で終わっちゃいそうなんだけど、この本を使ってMorning Beeをやったらなかなか良かったです。というわけで、読んだ後に人と話すのがオススメ。

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    2019年01月20日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    ソフトウエアのリスク管理について書いてある。TOCのゴールドラットとかぶっているところもあり、信頼できる。マネージャーならどうせリスクを背負わなきゃならないんだから、それを楽しみましょ。

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    2018年10月23日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    ソフトウェア開発におけるリスク管理について書かれた本。といってもソフトウェア開発に限らずいろいろなプロジェクトに適用できると思う。 リスクが発生しないように管理し、リスクが発生したときのためにどのように準備をしておき対処をするか、というのは実際にやってみると非常に難しいのだが、3部の「リスク管理の方法」が考え方や手法として参考となる。 何度か読んで実践することが大事だと痛感している。 本書を託していったTさんに幸あれ。

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    2018年10月07日
  • デッドライン ソフト開発を成功に導く101の法則

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    プロジェクト管理の勉強をしようと手にとった本ですが、思ったよりも小説寄りでエンターテイメントでした。プロジェクト管理にまつわる人間関係洞察は確かになと思いました。それ以外の技法についてはとくに学べませんが、読んでるうちに感情輸入してベロックにイラついてしまうくらい面白かったです。

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    2018年02月28日
  • パーフェクトソフトウエア テストにまつわる幻想

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    テスト技術者、開発者、マネジャーたち(つまり、われわれ)がいかなる理由でソフトウェアテストを台無しにしてしまうか、その思考過程や心理的要因が次々と提示される。「完全なテストは可能だ」という思い込みにはじまり、叱責を避けたい人間の防衛機制まで持ち出し、実例と共にわかりやすく「罠」解説する。ただしこのやり口は冗長と思う人がいるかもしれない。難解で美しくまとまった書籍を読みたい人には向かないが、読み物としては強くおすすめできる。

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    2018年01月05日
  • あなたのチームは、機能してますか?

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    ここに書かれているチームが実現できたら、驚嘆。現場というよりマネジメント視点で書かれていた印象だが、実際に現場メンバとしての自分の振る舞いを見つめなおすとしても良書。
    とはいえ、信頼の欠如、衝突への恐怖、責任感の不足、説明責任の回避、結果への無関心・・これら全てを実行できるマネージャーになれたら、どこでも通用するだろうな。

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    2016年10月11日
  • デッドライン ソフト開発を成功に導く101の法則

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    2006年に一度読んだことがあるみたいだが記憶になかった。2016年に再読。プロジェクト管理をそこそこしてきた今だから納得できるし発見がある、読んでよかった。トムキンス、ラークサー、NNL、ベリンダ、無理矢理な導入と結末。
    ・正しい管理の本質、適切な人材を適所にあてはめ人々の士気を保ってチームの結束を強め維持する。
    ・リスクを管理することによってプロジェクトを管理せよ。
    ・プレッシャーをかけても思考は速くならない。
    ・管理者の怒りと侮辱は伝染する。
    ・管理者が部下を刺激するために侮辱を使うことは、部下ではなく管理者の能力不足のしるしである。
    ・入出力の完全なリストのない仕様書は、見込みなしであ

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    2016年05月07日
  • あなたのチームは、機能してますか?

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    5つの機能不全のモデルはとても参考になる。巻末のまとめで現実の問題と照らし合わせて理解しやすい。
    ただ、本文のストーリーはちょっと…そう簡単には上手くいかないというリアリティはあるけど、解決はそれでよかったのか?と疑問が残る。

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    2017年02月02日
  • あなたのチームは、機能してますか?

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    良いチームビルディングとはどのようなものか架空のチームをストーリー仕立てに記載し、示した本。私はマネジメント側ではないが、上司はこのように考えチームマネジメントをしているのか、チームメンバーもこのようにチームビルディングをしようとしているのだろうと非常に勉強になった。それを理解する助けとなったので、自分がチームの一員としてどのように振る舞えばいいのか考える良いきっかけになったのではないかと思う。

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    2016年02月28日
  • デッドライン ソフト開発を成功に導く101の法則

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    物語形式で展開される、とあるソフトウェア開発の物語。

