深遊のレビュー一覧

  • 鋼殻のレギオス12 ブラック・アラベスク

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    アルシェイラ女王はもっとレイフォンに説明をするべきだと思う。簡単には説明するわけにはいかないというのもあるのだろうが、自分勝手に解釈している部分も絶対にある。天剣授受者であったといってもレイフォンは私よりも年下だ。しかも目的のためには自分が汚れるのを全く厭わないという真っすぐで厄介な性格をしている。リーリン自身が望んでいるとはいえ、納得させるよう少しは行動すべきだと思う。
    ちょっと真面目に考えてしまう内容だった。

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    2010年01月25日
  • 鋼殻のレギオス11 インパクト・ガールズ

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    「自身の恋愛より他人の恋愛の方が万倍面白い」が持論の私にとって、11巻のレイフォンを取り巻く恋愛事情は終始笑っていられるものだった。いつもの三人組と自然に接し、リーリンと仲良く笑い合い、小隊でフェリやニーナに振り回される・・・常人からしたら羨ましいことこの上ないだろう。しかもその6人中4人がレイフォンに恋心を抱いているのに、当の本人はそれに気づいていないというのがまた私のツボに入った。こういうものを読んでいると、なおさら自分の恋愛より人の恋愛を見ていたいと思えてしまう。

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    2010年01月25日
  • 鋼殻のレギオス10 コンプレックス・デイズ

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    レギオスの世界にもチョコレート会社の陰謀があるのかとか、たしかバレンタインって現実の人物名じゃなかったかとか、時系列でみればディックは初登場? グレンダンが先だっけ? とか、色々考えたが、シャンテがマタタビを与えられた猫のように化しているのは、笑いを通り越して思わず和んでしまった。そのあと姿が大きく変わったのは予想外だったが・・・。
    猫好きにはたまらないシチュエーションと描写だった。←

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    2010年01月25日
  • 鋼殻のレギオス9 ブルー・マズルカ

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    レイフォンは本当は刀を使いたいのだろうというのは1~8巻まで読んでいて薄々感じていた。幼い頃から恩人に習い、必死な思いで修得したモノを使いたいと思うのは人間の心理だ。なかにはその技、もしくは流派にトラウマができ、二度とその技を使いたくないというのとは違い、レイフォンは養父のデルクやサイハーデンの流派が好きだからこそ、間違った道に進む自分がそれを使うことは自分が許さない。打ち込めるものが無い私に実感はないが、理屈としてはよくわかる。もし私にもレイフォンにとっての仲間のような大切なものがあり、そしてみなが苦しい思いをしていたら、同じようなことをしていたかもしれない。

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    2010年01月25日
  • 鋼殻のレギオス8 ミキシング・ノート

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    以前雑誌の方で掲載された短編+書き下ろし短編を集めたものなので、時系列がバラバラで若干わかりにくかった。だが、リーリンにレイフォンの周りの女性陣のことを話しているという形で書かれているので、レイフォンの鈍感さを楽しむという面ではかなり面白かった。
    とくに私が気に入ったのは、ニーナのフェレット嫌いを書いたものだ。ただ苦手なだけならともかく、苦手だという話からニーナの暴走に繋がり、さらにリヴァースの技である「金剛剄」の習得につながる(そしてそのためにレイフォンが苦労をする)というハチャメチャな流れに笑った。

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    2010年01月25日
  • 鋼殻のレギオス

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    意外とこう言うファンタジーは読んだ事が無かったので衝撃が大!!
    レイとん最強伝説の幕開けの1巻は正直、なぜ周りがレイとんのやった事に過剰反応するのか理解出来ませんでした。
    巻を経る毎に、この世界の武芸者の重要性が分り少し“だけ”納得……子供がやった事なんだから許してやれよ…大人…(笑)
    レギオスと呼ばれる移動都市や学園都市などの発想は面白く平たく言えばハ〇ルの動く城を連想していただければ分りやすいかと…。
    主人公が最初から強いのはマジ新鮮!!

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    2010年01月15日
  • 鋼殻のレギオス7 ホワイト・オペラ

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    私はハイアのように捨てられることなく育てられた。人から見ればそれは普通のことだし、ハイアのような捨て子から見れば幸福なことなのだろう。しかし私は幼い頃から家が、親が嫌いである。人から見れば贅沢な悩みかもしれないが、父親が仕事すら面倒くさがり、母親は自身の価値観を子や夫に押し付けていた。私が高校三年生になってすぐ離婚したが、逆によくそれまで保ったなと言いたくなるほど、険悪な場面が多々あった。それを17年も見ていたら、誰でもそこにいたくなくなる。
    ハイアが心休まる「帰るべき場所」を求める気持ちはわかるが、過去の経験上、家が心休まる場所というのは共感できない。

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    2010年01月06日
  • 鋼殻のレギオス(2)

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    原作のイラストを書いていらっしゃる深遊さんによる漫画です
    主人公が この漫画ではニーナになっています
    本編ではなく ニーナの学園での日常が描かれています
    本編では見られない格好良いニーナの壊れっぷりが見られて本当におもいろいです!

