山崎まゆみのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
こういう本が読みたかった♡♡
「少しのことにも、先達(せんだち)はあらまほしき事なり。」
(兼好法師、よう言うてくれはった!)
ガイドブックなどのヴィジュアル資料と併せ読みすると最高です!♡
雑誌『旅の手帖』もオススメです♡
〔作品紹介・あらすじ〕
「今週末、どこの温泉行こう!?」
誰にも邪魔されない自由な時間を存分に楽しむ――。
気の向くままに訪れた温泉でほっこり癒され、土地のおいしいものを堪能し、地元の人々と交流する「ひとり温泉」のブームが本格化。各温泉地の旅館ではひとり旅用の客室設置が広がり、旅行会社のひとり旅専用プランも人気を集めています。
そんなブームが来る前から、日本国内を中心にアメリカ・オーストリア他世界33か国、計1000か所以上の温泉を訪れ、その湯を堪能し、ラジオ・雑誌などメディアでの特集や観光事業のアドバイスするなど活躍中の著者・山崎まゆみさんは、ひとり温泉を「至福以外の何ものでもない」と明言。
本書では、毎日忙しい人にこそ訪れてほしい温泉地、ワンエンドオンリーな個性と「おいしい」を兼ね備えた温泉宿を多数紹介しています。今すぐ出かけたくなる「いつでも、ひとり温泉大歓迎の宿」、「絶対外さない宿選びのコツ」といった、著者自身が20年以上の経験から見出した旅のノウハウ、理想とする珠玉の朝ごはん、地域ごとのおいしいお土産などを惜しみなく伝授。
ひとり温泉へ「すぐ行きたい」方はもちろん、「いつか行きたい」方々が読んでも楽しい、「おいしい旅」へといざなう魅惑のエッセイ。ストレスフルで忙しい日々を送る全ての方へ贈る1冊。
<著者プロフィール>
山崎まゆみ(やまざき・まゆみ)
温泉エッセイスト・跡見学園女子大学兼任講師(観光温泉学・観光取材学)
新潟県長岡市出身。世界中の温泉を巡り、「温泉での幸せな一期一会」をテーマにテレビやラジオ、雑誌、新聞などでレポートをしている。内閣府「クールジャパン・アカデミアフォーラム」、内閣官房東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部事務局「ユニバーサルデザイン2020関係府省等連絡会議 街づくり分科会」「ユニバーサルデザイン2020評価会議」や観光庁や地方自治体の観光政策会議に有識者として多数参画。
著作に『宿帳が語る昭和1_0_0_年 温泉で素顔を見せたあの人』(潮出版社)、『さあ、バリアフリー温泉に出かけよう!』、文庫『温泉ごはん』『ひとり温泉 おいしいごはん』(小社刊)など多数。NHKラジオ深夜便に出演中。 -
Posted by ブクログ
前半はひとり旅における持ち物やアドバイス、後半は紀行と言った構成です。
著者様は女性ですから、女性のひとり旅での注意点やコツなんかも記載していますが、これは老若男女すべてに当てはまって参考になるひとり旅の教科書ですね
もう頷き過ぎて赤ベコになりそうですw
それにしても紹介された温泉やお宿…行ってみたくなりますね…旅欲が
ここに紹介されてると言うことはおひとり様歓迎のお宿ですからひとり旅をする身としてはホントに参考になるんですよね
ひとり旅がブームですが、温泉旅館はまだ2人以上からって所も多いですし…
そんな今でもひとり旅好きの参考書と言っても過言では無いと思います
ところであとがきに書いてあったひとり温泉と読書との親和性はホントその通りだと思います
ひとり温泉だけでなくひとり旅は読書との相性がホントに抜群だと思います -
Posted by ブクログ
著者の本は2冊目。『宿帳が語る昭和100年 温泉で素顔を見せたあの人』を読んだのが去年の夏。
今年(2025)は、戦後80年ということで、本書を終戦の日(8/15)に読めてよかった。
新潟に3年弱暮らしたことがあり、長岡や片貝の大玉花火のことはよく知っている。新潟市内や、阿賀野川河畔で上がる花火も負けず盛大だった。
本書は、長岡の花火師嘉瀬誠次の半生を追いつつ、彼の産み出す花火と、先の大戦、そして戦没者に思いを馳せる好著となっている。
シベリア抑留、ハバロフスクでの「白菊」打ち上げのエピソードなど、自分が過ごした90年代の極東ロシアの思い出とも重なり感慨深い。
長岡という土地が、太平洋戦争に不思議なゆかりのある土地ということも解いてゆく。
「長岡の人が真珠湾に持ち込んだ「火」は、一方で攻撃のためであり、もう一方では、その攻撃のために犠牲になった人の霊を鎮めるための「火」であった。」
この文章の意味を噛み締める、静かな時間を今年の終戦の日を迎えられたのは幸いだった。
日本の花火文化は、今や、広く世界に知れ渡っている。
ただ、今は、派手さや勢いが重んじられているのだろう。嘉瀬誠次が大切にした余韻、なにより鎮魂の思いは微塵も感じさせない。
嘉瀬の思いが伝わっているだろう長岡の花火で、「大きく、しんなり」を改めて体験したいものだ。