    さまざまな出来事により、プロジェクトマネジメントの要衝のおさえかた、実行の仕方、ものごとの進め方を学べる一冊でした。

    読者がソフトウェア開発プロジェクトに関与しているなら、とても共感できる部分が多いと思います。

    たとえば残業時間と生産性の話や、無駄な会議を減らす方法など。

    また私自身、自分の経験をうまくあらわせなかったことが整理されていて役立ちました。特に設計段階は少人数で進め、製造で一気に人を投入するあたりは、うまくいったプロジェクトでも同じでした。頭を使うフェーズは、人が多すぎると「船頭多くして・・・」になりかねないと再認識です

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    2016年01月29日
  • デッドライン ソフト開発を成功に導く101の法則

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    物語とともに教訓を得られるため、非常に分かりやすかった。
    気づきのあった言葉をいくつか。
    「日常のリスクに注意せよ」
    日常のリスクに気づくために、KPT法を使うのは、非常に有用ですね、やっぱり。
    「変更はあらゆるプロジェクトの成功のために必要不可欠である」
    改善、改善ですね!
    「入出力の完全なリストのない仕様書は、見込みなしである」
    これ、妥協しないように気をつけないと。

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    2016年01月02日
  • あなたのチームは、機能してますか?

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    先日、帰り支度をしてた私に部下のひとりから、この本読んだことあります? 研修プログラムの中で勧められて読んでみたんですが面白かったので、もし読んだことなければ如何ですか と声をかけられた。

    渡された本のタイトルを見て、内心ドキドキする私に、いや、別にそう言う意味じゃ無いですよ(笑) と言う部下。

    これって良い関係ですよね(^_^;)

    で、中身に関してですが、ストーリー仕立(ビジネス・フィクションと呼ばれるらしい)になっていて、とても分かりやすいビジネス書でした。そしてとても参考になりました。どうやって実践してみようかな。書いてあることはとても簡単なんですが、実行はなかなか難しい‥

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    2015年09月05日
  • 現場力を引き出すリーダーの条件 「オーケストラ」型マネジメント

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    ・厳格な階層型で軍隊式の組織構造:アルファ型
    ・協調とチームワークを重視するオーケストラ式の組織構造:ベータ型

    ピラミッドの上位に位置する少数の層だけが情報を握っていた時代から、IT技術によってひろく情報が行き渡り、一般の社員が知識を得ることができ自由に発言することが可能となりました。
    このような時代は、従来のアルファ型リーダーシップよりもベータ型リーダーシップが求められる、というのが本書の主張です。

    現実的には、アルファ型組織の構造を急に変えることは困難だし、組織や仕事の内容によってはアルファ型の方が適しているケースもあるかと思います。
    しかし、各部門のリーダーがもっと個々人が自己実現で

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    2015年02月11日
  • コンサルタントの道具箱 勇気と自信がもてる16の秘密

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    ITエンジニアのゼロから始める英語勉強法 からのリファレンス。

    ソフトウェア開発コンサルタントである著 者による、ディルバート的あるいはマー フィーの法則的に同コンサルタント業の遂 行上ぶつかるアレコレへの処世が展開され る一冊。

    ソフトウェア開発というのは、納めるもの は媒体かもしれませんが、機能や品質につ いて「言葉」で定義していくため、往々に して「思てたんと違う」事態に発展しかね ません。 時計という機能のイメージを 「三針式経過表示装置」や、その他の表現 を用いて表現するような世界なのかもしれ ません。

    そういう業種において鍛え抜かれた、本質 的な課題へのアプローチ方法がオムニ

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    2014年05月12日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    ☆4
    本編よりも、付録A「信念の倫理」に強く共感したよ!私が科学好きなのも、知ることが楽しいのも、全てここに繋がってた。
    世代を重ねて蓄積された人類の財産にアクセスしながら、これからも責任をもって、注意深く私の信念を言葉にしていきたいと思ったよ。
    リスク管理は、もっと大きな仕事を扱うようになったら徐々にこの本から取り入れていけばいいかな、と思った。
    読み物としても、飽きずに面白く読めたよ。

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    2014年03月07日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    前半は抽象的で啓蒙的な内容。ソフトウェア開発に限らず様々なプロジェクト管理に適用できる「考え方」が記述されている。
    後半は実践的な内容となり、リスク管理が業務に組み込まれている環境でなければ取っ付きにくい。

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    2014年01月04日