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    2009年12月13日
  • 鋼殻のレギオス6 レッド・ノクターン

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    誰かを目指し、誰かの後を追いかけるのは決して悪いことではない。しかし、自分の行く先や進みたい、進むべき道が見つからないからといって、頼れる人の背を追うことしかしないのは、ただの思考の怠慢であるようにも感じられる。
    人のほとんどの行動には理由がある。「孤独が嫌だから人と接する」「クビになりたくない」もしくは「今の職が好きだから仕事に励む」など、行動理由は無数にある。暇つぶしにすら「退屈な時間を無駄に消費するのが嫌だから」などの理由が存在する。レイフォンが闇試合に出ていたのも「園のためのお金を稼ぐため」という理由があった。しかし、レイフォンがニーナの背について行くのにははっきりとした理由が無い。そ

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    2009年11月27日
  • 鋼殻のレギオス5 エモーショナル・ハウル

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    大きさ・時間などに関係なく、罪は罪である。レイフォンがまだヴォルフシュテインと名乗っていた時代、つまり天剣授受者であった頃、レイフォンは槍殻都市グレンダンの武芸者たちの頂点12人の1人でありながら、闇試合に出場し、その名を汚した。現実に同じような事件があっても、例えば実力をたくさんの様々な人間に認められたある格闘家が、命と金を賭ける闇試合に出ていたとして、それが明るみに出れば同じように格闘技を汚したと評価されるだろう。そう考えてもやはり、レイフォンがしたことはまぎれもない罪だ。
    しかし作中でナルキが言っていたように、レイフォンの罪はたしかに罪だが、すでに裁かれた罪だ。いつまでも自分で自分を戒め

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    2009年11月27日
  • 鋼殻のレギオス3 センチメンタル・ヴォイス

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    3巻は舞台がツェルニになったり、グレンダンになったり結構めまぐるしい気もしますが、レイフォンの過去がかなりはっきりしてきました。最初のほうのレイフォンの武芸への苦悩がわかりづらかったですが、ここでようやく何に悩んでいたのかがはっきりしました。そういう点で面白く読めました。

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    2009年11月12日
  • 鋼殻のレギオス4 コンフィデンシャル・コール

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    レギオスの4巻です。シャーニッドの過去がここでようやく判明しました。いつもの飄々とした性格とは裏腹に、かなり大きなものを背負っていたようです。また、廃貴族についても結構わかってきました。あとはレイフォンvsハイアはこの巻の1番の注目点だと思います。

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    2009年11月12日
  • 鋼殻のレギオス2 サイレント・トーク

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    鋼殻のレギオスの第2巻です。
    この巻は小隊間のきずなを描いた巻でした。
    とりあえずレイフォンがフェリとニーナにフラグを立てました(笑)
    この本はバトル+学園+ハーレムなんだなと改めて思いました。
    でも、メインのバトルシーンはかなりの興奮を覚えました。もっと戦闘シーンが多いほうが良かったかもしれませんが、学園内のストーリーが多いのも自分的にはありでした。
    次巻も期待が持てますね。

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    2009年11月12日
  • 鋼殻のレギオス

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    この本は自分にとって実際に買った初めてのラノベ作品です。
    この作品のアニメを見て購入が決定しました。
    内容は、典型的な剣と魔法と学園ものでした。自分はそういう形式が大好きだったので、とても面白く感じました。
    主人公のレイフォンがチートすぎる感もありましたが、それもこの作品のいいところなんだと考えたので、問題はありませんでした。
    主人公がチートすぎるのは今に始まったことじゃないですしね(笑)

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    2009年11月12日
  • 鋼殻のレギオス

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    久々にまともに長編ファンタジー読んだ(きがする)

    主人公の成長がとてつもなくたのしみ
    まだまだつづいてほしいなあとか

    短編は短編でほのぼのしてたりするのがいい

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    2009年10月10日
  • 鋼殻のレギオス

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    今更ながらに読みました。なるほどこれは面白い。ある意味王道。ウケる設定がぎっちり詰め込まれている割には軽く読めました。あらすじからはもっと「濃い」気がしたので二の足踏んでたんですが。
    長いシリーズの1冊目と云うことで。2巻に手を出そうと言う気が起きるかどうかという点では○。なので★5。
    個人的にはシャーニッド押しで。ハーレイ・ナツキあたりピンで。今12冊…?期待してます。

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    2009年10月04日
  • 円環少女 9公館陥落

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    これまで悩みに悩み続けていた仁がついにある一つの結論に辿り着く。また、新しい世代に公館を任せようと古い世代の自らの生に決着を付けようとした東郷。円環世界での罪について触れられてはいないが少しずつその謎の輪郭が現れ出したメイゼル、鬼火衆の刻印魔道師たち。核を利用して戦争を企てようとした九位。それぞれの様々な欲が絡み合っていた本作。
    読み終わった今となっては説明することはできないが、読んでいる最中はその思惑の深さに驚き、闘う彼ら彼女らの姿に何度も背中を押されるような強い意志を感じられた。
    そうなのだ。この作品は溢れんばかりの意志が詰め込まれている。矛盾してたって、倒錯してたって、変態チックだろうと

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    2009年10月04日
  • 鋼殻のレギオス(1)

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    深遊さまのまんが。
    コミカライズのレギオスです!わほーい!
    もう一冊漫画版がありますが、こちらは挿絵の深遊さまが描かれてます。
    文庫を読んで、世界観を理解してから読むのがおすすめ。

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    2009年10月04日
  • 鋼殻のレギオス

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    深遊さまの絵がだいすきです。
    制服ギザモエス(^ω^)
    話は学園モノ!
    アクションシーンはスピード感あってかっこいいです。
    だらだら進まないので、読みやすいです。

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    2009年10月04日
  • 円環少女 1バベル再臨

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    絶対的じゃない魔法と、もがいても生きていく人々の中でもメイゼルが鮮烈なまでに眩しいです。
    彼女達の平凡な日々が待ち遠しい。
    面白い。

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    2009年10月04日