山崎まゆみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
面白かった。
昭和を彩る、多士済々の著名人が、オフの場で垣間見せる様子は、ファンならずとも興味深い。その一方で、オフでも素顔を見せなかった美空ひばりの存在なども際立つ。
また、どの温泉宿も、訪れてみたいという気にさせる。
ただ、このあとがきは、「?」となった。
「本書のテーマは「昭和」という時代を温泉地や宿という場所から描くことだ。
なぜなら、湯宿は時代を顕著に表す場所だから。」
時代を顕著に表す場所なのか? いや、むしろ不変の存在感、悠久の自然の一部といっていい場所ではなかろうか? そんな場所だから、表の顔を売りにしたスターたちが、社会的立場やガードを下して、素のままの自分に戻れたのだろう。
時代を顕著に表すのは、そのスターや作家、芸術家たちそのものだ。「昭和」という時代は描かれていたとは思うが、最後の一文に、ちょっと、ひっかかってしまった。
でも、単なる旅行ガイド、温泉ガイドを超えた楽しみの詰まった一冊だった。
「夢千代日記」の撮影場所となった湯村温泉「朝野家」、名曲「天城越え」が生まれた天城湯ヶ島温泉「白壁」、岡本太郎が好んだ吉奈温泉「さか屋」などなど、行ってみたいなと思わせる宿が盛りだくさん。 -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
混浴と聞けば日本各地はもちろん、アジア、アフリカ、南米まで世界中の温泉地を求めて回る…そんな女性温泉ライターがその醍醐味を紹介する。
豊富な体験談、裸のコミュニケーション論、神話に残る温泉発見伝説や興隆を極めた江戸の銭湯事情など―。
明治期まで日本人にとって当たり前だった混浴。
そこは何より鬱陶しい日常から解放される場であり、人との関わりを学ぶ場であったのだ。
失われし風習を今一度。
[ 目次 ]
第1章 そこは恋が始まる場
第2章 主導権を握るのは、やっぱり女性
第3章 失われた原風景を求めて
第4章 良質な湯と豊富な量、そこは理想の温泉郷
第5章 混浴に学ぶ人としての作法
第6章 混浴というセラピー
混浴温泉ベスト50リスト
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]