華藤えれなのレビュー一覧
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ネタバレ西洋風ファンタジー+オメガバース。
まるで童話みたいなお話、でも甘いだけじゃなくて、暗いところもあり。
王の妾腹の子で第2王子のシダはオメガ。王の後妻である魔女の呪いを受けた兄を助けるために、聖なる森で糸を紡いでいる。そこで出会った隣国の皇太子でアルファのレオニードと恋に落ちる。オメガバースなので、まだお互いの身分もなにもわからないまま発情して、番になってしまう。
敵対する国の王子同士、魔女の追手、兄の呪い、そして密かに生まれた子供へも呪いがかかっていて・・・、困難盛沢山ですが、ゆるぎない二人の愛で乗り越えていきます。結婚後のシダがわりと活発で、そっちのほうが好きだったかも。 -
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繊細でカッコいい絵
絵がきれいなので購入したのですが、まさかストーリー性も充実しています。カッコいいキャラクター、綺麗な島と海、沈んだ神殿など、映画化になれば最高ですね。
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購入済み
優しい王子様
強くないけど、愛情深く優しい王子様が
素敵でした。
BLだとちょっと珍しい設定ですが
それはそれで良かったです
心のキレイな二人の
物語は癒やされました。
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Posted by ブクログ
ネタバレ和風ファンタジー
子爵の跡取り息子×稲荷の神様のお使い狐
長いこと積んでいました。早く読めばよかった。とてもよかったこの本。
お使い狐の小夏が純粋無垢でめっちゃ可愛くて震える。残り1年程度の寿命をかけて、大好きな人やその家族を助けようとする。ほんとにイイコだ~。それにしても攻めの父親がゲスすぎるな。その反面、攻めの倫仁は正しくお育ちになられて・・・。
後半倫仁が小夏の正体に気づくきっかけを母親が与えたり(さすが巫女)、烽火の呪いを解くためのやり取りなど、詰め込んで一気に終わらせた感ありますが、ハピエンで大満足。
烽火にも幸せになってほしいですねぇ。
最後まで読むと、タイトルの「ぴくぴく -
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切なくて甘い
もう本当にメロドラマ。
いじめ抜かれた主人公に、王子様が現れて、
でも、相手のためを思って身を引く。
それなのに、お腹には赤ちゃんが…
もう切ないし、甘いしキュンキュンして大変。
ジュリアンが可愛かった。
優杏を守る場面では、泣いちゃいます。 -
購入済み
ちょっとかっこ悪い攻め
毎度ながら安定の不憫受け
いつも完璧な攻めのパターンが
多いですが 今回は少しかっこ悪い攻め。
でも、そこが憎みきれなくて良かったです。
ジュジュのやんちゃぶりも可愛かったです。 -
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フィギュアスケート大好きなので
美しいフィギュアスケートに打ち込む男の子達の物語です。ああ、楽しかった!幼少期よりフィギュアスケートが大好きですが、永遠のにわかファンとでもいいますか、あまり選手個人の事や、ジャンプの見分け方には詳しくありません。
ただ、選手達の情熱や、怪我のために一線から退かざるを得なくなった選手達の姿は知っています。
リアルではゲイが怖くてフィギュアスケート、クラッシックバレエ、洋楽を楽しめるか!という感じですね。フィギュアスケートにゲイは珍しくありません、ええ。
でもやはり創作のBLは大歓迎ですよ。カワイイ二人でした!楽しかったです。夢のような二人のタンゴ!素晴らしい!
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しょっぱいと甘いは最高の組合せ
さすが華藤えれなさん。北の国のモフモフも最高ですが、オメガバース昼メロも堪らんです。ほんと徹底的に昼メロ展開でニヤけながら読みましたよ。グッと泣かせる健気なラブストーリーで2人とも大真面目なのに、キースの言動に見え隠れするかわいい綻びが後の姿を想像させて楽しかったですわ♡ ごちそうさまでした。
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購入済み
何度もせつない気持ちになる
キャラセレクションで連載中で先が気になっていたので
即買いでした。
主人公の水凪の境遇に何度もいたたまれなくなります。
思っていたよりストーリーにアップダウンがあるせいか
読み応えがあって良かったです。
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ネタバレ 購入済み
美しいイラストと美しい物語
毎回このシリーズが楽しみです。今回の舞台はロシアのサンクトペテルブルク。別の雪豹の一族も世界にいるらしいと作中にあったので、そういう事なのでしょうね。
あの美しい街を想像しながら読み進めるのは、美しいyoco先生のイラストも相まって最高でした。華藤先生は取材で彼の地に行かれたそうで、なるほど通りでという感じです。ただ、ちょっとパターン化してきたか…?孤独で一途なちょいヘタレ攻めと純粋で不憫で健気な受け。あと呪い。それでも不思議な物語にのめりこむには充分だし、というか私がこのパターン好物なのかも?もふもふ大好き。 -
Posted by ブクログ
ネタバレとても読み応えのある作品でした。
フィギュアスケートという私たちには身近でありながらも、実は「憧れ」でしかない華麗なスポーツ界の裏側と現実を見事に描かれていた作品だと思います。
読みながら、これを書いた人は絶対に自分にもスケート経験がないとここまでは描けないはず、、、と思いました。「あとがき」を読んで、その勘が外れていなかったことを知り、納得です。
小説というのは読者がそれを読むことにより、実際に作品世界を体感するような―臨場感、匂いや空気といったものまで細部にわたって表現できたものが優れた作品だという話を聞いたことがあります。
まさに、この小説は、そういう意味で真に迫っており、読み手をもスケ -
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銀狼の婚淫
藤藤先生の物語は大好きですべて読んでます。
今回も切なくてドキドキして最後はhappyendで良かったです。
受けの愛生が攻のルドルフの嘘に悩みますがその嘘の裏にある本当の気持ちに徐々に気付いてルドルフの呪いも解けて本当に良かった