華藤えれなのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ普段はキャラ文はほとんど読まないが、今は卒業したBLで数少ない好きな作家の一人である華藤えれな先生の非BLの新作ということで待ってましたとばかりに読んだ。
華藤先生の作品に通じているのは読んでいる時に五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)をフルに働かされるということ。本作でもそれはいかんなく発揮されている。そして読み手も登場人物と同様に感じながら話に溶け込んでいく。
主人公の朱那は鬼の郷で育つも極めて論理的思考の持ち主であり、根拠のないものに惑わされない。すぐに噂や妄想に惑わされる民衆が全く効果のない権威的なものに縋るのは今の世の中にも通じることである。物事の本質を見極めて行動をする朱那は今 -
購入済み
壮大な物語
異世界ものとも違う気がする
小さな島を護る
三歳の紫生と出会い、愛し愛される喜びを知る
どんなに辛い毎日でも、前向きに生きようとする紫生に号泣です
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購入済み
ちびっこが可愛い
壮大なストーリー
奴隷にされ、家族を無くし、剣士になってファラオの夫になり二人の子供も出来る
家族への愛がいっぱい
ちびっこが可愛いし
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ベルリンの壁崩壊前夜のソ連が舞台の物語。KGBにスパイ容疑で拘束監禁尋問暴行凌辱される受けくんと、それをする攻めくん。容易にストックホルム症候群とかリマ症候群とかの発想が出てしまうのですが、なかなかどうして受けくんが墜ちないです。攻めくんは自覚が無かっただけで割とすぐに陥落していたように思います。
えちは多いです。もう少し微に入り細を穿つくらいの濃厚さも欲しいと思いましたが、今から20年程前の作品だとこのくらいの濃さかもしれません。 -
Posted by ブクログ
【私は玲くんの生がなにより愛しいし、玲くんの未来がなによりも大切だから(アルベール )】
エロス度★
アルベールと玲が紡ぐ恋物語♡
呪いで絵画に囚われた過去の王子様。
彼の呪いを解くのに必要なのは真実の愛。
天涯孤独な玲が体験するオカルティックでメルヘンな恋模様。
アルベールと生活を共にする中で玲に芽生えていく恋心やアルベールも玲に惹かれていき、真実の愛を見つけるのがロマンチックで素敵でした。
アルベールも玲も背景がしんどかったり、とある理由から体を繋げることはできないけれど、玲を溺愛するアルベールの甘々さや玲が覚える初めての嫉妬心・・・2人の愛が魔女の呪いに打ち勝てるのかハラハラし -
Posted by ブクログ
8歳の時誘拐された旭飛には助けてくれた男、カミーユがいた。
その後病に侵され病院のベットで長年過ごし生きる意味が分からなくなっていた時にテレビでカミーユを見かける。
カミーユにかけてもらった言葉を思い出し彼に会いたいと再発の恐れを抱えながら退院後探しに出、再会するが…。
「光」のもたらす未来の世界というものをとても素晴らしく感じる作品でした。
旭飛がとにかく純粋で真っ直ぐに生きていてカミーユが闇の世界に堕ちているのを救いたいと願い、でもカミーユは共にいると旭飛も堕ちてしまうからと拒絶して切なくなりました。
でもそこで旭飛の1度自分も堕ちてそこからカミーユと共に上へと上がるという決意が凄いと -
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暑苦しいほどの
猛暑に読むと暑さ倍増するような、情景が見えそうなお話でした。愛と憎しみは紙一重という言葉がぴったり。スペインも闘牛も疎い人間ですが没頭して読めます。
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幸せな記憶
辛いこともあったけど、笑顔を絶やさないようにしている主人公が健気!
ちょっと危ない目に遭いそうになるけど、助けてもらって良かった。 -
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まさかの再会
好きな人と再会出来たけど、会っていた頃の自分は違う名前を名乗っていたから、敵視されてるの可哀想。
子どもが守ってくれて良かった。 -
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気になる終わり方!
双子のΩの片割れの子を押し付けられてしまった主人公が、これからどうやって子育てしていくのか心配。
絶対波乱起きるでしょ。